時に、ストラトのアウトプットジャックを新品に交換すると、固くて挿しにくい、抜けにくいことってあると思います。特に、Switch Craftの「11」。これがべらぼうに固いです。この喰らいついたら、絶対に離さないワニのようなジャックがバンドマンの信頼を獲得しているようです。


 しかし、お家でギターをとっかえひっかえして遊んでいると、これがかえって面倒です。特にストラトは舟形ジャックなので実質3本の指で引き抜かなくてはならず、中々大変です。最近、引き抜く際にケーブル部分にも指をかけていることに気付きました。これではシールドケーブルを痛めてしまい、シールドの寿命を縮めてしまいまいます。この状況はあんま良くないですねぇ。

 

 ということで、今回は固いジャックへの対策方法について説明します。

 

1.プラグがロックされる仕組み

 シールドケーブルがジャックにロックされる仕組みですが、ジャックの板ばね部分がプラグの端子部分に押し付け嵌めることでホールドされて、安定的な通電状態を保持します。この板ばねの押し付ける力が強いほど、ジャックは挿しにくく、抜きにくくなってしまいます。Switch craft「11」はこの板ばねの押し付ける力が強いです。

 

2.プラグのロックを弱くする方法

 抜き差しを緩くしたい場合、板ばねの押し付ける力を弱めればいいので、板ばね部分をほんの少し外側に曲げてやります。ホントに少しです。やり過ぎると緩すぎてガバガバになってしまいます。が、やりすぎたらやり直せばいいので問題ありません。これで解決!

 

 巷ではピュアトーンのジャックが抜き差ししやすいと評判が良いですね。少し高価ですが、煩わしさから解放されるのであれば良い選択肢かもしれません。

 

 

おしまい☆