ロードバイクを待ちながら -188ページ目

ホイール交換

昨夜は自転車関係者と中目黒で焼肉たべながら取引しました。

自転車の数より多い高級ホイールを所有しておられる方から、一組譲っていただきました。 MAVIC R-SYSです。




さっそく Deddacciai につけてあった EASTON EA70と交換します。ホイールだけでどれぐらい違うか知りたかったのでタイヤとチューブはEASTONについていた PRO4と R'AIRをそのまま付け替えました。

(自分用にメモ、EA70からスプロケットを移す時にシム2枚(アルミとゴム)を下にいれると変速機との位置関係が同じになった。)

この R-SYSは軽量ホイールで 前後ペアで 1355g で、EA70より300gぐらい軽いです。軽量ホイールはリムがカーボンのものが多いですが、これはスポークの3/4がカーボン製です。



前輪は全部カーボンスポークです。ハブから半径方向にまっすぐカーボンスポークがでています。普通のホイールのスポークは引っ張り張力をかけることでホイールの形状を維持しますが、R-SYSは、カーボンスポークが「押す」力で形状を維持しているのです。


ちょっとこの写真ではわかりにくいですが、後輪はギアの力がかかる側だけ普通の金属のスポークを斜めに張力をかけて張ってあり、反対側の半分だけが前輪と同じカーボンスポークがついています。特殊な構造です。

このカーボンスポークで軽量化と剛性を両立させているらしいです。リムはアルミですが、普通のアルミリムとちがって内側のスポークの部分に穴があいていないのでリムテープが不要です。

カーボンスポークは横方向の力をうけると折れるらしいので、取扱いに注意が必要です。タイヤを外す時にタイヤレバーを引っかけたりしてはいけないようです。

また、R-SYSのカーボンスポークは太い円形の断面なので、通常のサイコンのマグネットがうまくつかないです。また、ネジでマグネットを締め付けるのもよろしくないようです。そのため、R-SYS専用の円筒形のマグネットを使う必要があります。私が譲っていただいたホイールには後輪のみそのマグネットがついていました。

今回、ついでに、GARMIN EDGEに追加して普通の CATEYEのサイコンを追加でとりつけました。なんでそんなことをするかといえば、 GARMIN EDGE 500はコースを入力しておくと簡易ナビとして使えるのですが、その画面に切り替えるとスピードが表示されないのです。切り替えると距離、スピードが表示されるのですが、ちょっと面倒です。それで、もう一個のメーターを追加しました。




メーター2個、アクションカム、ライトの4個がついているハンドルです。

この CATEYEのセンサーは前輪側につけるのですが、前輪には MAVICの専用マグネットがついていないので、やむを得ず、普通の CATEYEのマグネットをつけるのですが、締め付けると危ないので、ビニールテープを巻いたうえに軽く挟み、テープで固定しました。


赤いテープしかなかったのでカッコ悪く目立ってます。せめて黒いテープがあれば.....

前輪用にも MAVICの専用マグネットをつけないと。(高いらしい。)


今日は、乗せ換え作業と調整などであまり走れなかったですが、確かに軽いです。気持ちいい!

明日はこれで秩父にいってみます。


自転車博覧会



今日は午前中ちょっとだけ会社にいって、その後は自由行動です。

天気予報では雨かも、ということで電車で会社に行ってしまったのですが、まったく外れているではありませんか。いい天気!仕方がないので地下鉄で外苑前へいき、おしゃれなカフェで野菜カレーを食べたりしてから、イチョウ並木のよこのCIスクエアで開催している「自転車博覧会」をみてきました。




会場はそんなに大きくないので「博覧会」というのはちょっとおおげさですが、自転車と産業史に興味ある方は楽しめます。

撮影禁止だったので自分で撮った写真はないですが、ここに大体展示車両の写真があります。

http://cyclist.sanspo.com/67034

丁度、今週、自転車の歴史解説の本でもある「夢のロードバイクが欲しい」を読んだところなので、理解が深まります。
http://ameblo.jp/pineapple99/entry-11522058693.html

