捉え後の世界(捉え暦):8ヵ月

原始体操開始から:8ヵ月21日

検証理論:北京原人理論(重心力トレーニング)

 

なんだかんだ1年10ヵ月。飽きもせずにやってきたな。何故か?日々胴体が進化するので止められない(笑) 特にここ1ヵ月はかなりの速度で神経回路が更新されているように思う。少しづつだが「思い通り」に動くようになってきた。

 

達成感というはある種の幻覚症状で実態がないことが多いのであまり好きでは無いのだが(自己満に近いので)、残りの人生は下降の一途をたどる中年のオヤジになってから、自分の身体が変わる、いや進化、いや成長するというのは、純粋に嬉しいものである。

 

前回の1年9ヵ月29日【脇・肩・首・後頭部の折り合い】【中心軸の自覚】から色々と気づきがある。

 

前回書いたように、中心軸は鳩尾の奥底に今のところ短い棒みたいに存在していて、ここに上手く乗れると仙骨が自然と締まり、後頭部の深層筋が伸びて、胸郭が軽くせり出て、身体がふわっと浮く。後頭部と肩の関係はまだ少し意識が必要である。

 

仙骨と後頭部で鳩尾にある軸を挟むようにして、固定する感じがある。

 

この姿勢で歩いていると、基本浮いている、誰かに抱えられているような感じになるので当然、足は軽い。地面との接地感が極端に減ってしまったので少し違和感。でも安定しないわけでもないし、重心がブレることはない。

 

以前は浮く感じなると捉えが外れてしまい、それを取り戻すために重心を下に落とすようにしていたが、今回は違う。

 

軸がはっきりしているせいか、身体が浮いている感じがあっても股関節の捉えはっきりする。

 

つまり重心はしっかりと骨盤内にある。かと言って、下半身には変に重みはない。前はあった。

 

鳩尾から軽く浮いている感じなので、鳩尾から下は余裕がある。故に、股関節にものすごく乗りやすい。真上から乗れるの感じがあるので一歩一歩確実に股関節で地面を捉えることができる。

 

面白いことに、この鳩尾の奥底にある、背骨でもない鳩尾でもない非常に抽象度の高い仮想だが実態として感じられる軸の短い棒を、後ろから押す?前から引っ張る?と、ものすごい速さで歩ける。

 

軸がはっきりしているせいか、速く歩いても股関節の捉えを外すことはない。軸に捉えが一緒についてくる感じかな。

 

まとめると、以前は左右の股関節の捉えの2本立てだったのが、今はもう一本中心軸が増えて、3本立てになった感じかな。

 

2本だとどっちつかずになるけど、その間にもう一本あることでブレが落ち着いてきたのかもしれん。

 

以上、嘘か本当か身体内部からの報告でした。

 

始まりはいつも北京原人から。