ビジネスにおける攻めと守りの心理とは?
今回は開業して以来大事にしていることを書いてみたいと想います。
皆さんも、自分のビジネスを持つに当たって、自分としてのポリシーや軸というのものを持っていることと想います。
お客様が先に得をすること、お客様をハッピーにすること、あるいはリピートを起こすための戦略、AIDMAに基づく販売の仕方などなど、方針というものから具体的なものまで幅広く大事にされていることはあると想います。
その中で自分が大事にしているのは、「ミスをしないこと」です。
・・・(・-・)・・・ん?
そんなの当たり前やんと想った方、その通りです。
ですが、自分は起業してかなり経つまでそんな基本的なことが分からなかったのです。
従業員の時には、かなりの活動量をこなしていましたので、「なぜこの上司は自分のことを評価してくれないのか?」と考えがちでした。
ですが、今考えると当たり前。
コツコツ小さな成功を重ねる裏で、同じくらい失敗もあったからです。
実は従業員の時に、FXと海外投資を始めました。
そのときに一番最初に学わったことが、「一番大事なのは再起不能にならないこと。そのためには大きな失敗をしないこと」でした。
そうです。
「ミスをしないこと」は従業員、投資、そして起業と全てにおいて共通する忘れてはいけない大事なことだったのです。
起業してコンセプトさえ正しければコツコツやればいつかはホームランが出る可能性がありますが、そのホームランが出る前に、大きな負債を抱えてしまえば、もうそこでしばらくは再起出来ません。
「ビジネスは小さく初めて、ゆっくりに感じるくらいのスピードで大きくする」というのはこのことかと思い当たった次第です。
そのために保険としての細かな戦術が何通りも必要なんだと想います。
言い換えるならば、ホームランを出すことが攻めとするならば、大きく失敗しないことは守りと言えるのではないでしょうか?
攻守共にバランスの取れた名プレーヤーでありたいものですね♪
心と身体の密接な関係
今回は心と身体の関係を示す研究を紹介します。
初対面の相手に好感を持ってもらうためには、
温かいものを飲みながら話をするのが
効果的だということが、
最新の研究により明らかになった。
今回の実験では、
温かいコーヒーを数秒間手に持った人の方が、
冷たいコーヒーを持った人よりも、
相手に対して好印象を持つ度合いが高かった。
また別の実験では、
治療用の温熱パッドを短時間手に当てた人の方が、
冷却パックを手に当てた人に比べ、
その後で自分の欲しいものよりも
友人への贈り物を選ぶ
傾向が強いという結果が得られた。
コロラド大学ボルダー校で
マーケティング論の教授職にある
ローレンス・ウィリアムズ氏は、
このような実験結果から、
人は体が温まると無意識のうちに他者への振る舞いが
友好的になるのではないかと考えている。
同氏は「体の世界と心の世界の間には
重要なつながりがある」と話す。
ペンシルベニア大学のマーケティング論の
准教授ジョナ・バーガー氏によると、今回の研究結果は、
人間の振る舞いが無意識のうちに環境の影響を受けている
という説を裏付けるものだという。
同氏は以前、投票場所が人々の投票行動に
影響を与えるという研究結果を発表したことがある。
バーガー氏は「いわゆる“キャリーオーバー効果”
によって、温かいものに手を触れている人は、
相手を温かい人物だと認識するのだろう」と話す。
もちろん、体が温かさを感じること以上に
重要な要素はあるのだが、
「相手に好感を持つようになる最後の一歩を、
温かい飲み物などが後押ししてくれるのではないか」
とバーガー氏は言う。
研究チームのリーダーを務めたウィリアムズ氏によると、
母親に抱かれたときなどに感じる身体的な温もりと、
心の広さや優しさなどの性格を「温かい」という言葉で
比喩的に表現することの関係性については、
これまでの研究で既に明らかにされているが、
今回の研究結果はそれを踏まえたものだという。
また最近では、体が温かさを感じる場合と
心理的な温かさを感じる場合とでは、
どちらも脳の同じ部位で情報が処理されているという
研究結果も発表されている。
ウィリアムズ氏は「新たな人間関係を築こうとする際には、
こうした事実を心に留めておくとよいだろう」と話している。
【出典】
John Roach
for National Geographic News
October 23, 2008
ということです。もちろん文中に注釈があるように、
最初に与える印象があってこその「暖かさ」効果ですが、
身体の状態が心に影響することは昔から研究されています。
乳幼児など初期の体験が、大きいというのも
この研究の一環です。
お客様のハートを掴むために、暖かいお茶を出すのは
感覚的にこのことが分かっていたためかも知れないですね。
Plain Heart
コンサルに頼ってしまう心理から学ぶこと
小春日和と花粉アレルギーのおかげで
めちゃめちゃ眠い今日この頃
いかがお過ごしでしょうか?ヽ(  ̄○)ゞ。o○ファ~~♪
昨日はジャンル登録をさせてもらったところ、
いつもの倍以上の方に訪問していただくことが
出来ました。
アメブロのことよく分かっていなくてすみません。
訪問してくださった方ありがとうございます。
少しでも来ていただいた方に
何か残るものを書いていきたいと想います
ので今後ともよろしくお願いします。
今回のテーマは
「起業した人がなぜコンサルやトレーナーを頼るのか?
