播磨の峠巡り 佐用町キャンプ編 (1)
11/3-4に佐用町南光というところにキャンプツアーに行ってきました。

姫新線「播磨徳久(とくさ)駅」まで、神戸から輪行。姫新線は上郡から先は本数が少なく、途中駅で新快速に乗り換えるのを忘れてしまったので、1時間ほど余分に時間がかかってしまい、11時すぎにのんびり到着。智頭急行で特急「はくと」を使って隣の佐用駅まで行った方が早かったみたいです。
今回は冬装備なので、シュラフカバー、ダウンジャケット、ジャージ上下の寝間着など普段はいらない荷物が増えたので、フロントキャリアにも荷物袋がついてます。
この辺りに多い、無人駅になり駅の建物が別の用途になっている播磨徳久駅。このあたりはひまわり畑で有名なようですが、冬なので静かです。
良いお天気のなか、千種川沿いに北上していきます。

谷が狭まってきたあたりで、川沿いのキャンプ場 「南光自然観察園」に到着。キャビン、オートサイト、フリーサイトと揃ったかなり大規模なキャンプ場です。

キャンプ場の前に「ひまわり館」という食堂兼土産物屋さんがあったので、力うどんをいただきました。この辺り、駅周辺以外には飲食店も食料品店もほとんどありません。

木の下の広大なフリーサイトを確保できました。というか、フリーサイト全体に他にお客さんがいないようなので、声が聞こえる範囲には他の人はいません。反対側のオートサイトにはファミリーキャンプが数組いました。

サクッと、いつもの一人用ドームテントを設営しました。
今回、最低限の食材は自宅から持って来たし、薪はキャンプ場売店で買えたのですが、なにかおつまみに鉄板でやける肉とかないかとお買い物にでてみました。
数キロ上流の宍粟市に入ったところに「道の駅ちくさ」がありました。ところが、ここのお店は生野菜とお菓子しか売っていないのです。芋一袋とか買っても困るので、手ぶらで失礼しました。
途中の「るり寺」の門前に酒屋さんがあって、とりあえず缶ビール2本と魚肉ソーセージ2本とおかきを確保しました。困ったときは酒屋さんです。

薪は立派な広葉樹の薪一袋を手に入れました。前回のキャンプで、薪を燃やしそこなう、という失態を演じたので、今回はナタを持ってきて、あらかじめ、小口の薪を10本ぐらい作っておきました。ナタつかったの久しぶりです。
そろそろ日がかげってきました。暗くなる前に夕飯開始!
いつものようにまとまりのない私のキャンプサイトです。タープも椅子もないので単に地面に並べてあるだけです。ばえないです。

よく見ないで買った(というかそれしか売ってなかった)ソーセージは「あらびき」ですが75%は魚肉です。

これをぶつ切りにして、BE-PALのおまけのマイクロ鉄板とアルコールストーブで焼きます。今回も、もんじゃ焼きこてが大活躍。オリーブオイルでこんがり焼いて胡椒をふれば魚肉75%でも「腕白でもいい!」の味になり、ビールによく合います。
この後はパスタを茹でて、インスタント式のペペロンチーノソースをまぶしていただきました。

さて、日も暮れたので、段取り通り、着火剤、枯葉、で小口の薪に火をつけて、段々と太い薪を燃やす、セオリー通りの焚火はうまくいきました。 結局、6時から10時頃まで、4時間も火を眺めながら、ビールとジャックダニエルを飲んでました。

最後の2本ぐらいが燃えているところです。この小雨が降ってきたのでわずかに残っていた炭に水をかけて終了。
この夜は天気予報では晴れだったのですが、山の地形のせいか、テントに入ってからは夜の間ずっと雨が降ってたようです。気温も下がっていき最低気温は6度だったそうです。
秋冬用のイサカのダウンシュラフを一年中使っているのですが、今回はモンベルのシュラフカバーをその上にかけて、寝間着のコットンジャージ上下、モンベルジオラインのインナー、ユニクロダウンジャケットという重ね着でした。最初、暑苦しくて上半身をシュラフカバーから出してきたのですが、寒くて目が覚めたので、改めてシュラフカバーで全身をカバーして寝なおしたらちゃんと寝られました。これにホッカイロ追加すれば0度ぐらいまでいけますかね。
この日の自転車はわずか16キロほどのゆるい登りでした。たった130メートルしか登ってないです。走行ログは このGarmin Connect に。
芦屋 西宮 Mini Sea To Summit
カヤック、自転車、登山を一日でこなすスポーツイベント"Sea To Summit"に出ようと8月からカヤックの練習を始めて7回乗りに行って、大体つかめてきました。少なくとも真っすぐは進みます。これから寒くなるとカヤックの練習はつらいので、10/21に今年の総仕上げとして、実際に三種目連続でやってみました。
もう3回目になる兵庫県海洋体育館という芦屋浜のヨット、カヤックの練習場に来ました。カヤックレンタルを申し込むと以前2回とは違ったタイプのカヤックもあることがわかったので、このリクリエーショナルカヤックを借りました。
前2回はここで借りたのはなぜか海なのにリバーカヤックでした。船底が平らなので、直進性が悪いです。パドリングで細かく調整していかないと真っすぐ進みません。パドリングの練習には良いのですが、疲れます。
この黄色いカヤックは幅がより広く、船底にはとがったキールがあるので、安定性も直進性も良さそうです。こんなのあるって言ってなかったじゃないですか。

