捉え後の世界(捉え暦):2ヵ月10日
原始体操開始から:3ヵ月
検証理論:北京原人理論(重心力トレーニング)
●広背筋トライアングル
満1年4ヵ月で「肩のずり落ち」を感じたが、やはり一時的だったようで、ちょっとしてから消えてしまった。
あの感覚戻ってこないかなぁと思っていたら、鳩尾深層筋の伸びに、鎖骨が後ろ方向に反応しているのを感じ始めた。
肩が軽くなるのに重要なのは、確か広背筋だった、と思い出して、原始体操③のように肘を使って、鎖骨が反応を手助けするように、広背筋をオンしてみた。
それから数回、感覚をつかめるまで繰り返して、鳩尾→広背筋と肘無しでも連動するようになった。
感覚的には、広背筋▽の上の左右の頂点の両方から、下の頂点である中心に向って力のベクトルが働く感じ。それに伴って?引っ張られて?、肩がガクッと下がる。
図1
洋服の襟ぐりが(身体の)前側が開きすげているので、後ろから服の裾を引っ張って襟ぐりを後ろに持ってきたり、肩の辺をつまんで持ち上げて肩と襟ぐり後ろに調節したりと、服の首周りと肩周りを調整してフィットさせる感じ。襟ぐりには鎖骨があり、襟ぐりを後ろにすると、もちろん肩が後ろに落ちる。ここでは洋服=肩ユニットで、骨を洋服のように調整する感じだが、鳩尾の作用で、自動調整される。
広背筋の作用で、感覚的には肋骨と肩甲骨の間に潤滑油が大量に注がれたかのように、滑らかに動き、間に油があるので浮遊感がある。肩甲骨がエアホッケーのパックみたいに浮いている感じ。肩甲骨ホバーリング。
結果次のような連動が確立されたようである。
①鳩尾深層部オンで、
②腸腰筋△の上の伸び、それに反応して、
③-A 内転筋▽の下の伸びと
③-B 広背筋▽の下の伸び
④肩甲骨ホバーリング
③-A/Bはほぼ同時に反応する。
図2
●肩甲骨ポケット
上記の連動が確立され始めると、今度は肩甲骨▽の下の頂点が、意外と背中側の肋骨の下の方に感じ始めた。つまり、肩甲骨が骨格上正しい位置、またはニュートラルポジションが、肩甲骨ポケットだとすると、そのポケットの底が意外と深い(下)。
それだけ、いつも肩甲骨が上に上がってしまっている状態だということだと思う。故に、ここまで肩甲骨の底が下がると、肩甲骨▽の下の頂点が背中に刺さっている感じもあるが、次第に違和感がなくなるだろう。この状態で、背中を触ってみると、表面はものすごく柔らかいので、この一時的なだと思われる違和感はいい傾向なのだろう。
一連の反応をまとめると、
①鳩尾深層部オンで、
②腸腰筋△の上の伸び、それに反応して、
③-A 内転筋▽の下の伸びと
③-B 広背筋▽の下の伸び
④肩甲骨ホバーリング
⑤肩甲骨ポケットに収納
①の作用で、残りの②③④⑤が「結果的」に連動して起こる。つまり、肩甲骨を浮かせようとか、収納しようとか一切意識はしていない。
ポケットに収納されているからと言って、別に張り付いているというわけではない。潤滑油がいっぱいのポケットの中に浮いている感じ。ある意味、いわゆる「肩甲骨剥がし」が実現されている。
肩甲骨の収まりが良いと、鎖骨の収まりも良いようで、その上にある首が長く見える。首が前よりは伸び伸びしているように見える。しかし、いつもそうだが、右側がやはり違和感というか、詰まりを左よりも感じる。これは肩甲骨もそうで、自動微調整が待たれる。
●実験①
満1年4ヵ月の「深層筋による伸ばす・縮める」を広背筋の連動を含めて行ってみる。
◎方法
図3
・立位で、右手を単に挙げる。
・青色の鳩尾の深層筋を起点に、右辺A(腸腰筋)を矢印の方向へ伸ばす。
・そうすると、満1年4ヵ月で書いたように、右辺B(内転筋)が下方向に連動して伸びる。
・同時に、右辺C(広背筋)が下方向に連動して反応する。
◎結果:何が起こるのか?
・当然、満1年4ヵ月で書いたように、肋骨と骨盤が引き離され、重心が右側へ寄る。
・違うのは、右辺Cの反応により、肩(肩甲骨)が下がりながら、肋骨が持ち上がるようにして、腕がさらに上がる。肩甲骨が下がるので当然後ろ(背中側)に落ちる感じなるので、腕がまるで背中から生えているような感じになる。
・腕を伸ばす際に、いわゆる内捻り(捻るので最終的には、親指が身体前で小指が後ろ、そして手のひらが外(横)に向く)の感じすると、なんとなく一体感が増す。
・これを左右繰り返すと、肋骨と肩甲骨の間に潤滑油が大量に注がれたかのようになる。つまり、肩甲骨ホバーリングが増し、肩甲骨ポケットに収納される。
実際の動きは、以下の参考動画①を参照されたい。
参考動画①
(映像提供:本のセンセさん)
●実験②
極力、肩甲骨ポケットから肩甲骨を出さないで、手作業をしてみる。例えば、ドライヤーをかけたり、皿を洗ったりと。
鳩尾の深層筋の伸びがないと、肩甲骨ポケットに上手く入らないので、姿勢が崩れず、肩も、もちろん上がらず作業ができる。
なんというか、ポケットに入っていると、肩甲骨が錘になっている感じがあるので、身体を前に倒そうとしても、後ろにある肩甲骨の重みで前に行きづらい。たすき掛けをしている感覚にも近い。
巷にある「たすき掛けで姿勢調整」を、たすき掛けの商品無しに、身一つで実現している感じかもしれない。
となると、たすき掛けの役割は広背筋が担っていることになるのかな。
肩こりに困っている方、広背筋を活性化させましょう(笑) 筋トレではないですよ。
これを常態化できれば、おそらく本当の意味で肩こり知らずになれるだろう。
●鳩尾の深層筋操作による身体操作
図4
赤マルの鳩尾の深層筋の作用とそれに伴う連動がかなり出てくるようになり、姿勢を直したりするときも、ここを少し操作するだけで、けっこう調整できるようなってきた。シグナルを送って伸ばせば、後は自動調整(図2を参照)。肩にまで及ぶようになったので、またさらに座りや立ちが楽になってきた。
さらに図3のような反応も、わざわざ体操の姿勢にしなくても、例えば電車に座っている時などに、軽く右辺Aを伸ばせば、その場で右辺Bと右辺Cが図3で示した反応をしてくれて、その結果起きる効果も得られる。これはものすごく有難い。デスクワーク中にもさっと(誰にも気づかれず)できる(深層筋を動かしているので表面上は気づかれにくいw)。
日常生活で、ちっちゃい「伸ばす・縮める(丸める・反るも)」が出来て、その恩恵にあやかれるになった。
図2の状態の常態化を強化していくことにして、さらなる変化・連動を楽しみにする。
追記:もしかしたら、この肩甲骨がポケットに収まっていて、ホバーリングしている状態が、いわゆる「肩の力が抜けている」状態で、さらに同時に「脇が締まっている」状態なのかもしれない。
※図は全てフリーメディカルイラスト図鑑の画像を使用し、文字・線・図形はPKGJによる。
始まりはいつも北京原人から。