車輪が2個 縦列についている形の自転車の原型は1820年ごろにすでに「ドライジーネ」として発明されてます。日本ではまだ江戸時代です。 このドライジーネのレプリカ(多分)も展示されてました。まだペダルはなくて足でけって走ります。

http://cyclist.sanspo.com/67034/itocyu_jitenshahaku2_04


その後、前輪にペダルがつき、高速化のため前輪だけ巨大化したりしますが、100年後の1920年ごろには現代の自転車のフォーマットはほぼ完成します。ペダル、チェーン、後輪の変速機など。

http://cyclist.sanspo.com/67034/itocyu_jitenshahaku2_12


多分、日本に自転車が入ってきたのはこの頃ですね。

このような歴史的自転車以外に、映画”ET"で有名になったKUWAHARAのMTBとか、一見ママチャリに見えるが実は超高級ハンドメイド車とか、Cherubimのコンセプト車とか展示されていて楽しいです。

http://cyclist.sanspo.com/67034/itocyu_jitenshahaku2_05

オーストラリア縦断に使われた自転車には風をうけて進むための「帆」がついてました。

http://cyclist.sanspo.com/67034/itocyu_jitenshahaku2_14

5月26日までやってます。入場無料。

この近くには最近できた Cherubimの店、なるしまフレンド、ブリジストんのショールーム、SPECIALIZEDの直営店、 Pandaniの店とかあり、自転車濃度高いです。













「夢のロードバイクが欲しい」 ロバート・ペン



久しぶりの自転車本です。

この本は、自転車マニアの著者が、最高の一台をくみ上げるために、フレーム、ハンドル、ヘッドセット、ドライブトレイン、ホイール(ハブ、スポーク、リムそれぞれ別)、サドルそれぞれを欧州と米国の最高と思うメーカーに自分で出かけていって取材しながら部品を注文してまわる、というノンフィクションです。

集めたのは

 スチールフレーム : ブライアン・ローク (英国)
 ヘッドセット(ハンドル部分のベアリング機構):クリス・キング(米国)
 ハンドルバー、フロントフォーク: チネリ (イタリア)
 ドライブトレイン(変速機、ギア、チェーン、ブレーキ): カンパニョーラ (イタリア)
 ハブ: クリフ・ボルトン(ロイス・ハブ)(英国)
 リム:DTスイス (スイス)
 スポーク:サビム (ベルギー)
 ホイール組み立て: グレーヴィー (米国)
 タイヤ: コンチネンタル(ドイツ)
 サドル: ブルックス(英国)

リムとスポーク以外はメーカーの工場に行って見学したり、取材したりしてるのです。なかでも、ホイールビルダーのグレーヴィーはMTB業界の人でMTB発祥の地でホイールを組み続けた人で、MTBの元祖みたいな人たちと伝説のダウンヒルコースを走る、というのまでセットしてくれます。

この自転車、一体いくらかかったのでしょうね。私はこのパーツのうちブルックスのサドルだけ持ってます。 SHIMANOの文字は一文字もでてきません。当然 GIANTも。

またこの本は、各パーツごとに自転車の歴史も書かれていて、勉強になります。これを読むと欧米では自動車が発明されるすこし前に自転車が発明され、一時期 工業製品の最先端だったことがわかります。

その他に

* ライト兄弟の本業は自転車屋だった。
* 初期の「オーディナリ型」(前輪が巨大な自転車)がああいう形だったのは、ギアのないペダル直結の前輪でスピードを出すためだった。乗るのは難しくかつ危険で教習所が流行した。
* 1920年代には屋内トラックを6日間連続で走り回る自転車レースが大流行した。
* ダビンチの手稿に今風の自転車を書き込んで「自転車の発明者はイタリア人のダビンチだ」という偽学説が発表された。

とか面白いエピソード満載。


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