3月テスト成績が出ました。
齢16にして、初めて真剣にテスト直しをしています。
娘はずっと「返ってきたテストは過去のものなので見ても仕方ない」と小学生時代からテスト直しを断固拒否。
さすが、前しか見ない娘。
その拒否を親の強権発動で突破しても身につかないだろうし、学校の宿題で主要科目のテストやり直し提出があっても、ケアレスミスを発見し、もう一度解いてわからない問題は解説見て「なるほどねー」とサラッと納得して終了していたのを放置してきました。
でも評定平均が必要だというタイミングに突入後、成績表をじっくり見て評定換算し現実を知った娘は発想を変えたようです。
「過去のテストを直すと思うのではなく、現在の問題傾向を考察し対策をすることは未来のテストのためである」と。
娘の行動原理は、過去か未来か、そこが問題
さてテスト結果です。
↑群
・現代国語
・数ll
・数B
・家庭科
→群
・古典
・世界史
・英語
・英語リスニング
↓群
・化学
・物理
・保健
おーい。理科好き少女じゃなかったのかーい
来年なくなる教科にはテンションが上がらなかったのでしょうか。あんなに好きだったはずの化学
甥っ子くんのひとりが医科歯科に合格したので、今まで時々バイトで理科を見てくれていた医学部ではない仲良し甥っ子くんが「オレは娘ちゃんの家庭教師クビかな」と義妹にぼやいていたそうです。(仲良し甥っ子くんは自分は数学の専攻なので、理科なら医学部のほうが向いていると思ったそうな)
大丈夫!理科は手放すので、もともとクビです
あ、でも数llのテストで解説見ても腑落ちしなかった問題が1問あるそうなので、それを見てもらおうかな。甥っ子くんと塾の先生からダブルで教わったら、違う解法を知って頭が柔らかくなりそう。
で、テスト直しは教科ごとに少し方法を変えてみました。
数学:
なぜ間違えたかをお母さんにプレゼン。
何を言っているかさっぱりわからないのですが、とにかく口に出して説明できることが大事なので壁打ち代わりに。
今回のトピックは全問不正解の大問について「ここ、どうしたの?」と聞いたら「全部、積分で解かないといけないのに、間違えて微分で解いちゃったー
頭では積分で解いてたつもりだったのでビックリ!」(微分と積分は逆かも)だそうです。わたしのほうがビックリだわ!
現国:
「現国できたー!ほぼ満点かも」と言って帰ってきて、全然満点じゃないので
教科書や問題集、サブテキスト、プリントを見ながら、どこから出た問題を逃したかチェック。
古典:
成績は前よりは上がったものの、いや、上がったからこそやっとわかった「わたし、文法が全くわかってない」状況。
大きな本屋さんに行って中学古典の文法が書いてある簡単な参考書を買いました。
最近、古典や漢文の文章は好きということがわかったそうなので、文法を理解して苦手意識を完全払拭できるといいね。
大事
文章題で「これ現国だったら◯か-1点ぐらいじゃない?」という解答が❌でした。要点が押さえられて内容が合っていても、「古典」として大事な箇所の訳をすっ飛ばしていると❌ということがわかったそうです。なるほどー。
英語:
自分ひとりではサラッとやり直しただけで終わりそうなので、チューターさんにお願いすることにしました。
保健:
おそらく年内入試組のみんなが頑張って評定5を狙ったであろう覚える科目・保健。
本人は頑張ったつもりなのに全く振るわず、実は保健に対して一番ショックを受けていました。
教科書と問題の傾向を見比べて、2年に備える予定だそうです。
世界史:
やり直しに対しひどくテンションが低いので、来年度の予習をすることで手を打ちました。
社会科は娘の鬼門なので、一番の気持ちがささくれだなないように、そおーっと扱うのが吉。
暗黒の2学期を挽回できるほどのすんごい出来ではありませんでしたが、本人の自走で上向けたので少し安心しました。
あと、やっとテスト問題の傾向を考えるようになり、その考察を一所懸命話してくれるという、何においても考察班なところが面白いです。
わたしも毎晩のようにchatGPTと『HUNTER×HUNTER』のカチョウの守護霊獣能力「2人セゾン - キミガイナイ -」と、欅坂46の同名曲の歌詞についての考察を語り合っているので、これは血かもしれません。
姪っ子ちゃんも中野のビアガーデンで世の中のあれこれについて考察しまくっている時に「はあー、こうやって考察している時が一番の幸せなんですよっ!わたしはっ!」と叫んでいたので、娘の考察好きはDNAに刷り込まれているのかも。
考察好きが勉強に生きるか!無理かなあ