捉え後の世界(捉え暦):5ヵ月21日
原始体操開始から:6ヵ月11日
検証理論:北京原人理論(重心力トレーニング)
「仙骨が芽生え」てから、色々また変化が出てきた。メモする。
●「仙骨締め」と「反る」
次の「反る」動きに「仙骨を締める」を追加すると、さらにグンと背骨が伸びて反れる。
【反る動きの4段階】
(映像提供:本のセンセさん)
「反る」動きは、胴体レベルの向上と共に進化するようである。たがが「反る」、されど「反る」。
単純なものほど奥が深い。
●「仙骨締め」と「内転筋・大腰筋連動」と「広背筋」
これは、次の体操の時に、「仙骨締め」と「広背筋オン」をプラスすることである。
(映像提供:本のセンセさん)
広背筋は【捻る+丸める+膝壁押し】の時の「腕の形」で、これは両腕一緒に行う。しかし、肘で脇腹を巻き込むようにするが、身体は丸めない。背骨が伸びながらも、身体が丸まず広背筋がオンになり、肩がさらに軽くなる。
苦手な座り姿勢でも、背骨がシャキン!と無理なく立つ。
【追記】(DEC/01/2018)
空手の三戦(サンチン)という構えに近いのでは、というコメントを頂いた。チェックしてみると、まさにこんな感じである。もちろん、自分は空手を含め武道全般において未経験だし知識なんてほぼゼロなので、空手の基本姿勢(究極の姿勢とも書いてあった)にたどり着くとは思いもしなかった。自分は単にこの姿勢を取ることで、姿勢修正や身体を中心にまとめることを行っている。もちろん日課ではないが。
●「仙骨締め」と「中心にまとまる力」
仙骨を締めると、股関節が中心に締まって、緩むという面白い現象が起きる。いかに、まだ股関節が中心から外れているかが分かる。当然ながら、「股関節の捉え」は深まる。
●「仙骨締め」と「新たな癒着の発見」
仙骨が締まって立つと、当然、背骨は上方向に伸びる。そうすると、鳩尾あたりに何か引っかかりを感じる。そうまだまだ未発見だった癒着である。立位で、「反る」ではなく、普通に背骨を連動させるわけだが、仙骨から来る伸びの力を利用して、鳩尾をジワ―っと上下に伸ばす。非常に気持ちよく、十分に伸びきると、肋骨はさらにフワフワ感を増して、それより上部の首・頭が軽くなる。
●膝の曲げの減少
仙骨が締められるようになってから、背骨の伸びと共に、膝裏が伸びてきて、膝の曲げ度合いが一気に減少した。しかし、前のように、捉え(重心)が上に外れはしない。
ストレッチ的な伸びではない。
曲げ度合いが減少してまっすぐになってきたのだが、面白いことに弾力性が増している。例えば、現段階の減少した曲げ具合の状態で、膝を曲げると、元に戻ろうする力が働いて、すぐに曲げが解除される。
感覚的には曲げさせてくれない。地面からの反作用がスムーズに絶えず脚を通過していることなのかもしれない。
それか、中心に集まる力が働いているかもしれない。これまでは上半身の上からの重み、股関節を中央に寄せようとする左右から力があった。つまり「上・左右」から中心へ集まる力。そして、最後の「下」からの力が中心に集まろうとしているのかもしれない。では、中心はどこか?それは、おそらく股関節(骨盤内)なのであろう。
●まだまだ曖昧な中心軸の感覚
ここまで開発が進んでいるが、中心軸の感覚はまだ曖昧である。しかし、胸・首の付け根を独立して動かせることから、身体に中心軸が発生しているのはほぼ間違いない。おそらく、身体は理解しているが、脳がまだ理解しきれていない可能性はある。
それから、もう一つの背骨に関係する場所が開発されないと、はっきりとは感じれないのかもしれん。
ここまでは、
・鳩尾:第1腰椎と第12胸椎の接点
・首の付け根:第1胸椎と第7頸椎の接点
・仙骨:第5腰椎と仙骨の接点
が芽生えている。残りの接点は、
・第1頸椎と頭蓋骨の接点
である。
●胴体開発連動ループ
おそらく以下の図1のように、経験上、股関節の捉えを中心に胴体は開発されるのだと思う。つまり、①が②を引き起こし、②が芽生えると①がさらに開発される。そして、②が今度は③を引き起こし、これが今度は②と、さらには①をもさらに開発するという感じである。
図1 胴体開発連動ループ
非常に大まかな発達過程であるが、4つ大きく分けることにする。
①は股関節の捉えのこと。
②は「背骨連動体操」の連動で、S字カーブの軽減すること。
③は【最大限反った状態からの正しい立ち方の作り方】の後半にある、「首の付け根」・「鳩尾の中心」・「骨盤の中心」の3点が垂直に結ばれること。
④は仙骨を締めること。
・①から②がかなり時間がかかったし、かなりの変化があった。本気で胴体開発するなら、この②の状態まで出来るかがまず勝負であろう。
・②から③もまぁまぁ時間を要するが①→②ほどでない。「首の付け根の独立」が無いと成立しない。ここまで来れると、日常的に無意識に股関節で捉えていることが多くなり、また捉えていないと違和感があるため、ループに乗ってさらに開発が進む。
・④は①②③があって、初めて成立する。仙骨を締めた状態で立って、垂直姿勢でも、手刀チェックは信じられないぐらい軽い。
しかし、どれも①の股関節の捉えに帰して、捉えをさらに深くする。
捉えていれば開発が進み、開発が進むと捉えが深くなるという、ある意味、進化をせざるを得ない胴体開発連動ループである。
このループに入れれば、もう後は勝手に胴体は開発されていく。
そして、言うまでもないが、そのための最低条件が、
「日常的に股関節で捉えること」
である。
そして、おそらく捉えているからこそ形成されるループであるため、上記のような開発がなされていないということは、たとえ自分では捉えていると思っていても、それはあくまで「つもり」であって、実態が伴っていない可能性がある。
股関節の捉えは、言葉は簡単だが、実際はそう簡単には感覚はつかめない。日常化はなおさら大変な作業である。
(映像提供:本のセンセさん)
以上、身体内部からの報告でした。
始まりはいつも北京原人から。
