切なさは、わりと簡単に解消される件 | 笛吹きの備忘録

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おばあさんのモノワスレ対策ブログです。
アマチュア楽団でフルートを吹いています。
お芝居が大好き!
母の着物をリメイクして、着る(ここ大事♪)ことを老後のミッションと決めました。

神奈川芸術劇場で劇団四季の『オペラ座の怪人』を観てきました。


『オペラ座の怪人』は、1988年、日生劇場での日本初演以来、もう8000回以上、上演され続けています。
4/23から始まったKAAT(神奈川芸術劇場のことね)でのロングラン公演では、4/29に日本上陸36周年を迎えて、カーテンコールのときにごあいさつがあったそうです。
36周年ですよ!
こうなると、歌舞伎と同じで、何度も観劇する方もいるし、すごく好きってわけじゃないけど、一回くらい観ておこうかなって思う方もいるのでしょうね。
この日(6/19昼公演)も、ほぼ満席でした。
KAATがオペラ座になる🎵というキャッチフレーズがありましたが、なるほど、こういうのがオペラ座なのか!と納得…、知らんけど…。

劇団四季も、幕が開く前の写真撮影OKです。(宝塚歌劇団と同じね♪)
オークションの場面から始まるのですが、中央の布に覆われた物体は壊れたシャンデリアでした。
それが、ダーーーンッ🎵ダダダダダーーーンッ🎵の音楽にのって、ゆるゆると天井まで上げられて、劇中劇『ハンニバル』の舞台稽古が始まります。この感じ、スッゴク良いです!
『オペラ座の怪人』だ!と高揚感むくむくと沸き上がります。

あとは、岩城雄太さんのファントムが怪しく、哀しく、切なく、グイグイと引っ張っていくのですよ。

最後の場面、ブライダル・ヴェールを抱きしめて、そして、捨てるところ、泣けます。


アンコールを終えて、ファントムの切なさと、お芝居の終わった切なさという、W切なさを心に抱いて外に出ると、初夏の夕暮れでした。

薄墨色の空に淡くネオンが灯っていました…。
ここは横浜! そりゃ!中華街に行きますよ!

はいっ!今季初の冷やし中華🎵

デザートは豚の角煮まん🎵

切なさは、食欲を満たすことで解消されちゃうのね♪♪♪