- 若い時に産んだ娘。
- 娘への愛情のかけ方がわからないどころか、自分のことで精一杯。
- 母親との関係が原因とされている【摂食障害】を娘も発症。
- 壮絶な数年間の記録。
- 現在は克服。けれど、今後何が起きても責任はわたしにある、と思っている。
続き。
【娘の摂食障害】
⑭少しずつ、だんだんと。
大学を卒業。
そして、就職。
この頃から少しずつ気持ちに変化が現れて来たようだった。
太っている自分を受け入れる。
もちろん、納得はいかなかっただろうけど、
諦めにも近い心境だったのかもしれない。
もしくは、
今のままの自分でも受け入れられているということを、どこかで感じていたのかもしれない。
もちろん、
就職してからも、
様々なストレスを抱えて、
その度に、また過食をしてしまった。という連絡があったり、自己卑下もあったが、
会社に行けなくなるくらい、
または、以前のような極端な自分責めはなくなっていたように思う。
どうしてそうなってきたのか、考えてみた。
改めて振り返ると、
あの子は、ずっと戦ってきたんだな、と思った。
小学校から、ずっと。
ずっと1人で戦ってきたのかもしれない。
今、それを思うと涙が出てくる。
そう。
当時の苦しかったわたしは、全く頼りにならなかったから。
それどころか、
娘は、自分も精一杯なのに、
わたしに目を向けてくれていた。
そうやって1人で頑張って、気を張って、
そして、常に上を目指して頑張っていた。
苦しくないわけがない。
そして、ダイエットをきっかけに爆発。
摂食障害は、
本当に辛く苦しいものだったけど、
皮肉にも、
摂食障害という病気が、
わたしに、
『あなたはあなたのままで十分素晴らしいよ』
と娘に伝える機会を与えてくれた形になった。
情けないけど、
こんなことになって初めて、
やっと、母親らしい愛情を示せたのかもしれない。
そして、就職。
就職先では同期の他にも、
たくさんの先輩もいる。
同級生だと、ライバル視しがちでも、
心を開ける年上の先輩に出会えたことは、
娘の心が安定したきっかけになったのではと思う。
嬉しかったのが、娘が、
娘をすごく可愛がってくれている、
少し離れた歳の先輩のことを、
『〇〇さんて、すごく優しくてね。なんでも話聞いてくれて、なんか安心するの。ママみたいな人』
って、わたしに言った。
『へー。そうなんだね。仲良くしてくれて嬉しいね!』
なんて、サラっと受け答えたけど、
本当に嬉しかった。
そんな感じで、
会社の人にも恵まれ、
娘のキャラも愛され、
そんな中で、娘の心がだんだんと落ち着いてきた気がした。
続く。
もう少しお付き合いください。
そろそろ終わります笑。
続き。
アンジーって?
・ナリ心理学認定心理アドバイザー
・夫、娘(成人)、息子(大学生)、猫4人
・東京出身、長崎在住
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