先生のご自宅でのレッスンを受けるようになって3カ月が過ぎました。
そこに至る経緯は、こちらを⤵️
自宅レッスンでは毎回、チェンバロで伴奏していただいてます。
…って、また、この写真ですが…。
今、取り組んでいるのはJ.S.Bachのフルートと通奏低音のためのソナタBWV1035 e-durです。
⤵️これが楽譜なのですが…、
⤵️この緑で囲った部分が通奏低音です。
よく見ると、下に小さく数字が書いてあります。
64とか7#とか、何のこっちゃ?
まるで暗号!
ピアノ譜って、たいてい右手が旋律で、左手は和音担当ですよね。
でもチェンバロでは左手が大事な旋律を奏でているのです。
「左手の音をよく聴いて」と何度も注意を受けるのですが、ムツカシーーー!
聴いてるとウットリしちゃって、フルート吹くのを忘れちゃうのよね…。
この楽譜には、上段に右手用の譜がありますが、これはのちの時代に編曲者によって書き加えられたもので、バッハの時代は下の譜だけが書かれていました。
ですから、楽譜を購入するときには誰が編曲しているのかもよく見なければ…、見ても良し悪しはわからないのだけれど…。
ちなみに、この楽譜の編曲者(右手譜を書き加えた人)はHans-Peter Schmitsさんです。
あのシュミッツさんですよね?
新しい体験で、いろいろと未知との遭遇しております。
70年も生きてきたのに、まだまだ知らないことがたくさんありまする。
それでは、バッハのソナタホ長調の3楽章Sicilianoをお聴きください。チェンバロの音色を重点的にね(((^_^;)
そろそろ曲が終わる…というときにピンポ~ンが鳴っております。
次の生徒さんがいらしたのでした。自宅レッスンあるある…ですね(((^_^;)