捉え後の世界(捉え暦):7ヵ月9日

原始体操開始から:7ヵ月29日

検証理論:北京原人理論(重心力トレーニング)

 

なんとなくここかなと思ったのでメモする。

 

●【反る】場所はどこか?

胴体深部が固い人を念頭に話をすすめる。

 

北京原人姿勢を作る時に、腹を凹ませると肋骨が上に持ち上がる。この時鳩尾の奥底に何か「うにゅっと」伸びる感覚があると思う。人によっては、何かがその辺につっかかっていると感じかもしれない。

 

【反る】時は、この伸びたと感じた鳩尾の奥底の深層筋さらに上下に伸ばす

 

しかし、硬い人は無理に伸ばしてはいけない最大限ジワ―っといけるところまで伸ばしてみる。何故なら固い人は鳩尾が伸びずに腰椎が反ってしまい、いわゆる「反り返り」になってしまうからである。

 

固い人は、自分では鳩尾(胸椎)を伸ばしいるつもりでも、動いているの腰椎で、この腰椎の反り返りを【反る】と勘違いしてしまう。

 

伸びないのは周辺の細かい癒着があるのも1つの原因。

 

また、「この伸びたと感じた鳩尾の奥底の深層筋をさらに上下に伸ばす」と表現したかと言うと、

 

もし

 

胴体深部が柔らかく普段から「正しい姿勢」をとれている】

 

なら、北京原人姿勢をとっても別にその部分に違和感をさほど覚えない。感じたとしてもほんの少しである。

 

つまり、その鳩尾深部は

「正しく」立って、歩いて、座っているときには、

「柔らかく伸び伸びしている」からである。

 

北京原人姿勢伸ばされているぐらい伸びているのが通常で、初期設定の値

 

本来は伸ばすものではなく、「正しい姿勢なら必然と伸びている部分」なのだと思う。

 

また逆も然りで、「この部分が柔らかく伸び伸びしていれば正しい姿勢に必然となる」。

 

(トッププレーヤーが姿勢が良い理由の一つだと思う。彼らは単にこの深層部が柔らかいので無意識状態でも勝手に正しい姿勢になり、いわゆる良い姿勢になる。トッププレーヤーが姿勢が良いのは結果論。トッププレーヤーは姿勢が良いから姿勢を正せ、みたいなのを最近よく耳にするが、誰もその仕組みを説明していないように思う。だから外見だけ真似して「反り腰」が増殖するか、打つ手無しで「猫背」のままになっているのかな?で、挙句の果ての伝家の宝刀「体幹トレーニング」になってしまう?)

 

言い換えれば、北京原人姿勢をとって鳩尾の奥底に伸びを感じたとしたら、それは胴体深部が硬い証拠であり、さらには普段から「正しい」姿勢を保ててない証拠にもなる。

 

・胴体深部が硬い人の鳩尾深部=カチカチの餅

・胴体深部が柔らかい人の鳩尾深部=つきたての餅

 

故に次のことは結果としてできない・できていない

・大腰筋(股関節)の感覚・活性化

・骨盤と肋骨の引き離し

・胸の独立運動

・胸(上半身)主導の重心移動

・胸椎を伸ばす

・腰椎・胸椎・頸椎の連動

 

ただし、経験上少しづつ柔軟性を上げていけば次のような変化が生まれてくる。

 

①まぁまぁ柔軟性が上がってきて、伸ばしてみると鼠径部の奥辺りに引っ張りを感じるようになる。それが股関節から伸びる大腰筋である。

 

②次に最大限反ると肋骨がポコッとお腹ら外れたような感覚になり、膨らむ。骨盤と肋骨がかなり引き離れてきた証拠である。

 

③②が出来るとすぐに、最大限反ったまま腰だけを丸めるというのができるようになる。まだぎこちないができる。初期の肋骨と骨盤の細分化である。

 

④この頃にはおそらく肋骨がユラユラ感じてきて、なんとなく肋骨を独立して動かせそうな感じなり、実際やってみると僅かだが動かせる。

 

