アンジーと娘
- 若い時に産んだ娘。
- 出産時に病院で大きな手違いがあり、産後すぐに緊急手術。数日間、母子離れ離れに。そのせいか、母性がほぼなくなる。
- 娘への愛情のかけ方がわからないどころか、自分のことで精一杯。
- 母親との関係が原因とされている【摂食障害】を娘も発症。
- 壮絶な数年間の記録。
- 現在は克服。けれど、今後何が起きても責任はわたしにある、と思っている。
つづき。
【娘の摂食障害】
⑦吐けない子・感情は爆発
わたしが摂食障害でとにかく恐ろしかったのが、
『吐く』行為。
最初から、『吐く』という行為を手に入れてしまったわたしは、
当初、ある意味ラッキーだと思っていた。
吐けない友達がいる中、
わたしは吐ける。
大量に食べたものを、吐いてリセット出来る。
家族には隠して、
1日に何回も吐いていた。
が、
それは、地獄の苦しみになった。
娘は、わたしにはなんでも話してくれた。
わたしからは、
吐くのだけは絶対にダメと伝えていたと思う。
それが、クセになったら大変なことになる、と。
あんなにツラい思いまで、娘にはさせたくない。
幸い、
娘は、小さい頃から、
『吐くこと』が一番の恐怖だった。
風邪や体調不良で、『吐く』ということを最も恐れていた。
だから、自ら『吐く』という行為をしなかったことは、
正直、わたしは心からホッとしていた。
ただ、
娘の過食は止まらない。
吐くことも出来ないから、
当然、身体はみるみる大きくなっていった。
それは、あっという間だった。
それと、同時に、
こんな自分なんて、、、という自己卑下。
そして、なにかにつけて文句。
LINEには、たくさんの自分責めと、
世間に対しての暴言ばかりが目立つようになった。
とにかく、わたしには文句から暴言から、
なんでも吐き出してきた。
あぁ、こんなにも溜めてたんだ。
と思った。
娘の中では、
世間は敵だらけだった。
人一倍頑張り屋で、
頑張ることで自分を保っていた。
頑張ることで、認められようと必死だった。
そんな娘の爆発を、
全て、肯定し、
全てを受け止めた。
娘の悔しさ、怒り、悲しみ、すべて。
そして、
あなたは、なにも間違ってないということを伝えた。
どんなことがあってもわたしが守る。ということも。
昼夜いつでも、娘のメッセージに応えた。
とにかく感情をぶつけてきてくれたのはよかったことだと思う。
それだけ、ずっと溜めてたことがあったということだから。
わたしの場合、感情を出せずに拗らせたから。
続きます。
アンジーって？
・ナリ心理学認定心理アドバイザー
・夫、娘(成人)、息子(大学生)、猫4人
・東京出身、長崎在住
＊アンジーのLINE・対面セッションは毎回即満席
＊あなたの悩みはどこから来ているのか。
その根本(ねっこ)をしっかりと見ていきます。何があっても『大丈夫』をアンジーは伝えます。
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