もうすっかり「秋」の時期に
夏に取り組んだ「梅干し作り」を
記録します
去年初めて「梅干し作り」に
挑戦しました
手抜きステップでも
「シンプル材料で自分で
仕込んだもの」
という意味合いはとても大きい
日常で食べたり、料理に使ったり
していたのですが
実は冬頃になったあたりで
梅干しに結晶が付き出しました
塩が結晶化したもので
食べられないことはもちろんなく
食べられるのですが塩のつぶつぶが
ジャリジャリするし、しょっぱいし
伯母に相談すると伯母も5年くらい
したら結晶化したことはあるけど
この短期間では無いようで。
乾燥から来ていると思うのですが
蓋も確かにしっかりした感じでは
なかったしなぁ。
というのが初年度挑戦の
梅干し作りの結果だったり
疑問点だったり、次回への課題でした
ということを覚えておきながらの
今年。
といっても今年もやっぱり
まだまだ手抜き仕込み
梅も一次処理された梅酢に
浸かっているものを使い、
紫蘇も入れるだけのもみしそを
購入。
今年困ったのが容器。
久しぶりに味噌を仕込んだので
唯一あった甕が使用中
容器というのも結構考えて
しまうと難しいもので…
塩の強力な酸が容器の成分と
どうなるのかな…とか
以前から気になっていて
味噌を仕込むときに買った甕も
製造段階から材料に配慮したもの、
ということで買った甕。
なので前回は空いていたこの
甕で梅干しを仕込みました。
ということで容器探しから
始まった今年の梅干し作り
容器調べをしていたところ
常滑焼の「久松」さんという
会社の甕が気になる
となったのですが何ともう
廃業されてしばらく経つという事実
久松製品を何とか扱ってきていた
別の会社さんのHPを見ると売り切れ
もう諦めて別の甕にしようかな…、
と思ったのですが探したらありました。
メルカリで
欲しかったサイズ、
欲しかった形状タイプの甕があるー
ということでメルカリのお世話になり
もう作られることがない甕を
手に入れることができました
そこへもう梅酢が上がっている
状態の梅を投入。
傷んでいるものは省きつつ、
実験、観察目的、あわよくば
上手く梅干しにならないかな?と
別で分けておきました。
一応しっかり梅酢に浸かる状態に
なってからもみしそ投入。
空気が入らないようにしっかり
ラップをして土用干しまで待機。
別分けしている分にももみしそを
入れてみる。
4日後。
カビ生えてる
わ、やっぱりダメなものは
ダメなのかな…?
と思いながらもカビ被害にまだ
遭っていない下部分の梅たちを
救出してみるべく処理。
ホワイトリカーに浸けて
更にそれで煮沸。
(アルコールの意味なくなるかな…)
去年の梅酢を入れて、こっちは
ラップを忘れていたのも関係ある?
と思い瓶内でラップ
2週間後。
カビー
やっぱりダメでした
傷んだ梅はやっぱり難しいのだな…
と学び
甕の方も土用干しまで
こまめにチェック。
…と恐れていた事態に。
こっちもカビー
何でだー??
原因も考えていたのですが
梅を冷蔵庫に入れていて
甕移行後、結露ができていたのが
気になりそれもしっかり拭いて
いたのですが。
それかな??
と、これも伯母に相談してみると。
塩分何%で漬けたかを聞かれ。
ここで気付く母(遅い)
去年は失敗が無いよう18%に
するため足りない塩を入れて
いたのですが今年は15%の状態に
塩を足さないままでした
15%でももちろん作れるし、
伯母の美味しい梅干しは
しっかり酸っぱさもあるけど
塩分は12%らしく
こういうリスクが発生しやすく
なるということで初心者はなるべく
塩分調整した方がいいですね
と、カビ原因の可能性は
その辺りかな…と思いながら
もう今は何とかこのカビを
食い止めなくては
カビをすくって捨てる。
カビ付着面、甕の部分も
しっかりホワイトリカーで
拭いて消毒。
ラップも新しく変えて空気に
触れないようしっかり密閉。
もうここからは心配過ぎて
心が疲労…苦笑
日々チェック。
やっぱり少しカビ発生
同じ処理を再び行います
そんなこんなで何とかカビと
闘いながら、やっと土用干し
できそうな天候時期に
紫蘇を取り出してみると
染まっている梅たち登場
今年は梅シロップと同じくで
梅干しも去年より注文量を
多くしたので結構ある…。
今年も夏休みのお仕事の一つとして
息子くんも一緒に干し作業
そしてここでも気付く。
梅干しの重量があり過ぎて
ネット壊れそう
梅干し同士がくっ付き過ぎて
乾きにくいし、重くて
ネットが「無理」と
言っている
本来の使用目的がそもそも
違いますからね…
去年の量ならこれで良さそうですが
来年も同じ量ならちゃんと干しかご
としてのものを買わないと厳しそう…。
ザルもなぁ…
収納スペースを考えると、
欲しいけど考えてしまいます
ということで干すのもちょっと
乾きにくい雰囲気で無理くり干す
紫蘇もほぐしたり、裏返したり
しながら数日干します。
そしてカビが気になる梅酢。
面倒だけど一回煮沸しました。
甕も一旦綺麗に洗って乾かし
消毒。
そこへ梅酢を戻してこれも
日光に当てる。
もうカビ処理からかなり
面倒事項が勃発
原因がはっきりしていない分
何とも言えないですが
塩忘れの可能性が悔やまれる…。
でも梅干しの香りが漂うと
やっぱり楽しみになり
2日後。
まだちょっとしっとり感ある子が
いるので(ぎゅうぎゅうなので笑)
もう少し干す。
翌日。
ちょっとカラカラになった子も
いますがこれで「完成」に
しました笑
早速ご飯で頂く🍚
外は乾いて中はしっとり。
伯母の梅干しにはやっぱり到底
及びませんが、面倒事項で
手間がかかった分(笑)、無事
梅干しに仕上がったことの感動も
大きく
まさに子育てと同じような感覚笑
去年の塩吹き梅干しの結果から
今年は梅酢に戻す、戻さない
バージョンに分けて、戻さない分も
しっかり密閉して保管することに
しました
…と自作梅干し完成を
楽しんでいたのですが。
今年はまだ続きがあるのですが
長くなりそうなので
続きます…
・・・・・・・・・・・・・
今の世の中で自分の身を
守るために必要なことは…?