「ベヒモス」 スコット ウエスターフェルド
- ベヒモス ―クラーケンと潜水艦― (新ハヤカワ・SF・シリーズ)/早川書房

- ¥1,680
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12月からだらだら読んでいたスチームパンクのシリーズ 2巻目。 一巻目の「リヴァイアサン」で登場した空飛ぶクジラみたいなイギリスの空中生物戦艦「リヴァイアサン」は主人公たちを乗せてイスタンブールへ。そこでまた、ドイツ軍の蒸気駆動兵器と戦うという第一次大戦をディーゼル対バイオ(「クランカー」対「ダーウィニスト」)の戦いに書き換えてしまった物語です。
主人公は引き続きオーストリア公子であることを隠して逃げる少年と、男の子のふりをしている士官候補生の若者二人です。この巻では、これにトルコ革命勢力の少女の3人の関係になります。
もう、すぐアニメの脚本にできそうなお話です。
最後はイスタンブールに設置されたドイツの秘密兵器を巡ってゴーレム型ロボット、象型ロボット、戦うオリエント急行が入り混じって大乱戦に。
作者が指示して書かせた挿絵が50枚以上入ってます。
第三巻「ゴリアテ」ではなんと日本に「リヴァイアサン」は飛んでいくようです。読まなくては。
なんか久しぶりにこんなやりたい放題のSF読みました。
映画「サイドバイサイド」
これは映画がどのようにフィルムプロセスから現代のデジタルプロセスに移行してきたかを、キアヌ・リーブスがスコセッシ、ルーカス、ソダーバーグ、キャメロン、ロドリゲスなどの著名監督にインタビューしながら実際の作品を引用しながら解明していく、という映画マニアには夢のような映画でした。
「サイドバイサイド」 公式サイト
あまり知られていないのですが、この数年で映画のデジタル化は急速に進行しています。最近の東京の主な映画館はフィルムを使わないで動画ファイルからデジタルプロジェクターで映写されています。撮影も多くの映画がメモリーカードやHDDに記録されるカメラで撮影されて、その後の編集もすべてデジタルプロセスです。つまり、最初にカメラのCCDが光を捕まえてから、プロジェクタがスクリーンに光を投影するまで、すべてデータとして処理されます。
この映画は、その映画制作の各プロセスでどのようにフィルムからデジタルへの移行が起こったかを、映画監督、撮影監督、カメラメーカーのインタビューを軸に構成されています。
撮影、特殊効果、編集、カラー補正、配給、映写の各プロセスを順を追って説明しているので映画制作の勉強にもなります。私はこの映画で初めて「カラータイマー」という職業が何か理解しました。(ウルトラマンじゃないよ。) 映画を最終的なマスタープリントにする際にシーンごとの色調修正を現像プロセスの時間調整で行う仕事です。この仕事だけとってもフィルムプロセスでこれを行うのとデジタルで処理するのは大変な手間の差があります。
各監督や撮影監督が口をそろえていうのは「フィルムのときは実際になにがどう写っているかは次の日のラッシュプリントができるまで、撮影監督の頭の中にしかないミステリだったのが、デジタルにだって全員が即座にどう写っているかわかるようになった。」ということです。
これは映画制作のフローにとって大変な革命だったことがわかります。ある人はそれでもフィルムの方がいい、といい、ある人はもうフィルムには戻れない、といいます。
カメラメーカーとしてはソニー、Panavision, ARRI, REDなどのMarketing VPのインタビューまで入っています。
映画のデジタル革命が現在進行形でまだ継続中だということがよくわかりました。個人的にはフィルムプロセスの合成につかわれるオプティカルプリンターの現物が初めて見れてうれしかったです。
最近のデジタルシアターで完全デジタルプロセスになり、我々は初めて監督や撮影監督が見せたかった映像を本当にみることができるようになったのです。配給がフィルムのデュープだった時代は最後の段階で大きく映像を損なっていたのです。
今日はこの映画を渋谷のアップリンクというミニシアターのBDによるHDプロジェクターでみました。
映画マニアと4K映像関係者は必見の一本です。
「サイドバイサイド」 公式サイト
あまり知られていないのですが、この数年で映画のデジタル化は急速に進行しています。最近の東京の主な映画館はフィルムを使わないで動画ファイルからデジタルプロジェクターで映写されています。撮影も多くの映画がメモリーカードやHDDに記録されるカメラで撮影されて、その後の編集もすべてデジタルプロセスです。つまり、最初にカメラのCCDが光を捕まえてから、プロジェクタがスクリーンに光を投影するまで、すべてデータとして処理されます。
この映画は、その映画制作の各プロセスでどのようにフィルムからデジタルへの移行が起こったかを、映画監督、撮影監督、カメラメーカーのインタビューを軸に構成されています。
撮影、特殊効果、編集、カラー補正、配給、映写の各プロセスを順を追って説明しているので映画制作の勉強にもなります。私はこの映画で初めて「カラータイマー」という職業が何か理解しました。(ウルトラマンじゃないよ。) 映画を最終的なマスタープリントにする際にシーンごとの色調修正を現像プロセスの時間調整で行う仕事です。この仕事だけとってもフィルムプロセスでこれを行うのとデジタルで処理するのは大変な手間の差があります。
各監督や撮影監督が口をそろえていうのは「フィルムのときは実際になにがどう写っているかは次の日のラッシュプリントができるまで、撮影監督の頭の中にしかないミステリだったのが、デジタルにだって全員が即座にどう写っているかわかるようになった。」ということです。
これは映画制作のフローにとって大変な革命だったことがわかります。ある人はそれでもフィルムの方がいい、といい、ある人はもうフィルムには戻れない、といいます。
カメラメーカーとしてはソニー、Panavision, ARRI, REDなどのMarketing VPのインタビューまで入っています。
映画のデジタル革命が現在進行形でまだ継続中だということがよくわかりました。個人的にはフィルムプロセスの合成につかわれるオプティカルプリンターの現物が初めて見れてうれしかったです。
最近のデジタルシアターで完全デジタルプロセスになり、我々は初めて監督や撮影監督が見せたかった映像を本当にみることができるようになったのです。配給がフィルムのデュープだった時代は最後の段階で大きく映像を損なっていたのです。
今日はこの映画を渋谷のアップリンクというミニシアターのBDによるHDプロジェクターでみました。
映画マニアと4K映像関係者は必見の一本です。
2012年の読書 Best 3
今年も、自転車やらCityvilleに明け暮れてしまい、あまり本を読んでなかったです。40冊ぐらいしか読んでないのです。徐々にバカになっているのではないか心配です。
そんな少ない中から Best 3を。
SF部門から
そんな少ない中から Best 3を。
SF部門から
