ミシガン現実逃避 -5ページ目

検査 落ちる 



準備室で管のついた針を刺され

さあ これでいつ全身麻酔が始まるんだろうかとどきどきしておりました。


全身麻酔ってどんな感じなんだろう だんだんと眠くなるのかなぁ
それともカーテンがするすると降りてくるような感じなのかな



そんなことを考えながらいざ検査室へ


えっらい近代的で高級そうな検査器械がごろごろ並んでいる部屋に入りました。


わたしの入り口は患者専用の入口でそれはベッド頭方面にあり
ちょうど足元の方に ドクターや関係者専用のドアがあり
そこから人が通り過ぎるのが見えてました

でね、どうみてもおまえ大学生だろう ってかんじの若い女の子で
しかも今起きたところですって風貌 つまりブロンドの頭ボッサボサ、
大学のロゴの入ったTシャツにジャージで 
ビーサンでぺたぺたと歩いてたんですけどね


で そのこがついっとわたくしの検査室に入ってきて
その複雑怪奇そうな検査機器のモニターの前に立ち
慣れたしぐさでセットアップを始めたわけだ!


この若造が?(上から目線)
いやいや 最新兵器による高度な操作はやはり若いブレーンでないといけないのだ
年齢差による自分の立場の再確認)

と自分で自分に言い聞かせておりましたところ



Yシャツにネクタイの上に白衣を着て
にこやかにあられた男性。

「こんにちは 僕が今日の検査を担当するドクターです」
と握手を求めてきました。
ああよかった
やはり自分の体を預けるドクターにはこういう年季の入った風貌を期待したいとこだったんです



握手した側の腕には注射針刺さってて痛かったんですけどね。





で彼はにこやかに今から始める検査の説明を始めました


「うん、でね いまから麻酔を入れて 君が寝ている間に内視鏡を入れて問題がないか見るんだ
大丈夫 痛いとかそういうのは一切ないし なにしろ君は眠っているからね」



ほほう そうなんですか でも今先生 
私仰向けに寝てますから麻酔が効き始める前に体の位置動かすとかしたほうがいいんじゃないでしょうか?


なんかイメージ的に内視鏡って長そうだし 
いろんな角度的に調整が必要なんじゃないかなって
そういうことを患者なりに心配してるわけですよ!!




と聞く間もなく 第三の関係者がやってきました
「やあ! 僕は麻酔担当だよ 気分はどうだい?」




わたくしは問題ありません。いや、問題というか
なんとなくもう一度くらい検査始まる前にトイレ行っといたほうがいいかなと思うんですが
このチューブの絡み具合的に それは不可能ですよね・・・


じゃあいまから麻酔を入れるよ! 大丈夫 痛くもなんともないよ
ちょっとだけお昼寝するってかんじかな」



とその麻酔医はわたくしの頭上にあったモニターに触れましてね
で わたくしが
「どれくらいの時間麻酔って聞くんでしょうか?」と質問しようとしたところ



ばさっ。





意識という名の緞帳降ちました。











ふと目を覚ますとそこは検査準備室。
わたくしは一番最初の部屋に戻っておりました
横を見ると友人が「あ、起きた」と呼びかけてくれました


自分の体を見ると 繋がれていたチューブが取り外されており 自由の身。

そのままむくっと起き上がったのですが めまいとか気分が悪いとかそういうの全然無し。

日曜の朝目覚まし無しで目がさめた時みたいに じつに爽快。



そのまま普通に着替えて 看護婦さんにもう帰ってもいいと言われたのでふつーに帰りましたが
あれ? なんか準備の紙には 自分で運転してはいけませんと書いてありましたよね?

なんだか 普通に普通なんですけど。

帰りの車の中で友人も
「なんかさあ 普通だよね めまいとかしないの?」
と聞いてくれたのですが


ここはひとつ 体調の悪いそぶりでも見せたほうがいいのかしら?




つーか 検査室にいた時私の質問にだれもこたえてくれてないんですけど
あれ もしかして私麻酔がすでに聞き始めてて口が聞けなかったかもしれんぞ



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検査 本番です!

で ぶるぶるピカピカお呼び出しライトを握りしめた友人と共に待合室から準備室に移動し
(詳しくは過去のブログを参照ください)


あれ、きみ待合室で待ってるんじゃないの?と思いましたが
なぜか準備室も一緒に行ってくださいと言われ

彼女は大量のひまつぶし(書籍、おやつなど)の入ったでかい袋と共にわたくしと準備室に入りました

で わたくしは専門着に着替え ベッドに横になると


いきなり


いきなりですよ



4人の看護婦さんが四方八方から音もなくわたくしに近づいてきていきなり、

一人は血圧測定
一人は麻酔用の注射針を腕に打ち込み
一人は脈拍測定
一人はわたくしの専門着がはだけないように足元で毛布と共にくるみこみ

しかもみなさん会話なし
「じゃあ 刺すわよ ちくっとするわよ」とかお約束の言葉なし

そしてわたくしの横に無表情で立つ別の女性は
検査に関する注意をとうとうと読み上げ
合意のサインを求めてきました



すっかりおったまげ。びっくらこき。



ただでさえ全身麻酔初めてなのにいきなり声もかけられずチューブに繋がれた状態になって
すっかりびびった私は 雨の中で濡れそぼる捨て猫みたいにブルブルと震えが止まらず