リバーカヤックは狭いので、船内で足のかかとがくっつきますが、これは広々としてます。開口部が大きいので、水が入りやすそうです。荷物スペースも多いのでツーリングにも使えるのかも。

湾の出口の跳ね橋です。ここまでで丁度1キロ。レンタル艇はここから外にでてはいけないようです。
反対側の出口は阪神高速の橋です。
こんな航跡です。一辺、1キロの三角形を一周して、あと一辺を往復で、大体5キロ。1時間15分ぐらいです。 Sea to Summitの本番のコースは8キロ前後が多いようです。制限時間の問題はあるかもしれませんが、とりあえずなんとかなりそう。
カヤックのログは このGarmin Connect に。

カヤックを片付けて、近くのコンビニで昼飯を買って、海をみながらランチ。今回は、靴以外は着替えないで、3種目できるかのテストです。上半身は自転車用レインジャケットを着ていたので全然問題濡れないです。下半身は結構濡れましたが、サイクルウェアは速乾性なので、天気の良い今日はすぐ乾きました。
目の前で、地元の高校生みたいな人たちがレース用カヤックの練習してました。レース用はすごく細くて長く、安定性は低いようです。簡単に転倒するようです。
カヤックが終わって、次は自転車です。次の登山を六甲山のふもとの低い山(「ガベノ城」という甲山の近くの山)でするので、その登山口まで自転車で登ります。 Sea to Summitの本番の自転車は30-40キロぐらいなので、芦屋から武庫川、宝塚を回って甲山に行くルートを考えたのですが、カヤックがレンタルの都合で朝10時からでないとスタートできないので、自転車で時間とってしまうと、秋の早い夕暮れで登山が不安なので、最短距離で甲山の少し手前まで行きました。たった6キロですが、後半はずっと斜度10%ぐらいの激坂です。六甲山に行くときによく通るルートです。
途中で、六甲山に行く幹線をはずれて高級住宅地(剣谷町)の坂をのぼります。結構きつい。
見落としそうな登山口入口までさらに登ります。
いきなり、せまい険しい登りです。
途中に眺望の良いポイントがいくつかあります。
こういう六甲山特有の花崗岩の崖登りも多いです。
山頂らしき「ガベノ城」というところへの分岐点。「城」という名前ですが、石垣が組まれているのでそういう名前なだけで、実際に山城があったわけではありません。
山頂近くまで行ってみましたが、道がなかったです。樹木で進めなくなったところで登り終了。

登山のルートです。1.4キロを50分で。 Sea To Summitの登山区間は大体 4キロぐらいが多いので、この3倍ですね。
登山のログは このGarmin Connect に
これで Sea To Summitの練習は終わりですが、本番と同様、下山して、自転車でスタート地点までもどらないと本当の終わりにはならないのです。
段々、カヤックに慣れてきて、疲労度が下がってきたので、今回の程度ぐらいなら、特に普通の自転車乗りの日と疲れ方は変わらないですね。
ターゲットにしている東近江の大会のコースには2回行って、一度は自転車と登山を本番と同じコース。もう一度はカヤックを本番の8割ぐらいの距離と自転車の2/3ぐらい走って、なんとかなったので、3種目連続は制限時間にひっかからなければなんとかなりそうな気がしてきました。
これから寒くなるので、多分、もうカヤックは今年は乗らないような気がしますが、次回芦屋浜で乗るときは、キャンプ用の炊事セット持って乗って、浜辺に上陸して、ミニデイキャンプをカヤックでしてみたいと思いました。
神子畑選鉱所とグラベル峠探し
早朝に神戸を出て姫路で播但線に乗り換えて約三時間で「新井」(にい)駅到着!