その心理について」
書いてみたいと想います。
自分も起業したてのころコンサル
(やトレーナーの方;以下コンサルに統一)の方に
たくさん相談させてもらいました。
おかげで大いに助かりました。
でも同時に頼っていたがために見えないこともありました。
というか頼ることが減った今でもたくさん見えていないこと
ありますww
さて、ここで質問です。
独立すると決めた方は、「自分でやりたいことがあったから」
独立したと想うのですが、なぜそこでコンサルという他人に
頼るのでしょうか?
気持ちが不安だから?
コンサルやその会社に実績があるから?
あなたの心に浮かんだこと全て正解です。
その中でも一番の本質だと感じるのが、
「コンサルは自分の事業の正解を持っていそうだから」
このことが大きいように感じます。
そうです。
正解を求める心理があるからこそ、人に頼るんです。
ではそのことが悪いかというとそうではありません。
正解を求めるのは人間の本能だと想います。
なぜなら今でこそ皆さん生を謳歌出来ていますが、
つい2000年ほど前までは生きることが目的だった時代が
あります。
狩猟をして生きていた時代、どの方向に獲物が居るか、
誰と結婚することがその獲物をたくさんとってきてくれるか、
定住するか、移動するか、この木の実は食べてもいいものか
などなど
当時では生きるとは選択の連続であり、選択を間違えると
生きることは出来ませんでした。
間違えると死が待っていますので、
より多くの正解を求めることは自然な行為であり、
本能に刷り込まれていると言ってもいいでしょう。
ですが、時代が変われば、生き方も当然変わってきます。
最初の事業の話に戻って言えば、正解を求めることは
本能レベルですが、生きることがある程度保障されている今、
事業において正解を求めることは必ずしもいい結果をもたらす
とは限りません。
さらに言うならば、誰かにとっての正解は
あなたにとっての正解とは限らないということです。
なので優れたコンサルタントほど、
具体的な方法や正解は与えないと想います。
一番いいのは失敗から学んでもらうこと。
ですが、失敗ばかりさせるわけには行かないので、
ある程度の選択肢と幅の中で、致命傷を受けずに
次のやり直しが出来るように失敗をしてもらうことが
望ましいと考えていることと想います。
最後に整理をします。
正解を求める心理は本能レベルでのことである。
そのこと自体は悪いものではない。
ですが、それを自覚し、コントロールすることが大事。
何度も失敗し、そこから自分なりの事業の答えを
見つけることが、一番の成功への近道である。
よく使われる例ですが、最後に書いて終わりたいと
想います。
あなたがお腹を空かせています。
ここに旅人が通りかかりました。
ある旅人は旅人自身が魚を釣ってあなたに与えました。
別の旅人はあなたにつりの道具を与え、釣り方を
教えました。
どちらがあなたのことを想ってくれているのでしょうか?
女性起業家のためのカウンセリングルーム
Plain Heart