エレキギターのシールドジャックのナットってすぐに緩みがちですよね。いつの間にかゆるゆるになってたり。アンプだと練習スタジオに置いてあるJC-120なんかはナットが緩み切っていて、シールド挿そうとしたらジャックが陥没したりとか良くある話です。

 

 そんな小さいストレスに悩まされている時に活躍するのが、ノルトロックワッシャーです。

 

 

  1.ノルトロックワッシャーとは?

 ノルトロックワッシャーは普通のワッシャーのようにナットと母体の間に差し込むだけで、ネジが緩まなくなる魔法のようなワッシャーです。その原理は、ネジの目の角度よりも大きい角度の歯でかみ合わせた2枚のをナットにより、ネジが緩もうとしてもナットがそれを阻止する構造になっているというものです。島村楽器のプライベートブランドであるHISTORYの一部機種にも採用されていますね。(詳しくはノルトロックの公式HPを見てね!)

 

  2.取り付けてみた

 

 こんな感じです。厚みが出てちょっとゴツイというか、マッシブで男らしい印象です。これはかっこいいんじゃないでしょうか?さて、一番気になる効果ですが、プラグの抜き差しがし易くなりました。これはナットをしっかり締めた時と同じ効果なのですが、これが持続するのは非常に良いと思いました。

 

 今まで、少しくらいナットが緩んでいても見過ごしていましたが、緩いとジャックにかかる力が分散して、抜き差し時に余計な力が必要なんですよね。そういうのが無くなります。ナットを締める手間が減るというより、ずっとジャックの抜き差しし易い状態が持続する。メンテフリーになる。というところが大きいですね。想定していたよりもストレス減ります。最高!

 

  3.注意点

 実は購入してから取り付けるまでに躊躇しておりました。このワッシャーは見ての通り、母体とナットに食い込ませるための歯がついています。そう、母体に跡がつくんですね。この跡はひっかき傷とは違い、母体やナットに対して垂直に当てているため、損傷させるようなものではないとのことです。吉田的には跡は別にいいんですが、それによってメッキがはがれて錆びてしまうのは避けたいところです。跡については経過観察したいと思います。

 

 

おしまい☆

 

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