山には朝霧がかかっています。この近くの竹田城に数日前に行こうとしたのですが、当日雨で断念しました。この日なら雲海もばっちり見られたと思います。
とりあえず、コンビニで2度目の朝食補給。ローソンは鬼滅大会です。あとで、ここでこの菓子パンを食べておいてよかったと思いました。
円山川の支流、神子畑川沿いに上っていきます。途中に、産業遺跡っぽいものがあったのですが、どうも違うみたいです。石や流木をせき止めるためのもののようです。透過型砂防堰堤といいうものらしいです。
鉱石の輸送に使われたらしい鋳鉄製の橋がありました。

そしてこれが巨大産業遺産「神子畑(みこばた)選鉱所跡」です。
ここは山の向こうにある明延鉱山から鉄道で運ばれた鉱石を加工して、銅、亜鉛、錫の成分を分離する工場があったところです。このあと、それぞれの金属の精錬所に送られて金属材料として精錬されます。
この丸い神殿のような建物は一種のじょうごのようなもので、金属成分を取り除いたあとの成分を濾過処理する装置だったようです。

近くでみると迫力あります。ここは敷地内は入れないのでフェンス越しの見学です。
また、前の国道で自撮りしてみました。平日なので交通量はほぼゼロです。後ろの洋館風たてものがかつて外国人技術者が住んでいた家で、今はビジターセンターのようになっています。
さて、ここから「黒原峠」という旧道峠を目指します。現在、国道429号の笠杉トンネルの上にあるはずの朝来市と宍粟市の境にあるはずなのが「黒原峠」です。「播磨の峠ものがたり」には峠のお地蔵様があると書いてありますが、果たして自転車で行けるところなのか?
笠杉トンネルの朝来側の少し手前に林道への分岐があるので入ってみます。最初は舗装路ですが結構きつい坂です。
しばらくすると、こんなグラベル道に。どうも最近、ブルドーザーで踏み固めたようです。一応、林道として使用されているようです。
この林道は地図に載っていなくて、心細いです。一応、事前に航空写真をみながら推定したルートで進んでみますが、途中で想定外の分岐がでてきたので迷って左側の道を。
こんな感じで緩い斜度のグラベル道が続きます。この日はこれを想定して、シュワルベマラソン(25c)を履いたほうの自転車で来ました。
途中で、明るい場所があったので自撮り遊びしてみました。
結局、このグラベル道を結構進んでもどこにも到着しないので、引き返しました。最初の分岐点の反対側も少し登ってみましたが、反対方向に行くみたいだったので引き返しました。
改めて国道429号に戻って、トンネルで峠を通過します。
トンネルの宍粟側出口の脇に荒れ果てた谷のようなものがあったのですが、これがどうも旧道だったみたいです。とても自転車を押しても通れそうにない感じなので、やはり無理だったようです。

グラベル迷走の航跡です。トンネルの北側に旧道があるはずだったのですが、もう自然に帰ってしまったのかも。
あとでより詳しい地図を「カシミール」で調べると、私が引き返したグラベル道は行き止まりだったようです。このあたり林道が多いようです。地図に出てるものでも、トンネル出口からつながる幹線林道は姫路市夢前町までつながってるようです。
さて、峠探しに手間取ってしまい、もう1時ごろです。何か食べたいなあ、と思いながら国道429号、県道6号で宍粟市を下っていきます。長い緩い下りで楽に進めるのはいいのですが、飲食店が全くありません。国道29号に入ってやっと「道の駅 いちのみや」がありました。
だがしかし!食堂はすでに営業終了!朝、2度目の朝食食べてなかったら空腹で倒れてたかも。
道の駅の屋台で豚まんとコロッケを売っていたので、これを昼食に。やっぱり「道の駅」は頼りになります。
ここからは揖斐川沿いの道をずっと下っていきます。龍野市のあたりでは、土手の上にサイクリングロードみたいなのがありました。このままずっと川沿いに行けば網干のあたりまでいけるのですが、なんか疲れたので、最初の鉄道の駅がある新宮でサイクリング終了!
新宮の「道の駅」の裏にある公民館の2階みたいなところにある温浴施設で体をほぐしました。
その後、播磨新宮駅の駅前にある居酒屋「おおとり」で早めの夕食に。
太刀魚の炙りともろきゅう。
鉄鍋、ホルモン焼きそば!
この店は以前、 Spring 8方面に行ったときにも来た店でした。最近、兵庫県のあちこちの駅前の居酒屋に詳しくなりました。

この日の走行ルートです。 距離は72キロ、そのうち、林道をさまよったのが7キロぐらい、トンネルから龍野までの下りが35キロぐらいです。走行ログは このGarmin Connectに。
宍粟は、鉄道が通っていなくて、自転車で通ったのは今回初めてです。宍粟と播但線の間の山には南北に長い林道があるようなのでいつか走破してみたいです。



































