ビジネスにおける攻めと守りの心理とは?
今回は開業して以来大事にしていることを書いてみたいと想います。
皆さんも、自分のビジネスを持つに当たって、自分としてのポリシーや軸というのものを持っていることと想います。
お客様が先に得をすること、お客様をハッピーにすること、あるいはリピートを起こすための戦略、AIDMAに基づく販売の仕方などなど、方針というものから具体的なものまで幅広く大事にされていることはあると想います。
その中で自分が大事にしているのは、「ミスをしないこと」です。
・・・(・-・)・・・ん?
そんなの当たり前やんと想った方、その通りです。
ですが、自分は起業してかなり経つまでそんな基本的なことが分からなかったのです。
従業員の時には、かなりの活動量をこなしていましたので、「なぜこの上司は自分のことを評価してくれないのか?」と考えがちでした。
ですが、今考えると当たり前。
コツコツ小さな成功を重ねる裏で、同じくらい失敗もあったからです。
実は従業員の時に、FXと海外投資を始めました。
そのときに一番最初に学わったことが、「一番大事なのは再起不能にならないこと。そのためには大きな失敗をしないこと」でした。
そうです。
「ミスをしないこと」は従業員、投資、そして起業と全てにおいて共通する忘れてはいけない大事なことだったのです。
起業してコンセプトさえ正しければコツコツやればいつかはホームランが出る可能性がありますが、そのホームランが出る前に、大きな負債を抱えてしまえば、もうそこでしばらくは再起出来ません。
「ビジネスは小さく初めて、ゆっくりに感じるくらいのスピードで大きくする」というのはこのことかと思い当たった次第です。
そのために保険としての細かな戦術が何通りも必要なんだと想います。
言い換えるならば、ホームランを出すことが攻めとするならば、大きく失敗しないことは守りと言えるのではないでしょうか?
攻守共にバランスの取れた名プレーヤーでありたいものですね♪