期末テストの直前の娘、超速問題集解きをするために、わたしに解答を預けてどんどん答えていくスタイルの「お母さんテスト」をお願いしてきました。
科目は生物。
単元は植物。
実は冬休み中、かつての上司と同期と後輩と娘と森へ行くという珍しい体験をしてきました。
森には時々行くのですが、変わっているのが、そのメンバー。
自然が大好きすぎて早期退職して植物の道に入り、SAPIXのテキストやら難関校入試に使われるネイチャー系物書きになった上司から「みんなで森に行こう」と言われて決まった日程が娘も暇で、かつ良く会う後輩ちゃんにも懐いているので「だったらわたしも行く〜」と一緒についてきたのが12月末のことでした。
わたしが同期や後輩と「この実は食べられるのか。この葉はどうか」などと実にくだらない話をペーラペラしている横で、元上司が娘に植物のレクチャーをしてくれました。
学校で習っている生物がちょうど植生のあたりであることを伝え、色々と質問したらしく、元上司は喜んで本気の植物学を教えてくれて、ありがたきことに娘は森の生態系という大きなものをフワッと意識できたようです。
お陰で今回は「あー、これ◯◯さんが言ってたやつだー!」と思い出しながら楽しく勉強していて、足を使った経験の大事さを実感しました。
そんなわけで今回の生物には少々自信がある娘ちゃん、しかして現実は!?
まずは実際の会話から、どうぞ![]()
娘:「答えはウ!」
pi:「……解答には答えが2個書いてあるんだけどな」
娘:「あ!」
→問題に「正しい答えを2つ選べ」と書いてあるのを読まずに、一番上にある正しい答えのみを即答してしまう。
娘:「答えはア!」
pi:「……間違っている」
娘:「絶対に合ってるよ!……あ!」
→問題に「間違っている答えを選べ」と書いてあるのを読まずに、一番上にあった答えが合っていたので、それだけで即答してしまう。
モオオオ![]()
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また問題を読んでない!
小学生の時から問題に◯と__を引いてって言ってるじゃん!
さすがに高1。
問題を読んでいないことが思い切り露呈した今、逆ギレすることも目を背けることももできないご様子です。
めちゃくちゃ気まずい顔をしてるw
「お母さんはね、何も問題に◯と__を引いて欲しくて欲しくてたまらない変わった趣味の人じゃないの。◯と__は単なる手段に過ぎなくて、問題の要点を読み落とさないでって言ってるの。それが目的だから」
久々にクドクド言ってしまったのですが、娘は「目的と手段を取り違えている」という表現がオタク的にささったようで、ちょっと気まずさも減り、「◯と__は手段に過ぎないのよね」と納得している様子でした。
その後、国語の問題集(提出あり!)を解いているのを横から覗いたら、自発的に◯と__を引いていて、満面の笑みで「お母さん、◯と__を引いたら明らかに正答率が上がったよ〜
」と喜んでいました。
今!今そこ!
常に今そこな娘ですが、おそらく緊張状態で焦って受けているテストでは問題の読み違いで1〜2割、教科によってはそれ以上落としていることが想像されます。
問題に◯と__で印をつけながら読むと、文章の中から要点を探す癖がつくはず。
そんなわけでわたしは◯と__を推します。
とりあえず娘のライトに貼っておきました。こよなく愛している、、、わけではない、◯と__を。