質問に答えようにも歯がガチガチなって思考回路停止寸前。英語なんかでてこねぇよ

それに気づいたひとりの看護婦さんが
「寒い? 靴下欲しい?」
と聞いてきてくれたので お願いしますと答えたところ

男女兼用なのか やたらとでかい 裏にすべり止めのついた 病院にありがちな薄いブルーの靴下を履かせてくれました


なんかそれだけでとても感動しました。看護婦さんが天使に見えた。



で 準備が整い
じゃあ検査室にいくわよ と転倒防止の柵をがっしゃんと上にあげ


手を振る友人に気弱に手をふり
検査室へ続く廊下をベッドでごろごろ移動し始めたのですが


あれね
ベッドに寝たまま移動するって普段経験無いのですが
あの不思議な重力感とひたすらつづく廊下の無機質な天井しか視界に入ってこない状態
なんかね 我が人生ここまで!と覚悟をしてしまった自分です

たかが検査にですけどね。



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検査 下準備編


実は検査よりも準備のほうがいろいろと大変でした。


いろいろとね。いろいろ。



ちょっとどれくらい前から下準備始めないといけないか 正確な時間忘れちゃったんですけど
まあ検査を受ける前日何時間前からか お腹スッキリ薬を飲み始めるのですが


お腹スッキリ薬は粉末ですので それをスポーツドリンクに溶かして飲むわけです
そうなんです あのでっかいスポーツドリンクを2本も飲まないといけないんです。

楽勝じゃん?とお思いでしょうが
運動もせず しかも絶食状態でひたすら水分だけの摂取って
思ったより つらい。


スポーツドリンクもなぜか赤い色はダメで
私はオレンジ味と青いブルーベリー味を選んだわけですわ


なぜ赤はだめなんだろう
というか あの飲み物の色は腸まで届いてるってことかしら。


でね、わたくしああいう整腸剤関連の薬を過去に飲んだことがなくて
「飲むとどうなるのか」というのを初めて経験したのですが


面白いね。ぶっちゃけ。


お腹の中にこびとちゃんがいて
うんしょ こらしょ どっこいしょとみんなで障害物を押してるというか
でうっかり者のこびとちゃんが足踏み外して
いてっ そんなところ踏まないでよ的な鈍痛が時たまやってくる

おおー 働いちょる働いちょるとねぎらいの言葉を掛けたくなるような
不思議な腸の動き。


強烈な腹痛とかはありませんでしたが
ぐるぐるキュルキュルとかなりお盛んな腸内活動で



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検査 ドライバー編

なんですか 日本の大腸検査というのは
意識がある状態で行われるそうですね

じゃあ「只今S字結腸通過中~」
とかモニターでみせてもらえるんですかね



それもなかなか味のある検査方法ですね・・・・いいと思います





今回の検査は全身麻酔を行いますので
検査後車の運転は出来ませんのでどなたかとご同行くださいとのことでした。


全身麻酔・・・・生まれて初めてです
いとこがね 麻酔アレルギーとかいうやつで
全身麻酔打たれちゃうとそのまま目を覚まさない危険性があるとかで


どうしよう 眠り姫になっちゃったら
だれが呪いを解いてくれるのかしら?


まあとりあえず将来を悲観しても仕方ないので
友達にドライバーを頼み いよいよ検査に赴いたのですが


受付で
「で、ドライバーは?」とまず聞かれ
友人を紹介したところ、
「どこにもいかないで ここの待合室でお待ちになっててくださいね」
と念をおされ。

さらに あの混んでるレストランとかで待ってる時に渡される
自分の番がくるとぴこぴこ光ってブルブル震える「お呼び出しライト」っていうんですかね
友人はあの不思議な電化製品を渡されて
「検査が終わったらこれで呼び出しますから待っててくださいね」


そんなに患者ほっといて出かけちゃうドライバーさん多いのかな・・・・・
ちょっと近所のスタバでほっこり休憩とかもアカンのかな・・・・


ちなみにタクシー及びUberはダメだそうです
お一人様にはなかなかシビアですわね・・・・


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検査 呪いの電話編

さて大腸検査を受けるために準備の薬などを買いこみ
準備は万端仕上げをごろうじろと余裕ぶちかましてたある昼下がりに


発信者不明の電話がかかってきました。


「こんにちは。このたびは我が病院施設にて大腸検査の予約を頂きました件でお電話をさし上げております」

ああ、予約の再確認の電話ですね。


「つきましては患者様の予約なさった大腸検査の料金についてですが、かなりの高額の請求が見込まれると思います」



え?



え、ええ、大腸検査ってけっこうオカネかかりそうですよね
でもまだ検査受けてないし そんなこと言われても驚くだけなんですけど。
ていうか、あなた予想額とかご存知で?
↑若干声震え気味



「患者様の加入なさっておられる保険会社のプランによって個人負担額は異なりますので
金額についてはお答えできません」




えーと、、わたくしも保険会社に直接問い合わせて見積もりなど請求しておらず
ただお医者様が検査しましょうと言われたから予約したわけなのですが
そのことについていかがなものなのでしょうか?



「わたくしは検査を受けた後 患者様が請求書を見て驚かれないように事前にご理解をいただくお電話をさし上げている次第であります」


えーと つまり
検査はごっつ高いでー 覚悟しとけよーというお知らせの電話だけということですかね?


「請求金額でなにか問題がございましたら、アドバイスを提供できますお電話番号がございますのでご案内させていただきます」


ええっと それは つまり
分割払いとか そういったたぐいの支払形態の相談窓口ということですかね?


「そのようなお問い合せはすべてこちらの番号にお尋ねください ではごきげんよう」




ちん。



不吉な・・・・・なんて不吉な電話だ・・・


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