大人って良いなーと思った件 | 笛吹きの備忘録

笛吹きの備忘録

おばあさんのモノワスレ対策ブログです。
アマチュア楽団でフルートを吹いています。
お芝居が大好き!
母の着物をリメイクして、着る(ここ大事♪)ことを老後のミッションと決めました。

長女のバレエ発表会を観てきました。

長女の子ども、ではなくて、長女本人のバレエ発表会です。
最近、増えている「おとなのバレエ」教室の合同発表会なんです。

⤵️これは去年のスナップです。(ブログを書いたあとに送られてきたのね)
長女は真ん中、『くるみ割り人形』より「金平糖の精のヴァリエーション」を踊りました。
両端の方々も「おとなバレエ」のクラスメイトで、それぞれ『コッペリア』や『海賊』からのヴァリエーションを見事に踊りきってましたよ。
子どもの頃の夢を、大人になって実現させた喜びにあふれていました。

でね、もう夢が叶ったから、これで終わりにするのかと思ったのですが、長女は、まだ続けているのですよ。
楽しくてしょうがないらしい…。
40代後半の長女は、おとなクラスではまだまだ若手!  60代、70代の先輩たちが生き生きと踊る姿を見ていると、もっと進化できると思えてくるのだそうです。

人の目を気にすることなく、競い合うこともなく、自分がやりたいと思うことを、ただ実行しているだけ…。
大人になって、初めて味わう充実感なんでしょうね。
わかる!

さて、今年の発表会で、長女が踊ったのは『フローラの目覚め』より「フローラのヴァリエーション」です。
最近のコンクールでは一番人気で、ローザンヌの課題だったこともあるとか…。
『フローラの目覚め』は、ギリシャ神話を基に作られた一幕のバレエ作品で、1894年にロシア宮廷での結婚式で初演されています。

クロリスという妖精が、西風の神ゼフィルスに見初められます。彼は、愛の証しとして、妖精クロリスを花と春と豊穣を司る女神に昇格(?)させるという物語です。
妖精クロリスが花の女神フローラになるので、『フローラの目覚め』というのね。

なるほどー🎵   長女にとっても「目覚め」だったのかも…。
実に楽しげに、幸せを振りまくように、踊っていましたよ!

もちろん、親ばか承知!