富士山に焼きそばを食べに
新宿から、中央線を乗り継ぐとなぜか富士急の「富士山駅」に到着。こんなかわいい特急が出発するところでした。
駅から見えた富士山。やはり雲がかかっています。夏はあまりすっきり見えない日が多いですね。
駅から富士急ハイランドの前を通って、スバルラインの入口からのぼりはじめます。途中からバスのみ通行可になります。料金所で、自転車料金200円を払いました。 この料金所を過ぎたところで、大きな問題が!
左足がどうやってもビンディングペダルにはまらないのです。おかしいなあ、と思い、止まって、靴の裏をみると......なんとクリート(靴をペダルに固定する金具)のネジが一個なくなって、変な位置にクリートがついています。実は今日は新しい靴だったのですが、クリートを付けたときのネジの締めが緩かったようです。
しかたないので、左足は固定せずに行くことにします。幸い、ペダルは靴でもなんとか踏める構造だったので、なんとかなりました。
こんな感じの道をひたすら登っていきます。ここでもちょっと山頂が見えました。大体6%-8%ぐらいの傾斜で、単調な登りです。飽きます。
途中の樹海台展望台でちょっと休憩。前回はここで30分ぐらいへたばっていたのですが、今日はちょっと写真撮っただけです。
料金所から五合目まで24キロで、一キロづつにこういう標識が立っています。最初は「あと20キロもあるのかよ」と思うのですが、10キロまで登ると大分気が楽になります。さいごの2キロは緩斜面です。
駅を出たのか10時ごろで、五合目到着が13時30分ごろです。駅からだと34キロありました。
さすがにお腹が減ったので、土産物屋の2階の食堂で「カルビ丼」(850円)を頼むと、こんな悲しい量のがでてきました。がっくし。
そとに出るとちょっと天気がよくなってました。でも、山頂は見えなかったです。あまり長居してもいいことがなさそうなので、下ります。
途中の大沢展望台では雲が下にみえました。
去年は下りで大雨になって怖かったのですが、今日はいい天気なので、時速50キロでぶっ飛ばしてくだりました。気持ちいい!
川口湖のあたりまでくるともう3時を過ぎています。今日は、この後、河口湖、西湖とかをまわって富士宮までいこうとおもっていたのですが、あまり時間がないので、湖はパス。
国道139号をひたすらすすみます。鳴沢村のあたりで少し登ります。ちょうど頂点あたりにトウモロコシの直売所があったのでちょっと休憩・
この朝採りのトウモロコシはすごく甘くてなまでかじっても甘いのです。一本ゆでてもらっていただきました。250円。さっきのカルビ丼とはおおちがいの安くておいしいおやつです。
ここから、富士宮まで樹海を抜けて40キロぐらいの下り基調の道です。車が多いので、ちょっと走りにくいです。
富士宮の手前に「白糸の滝」があるので、もう5時ごろでしたが寄ってみました。
残念ながら工事中で滝のそばまでいって涼むことができなかったです。遠くからみてもあまり感動しないですね。
ここから富士宮駅まではすぐです。6時前に到着。
食べログで調べた富士宮焼きそばの店「虹屋ミミ」にはいります。
もう自転車は終了なので、ビールと焼きそば大盛り! このお店はご夫婦でやっていて席は6人分ぐらいしかない小さなお店ですが、おいしかったです。富士宮には焼きそばを出す店が150軒ぐらいあるそうです。
コーンと焼きそばで、五合目のカルビ丼の帳尻をあわせることができました。
このあと、富士宮駅から目黒区まで、延々と各駅と快速をのりついで3時間半ぐらいかかりました。
本日の走行距離は 108キロ
ルートは
富士スバルライン 富士宮 (Garmin Connect)
本日の損害:
クリートのネジ一個。(ネジだけ売っているのだろうか?)
下り道のどこかで吹っ飛んでしまった、ハンドルバーに取り付けてあったボトル一個。(ボトルは沢山もっているのでまあ、いいんですが。)
「オーガストウォーズ」

夏休みだよな、なんか映画みよう、と思い”映画.COM"の上映中リストを見ていて発見。なんだこれは?聞いてないぞ。これはロシア版”パシフィック・リム”か?でっかいロボットと戦争と子供がでてくる映画だな。
と、思ったら、配給会社(ブロードメディア・スタジオ)の手にはめられていたのです。始まって3分でわかるネタばれ以前のことなので、書いちゃいますが、この映画に出てくる巨大ロボットは主人公の少年の想像の中の世界に出てくる「戦争」の象徴みたいなものなんです。
そのロボットの部分のCGはよく出来てるし、視覚的にもいい演出なんですが、この映画の本筋はそこではないのです。
この映画は実際におこった2008年のグルジア紛争(南オセチア紛争)を舞台にしたガチの戦争映画です。主人公の少年は、ふとしたことで、その戦争が勃発した瞬間にその最前線に取り残されてしまい、母親がそれを決死的状況のなか助けに行く、という話です。
視点は徹底的にロシア軍の視点から描かれていて、グルジア軍から逃げてきたロシア人を救出する、という作戦と、息子を救出する母親の行動が交錯していきます。
戦闘シーンはものすごくリアルで、わざとちょっと荒くした映像、手持ちカメラ、などで、臨場感高いです。ミリ・オタ方面ではロシア軍の戦車が出てくるのがポイント高いのではないでしょうか?
