ロードバイクを待ちながら -174ページ目

Carradice サドルバッグ

秋にちょっと自転車で数日旅行してみようとおもい、いろいろ準備中。



このクロモリ車で行こうと思い、BROOKSのサドルと同じく英国製のCarradiceの大型サドルバッグを Wiggleで注文してみました。なぜか一か月ぐらいかかって到着。

装着してみました。



デカいです。これで速く走ろうとか、峠に行こうとか考えてはいけないのです。のんびり自転車旅用。


ところが.... 荷物をいれるとタイヤに当たってしまいます。さすが英国製。足の短い日本人の自転車には合わないのか!

今回はシートポストに取り付けた金具に引っ掛ける方式の金具を一緒に買ったのですが、これではダメみたいです。



このような、下から支えるタイプの金具があるようなので、こっちを注文します。うまくいくといいな。また注文しても一か月ぐらいこないんでしょうね。



「沈黙のエクリプス(上)(下)」ギレルモ・デル・トロ & チャック・ホーガン (ネタバレあり)




上巻の後半で明らかになることをばらさずに感想が書けないので、以下ネタバレです。

続きはニャンコちゃんの後で。

夏に大B級大作のオタク映画の予感の高い「パシフィック・リム」が公開されるので、デル・トロ監督が書いた長編小説を買ってみました。

お話はニューヨークの空港に着陸したジャンボジェット機の乗客・乗員が全員死んでいた、という衝撃のシーンから始まります。主人公はCDCの科学者、とくればパンデミックSFサスペンスものだと思いますよね。

上巻はそういう展開なのですが、段々、妙なことになってきます。死んだはずの人が.....とか、謎の巨大な棺が、とか現れます。

実は、この話は、最近よくある、ヴァンパイアものだったのです。最近、映画だと”Under World"シリーズとか、小説でも多いですよね。

デル・トロ監督はどうも筋金入りのヴァンパイアおたくらしいのです。なので、正体が判明してからのヴァンパイアはもう「全開」です。詳しく、ネチョネチョ、グチョグチョが説明されます。「エイリアン」ちょっと入ってます。一応、「ウィルス」らしいです。

主人公やよくあるバツイチで、週末だけ息子に面会にいく悲しいお父さんだし、ポーランドのナチス収容所から逃げてきたヴァン=ヘルシング博士役の怪老人や、謎のネズミ取り男や、怪しい大富豪、危ないロックスターもでてきます。

4組ぐらいの主人公たちが、それぞれ同時進行で、ニューヨークに蔓延していくヴァンパイアとかかわりになっていくという映画・テレビ的なハイスピードな展開でがんがん読ませます。

上下巻読み終わっても、全然お話は終わっていなくて、あと4冊読まないといけないのです。

書評なんかにはマイケル=クライトン+スティーブン・キングだとか書いてありましたが、この過剰なまでのノリはディーン・クーンツの初期の大げさホラーパニックもの(「復讐のシャドウファイア」とか)みたいです。(私、こういうの好きです。)

久しぶりにこの手の長いが読みだすと止まらない翻訳エンターテイメントものを読みました。一挙に3部作の続きも読んでしまおう!


「常野物語 エンド・ゲーム」 恩田陸




謎の能力をもつ一族についてのシリーズの第三作。

今回は題名がカタカナなので、おや、と思ったら、全2作のノルタルジックな世界とは違うサスペンスもの。舞台も現代です。

「人を裏返す」能力をもつらしい人たち、と、「人を洗う」能力をもつ人たち、が現れます。それがどういう能力なのか....

途中から「インセプション」になります。

お話は完結するのですが、よくわからないモヤモヤが残ります。すべてを説明しきらないのがこのシリーズのいいところです。4作目もまたちがった切り口で書いていただきたいものです。

恩田陸はこのシリーズと「夜のピクニック」しか読んでないですが、幅ひろい作風ですね。もっと読んでみたいです。

ところで「エンド・ゲーム」はSFの名作「エンダーのゲーム」に引っ掛けているのでしょうか?