おとといの東日本大震災の「余震」について、気象庁からも地震予知連絡会からも スロー地震 による予告はなかった。
やっぱりスロー地震が教えてくれるのは東日本大震災クラスの巨大地震だけ、なのか。
でも、地震の2日前の夕方、不思議な雲を見て、ひょっとして地震来るかな、と思った。
この場所は以前、金床(カナトコ)雲を観測した場所で、見晴らしがいいので好んで通る場所。
ちょっとわかりにくいけれど、雲にいかにも地磁気を反映したような線が入っているように見えます。
以前に見た金床雲(地震とは関係ありません)
地震雲の仕組みなど全然わかりません。
おそらくただの思いすごしです。
それよりも今回、震度4の東京では緊急地震速報すら鳴らなかった。
東北在住の知人の場合、携帯アプリのPREPが地震1分前に緊急地震速報の警告をカウントダウンしはじめ、カウントがゼロになったら本当に揺れ始めた、とか。
気象庁の緊急地震速報よりも民間のアプリのほうがあてになりそう。
コロナ禍の最中、復興の道半ばの東北に再び試練。
(jiji.comより)
そんな中、台湾の蔡英文(ツァイインウェン)総統が14日、ツイッターに被災地の無事を祈るメッセージを寄せた。
「日本の皆さんにとって支援が必要であれば、いつでも台湾はかけつけます」とも記されたその投稿に感謝と共感が広がった。
(蔡英文(ツァイインウェン)総統のツイッターより)
(このワンコたち、蔡総統が飼ってるのかしら・・・)
蔡総統、かねてから、台湾の民主化のために中国と果敢に対峙する態度がカッコイイと思っていた。
彼女のメッセージはわかりやすい。
それはなぜか。
台湾のトップ大学とアメリカで法学を、イギリスで経済を学んだというスマートでリベラルなバックグラウンドもさることながら、彼女が目指す「台湾の民主化。リベラルで生きやすい社会の実現」というゴールがぶれないから、じゃないのか。
森会長の後任人事で見るに堪えないドタバタを晒す日本には、残念ながらそういう女性のリーダーが見当たらない。
みなさん、見てる方向が虚ろでどこか窮屈そう。
アタマが冴えててすべてわかっちゃってる人は過激すぎたりするし。
「女性差別」を十二分に体験させていただいた世代として、小手先の「女性起用」や「保育園増やせ」運動には鼻白んでしまう。
政治家も東京オリ・パラ組織委員会会長も、聴衆(国民)をその気にさせる物語を語れる人でなければならない。
そんな人、どこかにいないのかしら。
できれば女性で。