モスクワの司令部でメドベージェフ大統領がカッコよく命令するシーンが数回でてくるのは、アメリカの戦争映画にかならずホワイトハウスが出てくるのと同じですね。最近のアメリカ映画(「トランスフォーマ―」とか)で、アメリカ軍が大活躍するのと同じく、ロシア映画なんだからロシア軍万歳なんです、文句ありますか、みたいな感じです。
途中で軍なのに「無線が使えない、携帯で連絡しろ」と叫んでいたりするのが妙にリアルです。携帯電話はこの映画では重要な小道具なんです。
主役の母親は、キャラクタは「エレン・ブロンコビッチ」のジュリア・ロバーツみたいです。ちょっと頭悪いんだけど、すごく意思が強くて、とんでもないことをやり遂げてしまいます。スベトラーナ・イバーノブナさんという女優です。名前、絶対おぼえられないですね。
戦争が始まるときに夜空に花火のようにミサイルが大量に頭上を飛んでいったと思えば、回りにどんどん落ちてくるいシーンとか、視覚的にもよくできてるシーン多かったです。
というわけで、ロシア製 現代戦映画として宣伝すれば、それなりに評価されると思うのですが、ロシアの製作者も日本の配給会社も巨大ロボットのCGをちょっと混ぜて「トランスフォーマ―」「パシフィック・リム」の流れをいただきする誘惑には逆らわえなかったということなんでしょう。
でも、そのお蔭で、東京でもロシアの戦争映画を見る機会ができたともいえるので、いいのでが。でも、これを「トランスフォーマ―」みたいなお気楽SF映画だと思って見に行ったら、兵隊がどんどん死ぬマジな戦争映画だった、というお客さんは怒るんじゃないでしょうかね。
ちなみに渋谷TOHOの夜の回にみたのですが、お客さん20人ぐらいでした。カップルとかいなかったので、「わかっている」お客さんだけだったと思いたいです。
実際のグルジア紛争が、この映画のように一方的にグルジアが悪者の戦争だったのかは、私はよくわかりません。多分、グルジア側にも言い分があったのでしょう。中東とロシアの間の旧ソ連の国々というのはいろいろ民族問題とか複雑なんだと思います。機会があったら勉強しておきたいところです。
「ゴリアテ ロリスと電磁兵器」 スコット・ウェスタ―フィールド
- ゴリアテ ―ロリスと電磁兵器― (新ハヤカワ・SF・シリーズ)/早川書房

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リヴァイアサン」「ベヒモス」から続く架空第一次大戦SF3部作の完結編。
このシリーズはディーゼル機関など機械文明が実際より発達している「クランカー」派のドイツと、遺伝子工学が異常に発達している「ダーウィニスト」派の英国などが戦争を始める、という架空の第一次大戦が舞台です。
第3巻のこの本では、舞台は前作の最後のイスタンブールから、ロシア、東京、ロサンジェルス、ニューヨークと主人公たちを乗せた巨大空中クジラ飛行戦艦は進んでいきます。この世界では、日本とアメリカは、「クランカー」「ダーウィニスト」の両方の技術を使っていて、どちらの陣営にも属していないのです。
この巻の重要な登場人物はニコス・テスラ博士です。第二巻にも、テスラ博士の発明した「テスラ・キャノン」という兵器がでてくるのですが、ついに本人登場。しかも、「ツングース大爆発」の現場にいきなり登場!もうSFオタクの心わしづかみのツカミです。テスラ博士は期待どおりの「歴史上最高のマッドサイエンティスト」の役をきっちり勤めてくれます。
日本人もだまってはいません。日本軍の最強人造生物兵器「カッパ」が登場します。これがなかなか恐ろしい。日本人はなぜか豊田佐吉と御木本幸吉が名前だけセレブとして登場します。
アメリカにわたると今度はランドルフ・ハースト本人や、ピンカートン探偵社とか、メキシコのパンチョ・ビラ将軍とかも登場して期待を裏切らないです。最後のクライマックスは当然 ニューヨークが舞台です。
主人公2名はオーストリアの(身分を隠した)皇太子と、イギリス人の航空士官候補生(じつは女の子)という、絵に描いたような、ベタベタな設定です。最後は当然.....
もういつでも日本アニメの原作として使えそうですが、日本があまり出てこないので、宮崎駿も手を出さなかったのかも。(飛行機、戦争、美少女、と好きなモノがそろってるのですが。) ハリウッドで巨大予算でフルCG実写作品になってオオコケ、というパターンは避けていただきたいです。
元々、ジュブナイル(中高生ぐらい向け)として書かれたみたいで、このハヤカワ新SFシリーズ版はきちんと原版の挿絵が使われてます。ハリポタみたいに、子供向けでもベストセラーも狙えるので、ハヤカワさん頑張ったんでしょうね。でも、ちょっとネタがディープすぎたかも。表紙の挿絵がちょっと昭和の子供向けSFみたいなのも雰囲気出てたんですが、一般的にはどうなんでしょう。
このシリーズは全編にでてくる「ダーウィニスト」が開発した数々の人造生物でもっているようなものです。それ抜きにはどうでもいい歴史改変小説になってしまいます。そういれば、「才智ロリス」という肩に乗って、中途半端に人語を解する、動物が主人公について回ります。これって、ガンダムのハロとか、ソランのチャッピー(古い!)みたいなアニメSFの定番キャラですよね。その他にも恐ろしい「巨大戦闘熊」とかもでてきます。
さて次はハヤカワ新SFシリーズ、どれを読もうかな。












