産後ウツとモラハラを乗り越えた後 -679ページ目

キモノは一生もの

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今日は着物です

ちょっとした演奏会でお琴を弾いて来ます♪

着物は江戸小紋。

普通の小紋と違って、紋をつけたり帯によっては、結婚式やパーティーにも対応出来る格上の着物です。

まだ20代の頃に、江戸小紋の職人の技を見させて頂く機会があって、その伝統の技の奥深さと大変な工程に感動して、

これは一生物の着物だ!

と思い、他に帯も合わせて総額??万円くらい衝動買いしました。

その時、着付けの先生が、好いものは一生もの、こういうのを着ることはあなたの自信にも繋がりますよ。と言われたのを覚えています。


今思えば、売るためのセールストークだったかもしれませんが、
今はその意味がわかります。


当時、渋い色が好みだったとはいえ、若い私がこの着物を着ると、ただ地味で沈んで見えて、着こなすのが難しく、というより経験不足で着こなせなかったんですね。

結局殆ど袖を通さず押し入れに眠っていました。

そして今、三十路も半ばを過ぎて、着物も普段着になりつつあるほど着慣れている最近、久しぶりにこの着物を着たら、とても着心地がよくしっくりくるのです。


そして地味な色が、逆に大人の落ち着きや品のようなものを漂わせてくれてるような、そしてシャキッとした気持ちになるんですね。


年齢や体型に合わせて着れる服が少なくなるのに比べて、

着物は年を重ねれば重ねるほど、女性の色気や品を香り立たせるものだと最近感じてます。

また自分の生き方が表れるともいえます。背筋が曲がってたり、汚い歩き方だと美しくないですものね。

最近はやっと着物を普段着に着ていても違和感がなくなってきたように思います。
着物に馴染む体になってきたというのでしょうか。


中村玉緒さんが、着物の著書で言っていました。

着物を着て歩いている時に、すれ違う人に振り返られるようじゃ駄目だと。


着物が歩いてるみたいなのではなく、

理想は誰も振り向かないほどに、着物が馴染んでいて自然であるということなのでしょう。

私も40過ぎたら着物を普段着にしようと考えてます。

着物が似合う凛として背筋の伸びた私でいたいですね。

この江戸小紋も60、70歳で着た時、どんな私を演出してくれるのか楽しみです。

着物が一生ものというのは、そういう意味なんだと思います。

では、まもなく開演です♪

心地よい関係=ほどよい距離感

最近ヨーゼフとの生活がとても穏やかで、心地よい。


ラブラブとか仲良しという密着感ではない。

逆にほどよい距離感がいい関係の秘訣なのかもしれない。


その理由、
☆朝ハグをしてヨーゼフを仕事に送りだしたら、夜彼が仕事を終える時間までは緊急の用件以外は一切メール、電話をしない。

→なぜなら気分や感情をぶつけるメールは、ヨーゼフの仕事の集中力を削ぐことになるし、相手に返信を焦らせたり、また返信がないことで不要な心配や疑いを抱くのは無意味だからだ。


1日メールを送らないというルールは本当に素晴らしい!

昼間はそれぞれの仕事に集中し、帰ってきた時に話たいことをじっくり温められる。そしてより相手への信頼感が増した。


☆相手が考え事で頭が一杯いっぱいの時には、黙っていたり険しい顔をしていても、「怒ってるの?」とか「何で不機嫌そうな顔してるの?」とか畳み込むように問い詰めないこと。
→彼は怒ってるのではなく、問題を解決する方法を思索中。
私はただ黙って彼の考えがまとまるまで待てばいいのだ。
そうすればまた穏やかな表情に戻るって知ってるから。


☆今の自分が相手に代わって出来ることがあれば、状況をみて協力する。

→自分が手が空いてる時、相手が疲れている時、家のこと、何かの手続きや手配、安らぐ空間作りなど協力しあうことで、お互いへの感謝の気持ちと信頼関係がうまれる。


☆出来る限り毎日、愛情のこもった手料理を作って、「おかえり!」と迎えてあげること。

→美味しい手料理があれば、ダンナは帰ってきます!たぶんf^_^;なぜかヨーゼフは外食より家で食べたがる。私が作ったおかずを夫婦で奪い合っている。嬉しいことだねぇ(*^o^*)


この一年で少しずつお互いが自然に作り上げてきた暗黙のルールみたいなもの。

色々ぶつかり合いながらも、反省、改善、信頼、思いやりの気持ちを忘れなかったから変われた。
ヨーゼフが自らの行動で教えてくれたこと。

そうだ大事なこともう一つ!


ありがとう!という感謝の気持ちをいつも声に出して伝えること。
これが今の私たちには自然に出来ていると思う。


そして私たちをいつも笑顔にしてくれるピピにありがとう!
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結婚記念日

10月4日、無事に結婚記念日を迎えました☆

ケンカや意見のぶつかり合いもあったけれど、この一年はお互いの性格や生活習慣、価値観を知る一年でもありました。
私たちはかなり似てない者同士で、性格も趣味も好みも違う2人でした。



でも私はヨーゼフから沢山のことを学びました。


忍耐、相手を思いやる気持ち、待つこと、冷静な判断、言葉よりも行動で示すことの説得力、ありがとうという感謝の気持ちを忘れずに誠意を持って気持ちを表すこと。などなど。

良かったことは、お互い不満や改善して欲しい点をちゃんと話し合い、直すべきところは直す努力をしてきたことです。

昔の私なら、人に自分の悪いところを指摘されると素直に受け入れられず、反発や言い訳をしていたのが、
ヨーゼフは言われたその日から改善しようと行動するのを見て、私も応えなければ、私も変わらなければという気持ちに変わりました。


正直、自己中でワガママでいい加減だった自分が、こんなに変われるとは思いませんでした。


遅刻魔だった私は、今はいつも余裕をもって家を出て、予定より早く到着するようになり、仕事も無遅刻、無欠勤、ギリギリに出勤することさえなくなりました。


早起きは三億の得?と、何でも余裕をもって行動することを教えられました。


また、相手が自分の気持ちを整理するまで、感情的になって相手に横槍を入れない。そうすればお互い冷静になって、感情的な口喧嘩が勃発しないで済む。

ヨーゼフと生活を始めてから、これまでの私の欠点がかなり改善されつつあります。


ヨーゼフに教えられたことは、夫婦関係だけでなく、全ての人間関係の基本だと思います。


年齢を重ねても精神年齢や行動がいつまでも幼い大人子どもが多い中、ヨーゼフは、本当に立派な大人だと思います。


私はヨーゼフが私の夫になってくれたことをヨーゼフに、そして神様に感謝します。


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