⑤で、ようやく大腰筋の伸び・縮みが分かってくる。「伸ばす・縮める」の感覚が分かるようになる。

 

⑥大腰筋の反応が分かるようになると、今度は胸主導の重心移動の基本原理が理解できる。ただ、まだまだスムーズではない。

 

⑦胸椎と肋骨の癒着がさらに剥がれてきて、十分に肋骨と骨盤が離れてくると、ようやく腰椎・胸椎・頸椎の連動みたいなものが芽生えてくる。背骨の感覚と言えばいいのか。

 

⑧さらに進むと、背骨を連動して立てる(緩やかなS字カーブの形成)ということが分かるようになって、そして初めて中心軸というものがぼんやりだが芽生え始める。

 

⑨首の付け根(鎖骨の真ん中)あたりがだんだんと独立し始める。

 

⑩仙骨が芽生えてきて、後頭部と合わせて、

1仙骨、

2腰椎、

3胸椎、

4首の付け根、

5頸椎、

6後頭部(頸椎と頭蓋の接点)

 

が認識できるようになる。

 

まとめると、

 

【胴体深部が硬い人】自己流の姿勢では鳩尾深部の伸び初期設定の値以下の伸びなので、「伸び率はマイナス」のまま。

 

さらに、どこを伸ばし良いか分からないので、「反る」という形を真似したところで違う箇所(特に腰椎)が動いてしまい回数をこなしてもほぼ意味がないつまりプラスにはならない

 

【胴体深部が硬い人】でも、北京原人姿勢をとれば鳩尾深層筋の伸びは初期設定値、すなわち

 

伸び率ゼロ=鳩尾深部のニュートラルポジション」になる。

 

この状態から伸ばして始めてようやく伸び率がプラスになる。そしてこれで初めて「【反る】という体操が成立」する

 

(しかし、経験者は語る(笑) この鳩尾深部はなかなか柔らかくなりません!根気が必要です。慌てない。ゆっくりと確実に。)

 

北京原人姿勢をとって体操をしないと意味がない一つの理由だと思うし、いかに普段から北京原人姿勢を維持することが大事かが分かる。

 

そして、なかなか伸びない鳩尾に刺激を入れて活性化させるの役立つのが、

 

重心力トレーニング】である。

 

次のスレッドの一連の体操をやった後に、北京原人姿勢をとるとやる前よりスムーズに鳩尾の深部が伸び肋骨が上がる。そして、そこから「反る」体操に以降し易くなる。

 

初歩トレーニング動画集

 

ここから分かることは、やはり、

 

①普段からの北京原人姿勢を維持することと、

②体操 (例えば→こちら)

 

2段構えの重要性である。

 

ちなみに以下の動画は、トレーニングの型は良いのだが、モデルの方のやり方があまりよろしくないように思う。股関節に乗っていないし、「反る」は鳩尾が動かず腰が動いて、ただただクネクネしているだけである(「丸める」も問題があるように思う)。

 

トレーニング動画

 

モデルの方は見本としてやらされているはずなので、自分ではこれが正解だと思ってしまっていることだろう。

 

問題なのは教えている指導者である。自分で開発したのか、どこかセミナーで仕入れたのか、仕入れてアレンジしたのか、はたまたセミナーでそのように教わった(この場合そのセミナーの指導者も問題)のかは分からないが、トレーニングの本質を見極める「観る目」がない。これは勉強不足(座学という意味で)ではなく、単に(胴体)力不足だと思う。

 

厳しい言い方をすれば、この状態で死ぬほどやっても、死ぬまでプラスにはならないと思う。

 

(追記:トレーニングあるような姿勢を普段はとらないはずなので、続ければある程度股関節などの可動域が広がり徐々にその姿勢を保てるようにはなると思う。しかし、ここでいうプラス要素はそれではない胴体深部の活性化・柔軟性のことである。)

 

改善案このブログの記事そのもである。

 

まぁ、やる気は全く無いが自分が指導者だったら、モデルの腰を後ろから押して、「まずここ(股関節)に乗ろう」と教えるかな。

 

 

以上、嘘か本当か身体内部からの報告でした。

 

始まりはいつも北京原人から。