捉え後の世界(捉え暦):10ヵ月11日

原始体操開始から:11ヵ月1日

検証理論:北京原人理論(重心力トレーニング)

 

 

日課にある次の運動をしていて、あることに気づいた。

 

動画①:骨盤と股関節の覚醒運動

 

ペットボトルを下に振るわけだが、勝手に押し戻される感じがあるのだ。つまり、跳ね返る感じ。

 

特に、骨盤・胸郭・眉間のど真ん中で身体を真っ二つにして、しっかりと中心軸に乗って、、手刀チェックで確認して振るとなおさらである。

 

前傾も多少あった方が押し戻しが強い。

 

ペットボトルの前後の位置は体に近くても遠くてもダメで、跳ね返り

ライン(ポイント)がある。

 

ペットボトルを今度は置いて、手を合掌して同じように振る。手の重みですら跳ね返りを感じる。

 

どこで跳ね返っているか。

 

骨盤のようである。

 

以下の動画にあるように、おそらく骨盤低筋。

 

動画②:骨盤底のトランポリン感覚を覚醒するトレーニング

 

動画①では、膝の屈伸はしないが、動画②では多少入っている。

 

まず、動画①の膝を軽く曲げて屈伸無しの状態で、跳ね返りポイントを探す。中心軸がはっきりしていればしているほど(つまり捉えがしっかりしていればしているほど)分かり易い。何回か振る。

 

骨盤低筋で跳ねていると感じられれば後は、本当にトランポリンの要領でペットボトルの重みを骨盤低筋にどんどん集中的にかけていくと、どんどん跳ね返りが大きくなって、ペットボトルがどんどん上に跳ねる。この時、重みを骨盤にかける時に、軽く膝を曲げて、重みを多少地面に流す。おそらくこうしないと膝が壊れる。

 

説明にもあるが、だからと言って、膝の屈伸の力で振るのではなく、あくまで骨盤の弾力で振る。

 

これできると、面白くて、何回でもやってしまう。

 

胴体力のおそらく美坂式バランスボールの鉄球運動だと思う。伊藤氏は千回、いや万回単位でできなければいけないと書いているが、骨盤低筋で正確にトランポリンができれば、これ不可能ではない。難しいのは千回以上を骨盤底筋でトランポリンさせる集中力だと思う。少しでもズレれば膝・腰・腕に負担がかかり逆に故障してしまう。けっこうシビアな運動のように思う。

 

難しいのは、ペットボトルが上がれば上がるほど、今度はそれを骨盤低筋で受け取るのがシビアになってくる。しっかりと骨盤底筋で受け取って跳ね返さないと、膝と腰を壊す。

 

骨盤の角度を崩さなければしっかりと骨盤低筋で跳ね返される。ここが最も大事なポイントだと思う。

 

最初は2リットルでやっていたが、とりあえずもう少し慣れるまでは500ミリリットルでやって、徐々に1リットル、1.5リットルと増やしていこうと思う。膝への負担はほぼゼロであるとは言え、この動きを何回も続けることには慣れていないから。無理は禁物。

 

まぁ、両手の重さだけでも跳ね返りを感じられるので、無いときは手の重みで。

 

今、座って書いているのだが、正確に座れていると、どうやら座りの状態でも、跳ね返りを感じれるようだ。合掌して手の重みで振ってみたが、跳ね返りを感じる。上半身はもちろん少し前傾である。これは良い基準を見つけたぞ!

 

それから、この座りの振りは、膝が悪い人にはいい方法かもしれん。特に高齢者の方には。

 

ともかくとも、「股関節の捉え+中心軸の強化」にはもっていこいの運動ではなかろうか。

 

(追記)

自重、重力、地面の反発、反作用を利用するための第一歩なのかなとも思った。これが洗練されていけば、踏ん張って歩く・走る・ジャンプするという概念が消えていくのかな。

 

嘘か本当か、面白い体験でした。

 

始まりはいつも北京原人から。