「ゼロ・グラビティ」

話題の映画、見てきました。 骨折再手術から退院後、初のお出かけです。川崎ラゾーナの 109シネマの IMAX 3Dで。
前の席の人のあたまがちょっと字幕にかかりそうだったので、もっと前で仰角でみたほうがよかったかも。前日にネットで切符は買えましたが、満席みたいでした。
すごく面白かったです。ちょっと都合よすぎるだろう、というのと、いくらなんでも、そこまでひどいことになるかよ、とか、冷静になると突っ込みそうなプロットではありますが、視覚体験としてすごいです。
ちょっと前に往年の「シンドバッドの七つの航海」とかのストップモーションアニメーションを製作した巨匠ハリーハウゼンのインタビューの番組があって、そこで彼は「最近のCGの特撮には「どうやって撮影したかわからない」という驚きがない」と言っていました。
この映画には当然大量のCGが使われているのですが、サンドラ・ブロックのクローズアップとの合成とか、無重力のアクションとか、どうやって撮影したのかわからないシーンが満載です。

このシーンの無重力とかどうやって撮影したんでしょうね。
ところで、このシーンの構図は
この「2001年宇宙の旅」の無重力のシーンによく似ているのは偶然ではないと思います。無重力をリアルに演出したのはこの「2001年」が最初だと思うので意識したんではないでしょうか?
また、各シーンのカットがとても長いのが、現実感を増しています。撮影は大変だったのではないかと思います。(そういえばWOWOWで三谷幸喜の1時間半のドラマをワンカットで撮る、というのを昨日やってました。)
特に冒頭付近のカメラの視線がヘルメットのなかに入ってから180度回転するシーンがワンカットなのがCGでつないでいるとわかっていても驚きました。
どっちかというとコメディが多いサンドラ・ブロックが、体を張って大活躍でした。
映像を詳しくみるためだけにもう一回見たいです。
3Dのレンズフレアというのを初めてみました。
2013年をふりかえる (自転車編)
年末ですので、今年の個人的なあれやこれやを回顧してみたいと思います。まず、自転車方面から。
*波乱が多かったライドイベント
今年出たロングライドイベントは
3月、びわ湖一周
3月、 BOSOツーリング
4月、渡良瀬ミーティング
5月、佐渡ロングライド
5月、安曇野センチュリー
6月、Japan Cycle Aid (盛岡ー>一関)
8月、ぐるっと一周、栄村
8月、百哩大王 夏合宿(安曇野)
9月、北アルプス山麓グランフォンド
9月、下北半島ロングライド
11月、ツール・ド東北
このうち 完走失敗は
佐渡: 途中で事故ってしまい、対応に時間がかかり、途中でタイムアウト
大王夏合宿:途中で道に迷い、中間でショートカット
北アルプス: 雨のため参加断念
ツール・ド・東北: 途中で落車骨折、リタイア
11個中4個で完走できてません。
また、栄村と下北半島は、途中で雨になり、つらい展開でした。 ということで、天気良く、気持ちよく完走できたのは 前半の びわ湖、BOSO, 安曇野、渡良瀬、Japan Cycle Aidの5個だけということです。
このうち、一番、調子もよく気持ちよく走れたのは「安曇野センチュリー」ですね。2回目でしたが、来年もまた走りたいです。
逆に笑ってしまうぐらいの大雨になったのが「下北半島ロングライド」でした。海岸線だからアップダウンはあってもたいしたことないだろうと「80キロ グルメライド」というお気楽そうな名前のコースだったのですが、山の中に入っていくコースで激坂はあるし、後半は大雨になるし、というハードなイベントでした。80キロより長いコースだったらリタイアしていたかも。
*ヒルクライム・ロングライド
イベント以外に一人が少人数でいった場所のうち「大物」は
5月、秩父往復(山伏峠、定峰峠、200キロブルべのコース)
6月、奥多摩、柳沢峠で甲府まで自走
7月、奥多摩、松姫峠(山梨側から奥多摩湖)
8月、奥多摩、鶴峠(Iさんと)
8月、富士山、河口湖から五合目まで、帰りは富士宮まで下る
8月、秩父、風布から奥武蔵グリーンライン
8月、秩父、有間峠
9月、長野、乗鞍 (Aさんと)
9月、青森、能代から弘前まで、五能線と岩木山をめぐる二日間
10月、千葉、 HiRoad 高滝 房総ツアー
10月、奥多摩、松姫峠 (今度は奥多摩湖側から山梨側へ、猿橋観光付)
こっちはどれも天候にめぐまれ、気持ちいいライドばかりでした。 強いてベスト3を選ぶと...
#1: 青森の五能線と岩木山
波乱の下北ロングライドの後に、一人で能代から五能線沿線を走り、途中で一泊して、岩木山のふもとを回って弘前まで、という約 100キロでした。一日50キロという大変ノンビリした行程にしたので、途中で寄り道を一杯しながら素晴らしい天気(台風の後でした)と景色を楽しみました。
#2: 乗鞍エコーライン
雨で北アルプス山麓グランフォンドに出るのを止めてしまった腹いせに同行のAさんと登りました。なぜかそれぞれの車で乗鞍高原スキー場までいって、山頂近くの駐車場まで。標高 2700mで、ロードバイクで登れる日本で一番高いところです。ゆっくり登れば意外に楽でした。景色は最高でした。
#3: 柳沢峠
今年は奥多摩、秩父の未踏峠を制覇しようとあちこち行ったうちの一つ。奥多摩の一番奥の峠で、目目黒区の自宅から自走で行きました。峠の登りは12キロほどあってかなりハードでした。甲府側のくだりは雄大な陸橋とかあって気持ちよかったです。家から甲府まで山を越えて自走、というのが気分よかったです。
*反省
今年最後のイベントのツール・ド・東北を半分ぐらい走ったところの下り坂の段差で落車してしまい、左鎖骨と小指を骨折してしましました。事故後東京に帰ってから手術してチタンボルトで固定しました。一月ちょっとたった今は、傷もほとんど見えなくなりましたが、まだちょっと鈍い痛みがあります。
今年は、この事故以外にも、他の方にぶつけてしまった事故が一件と、打撲と擦り傷だけで済んだ落車が2回あり、反省しております。カーボン車に替えて2年目で、調子乗りすぎたかも。
五能線サイクリングとか佐渡ロングライドの次の日にのんびり佐渡を横断して帰ったときとかの、のんびりゆっくり寄り道しながら走るのも楽しかったので、来年は時間や距離のプレッシャーが無いライドも増やそうと思います。イベントもまだまだ出ますけどね。
今年は年間 3600キロを走る目標で、11月あたまにすでに 3400キロぐらい走っていたので楽勝のはずが、骨折で乗れなくなってしまい、 3550キロしか走ってません。あと50キロなら年末にリハビリを兼ねて走れないものか。
「悪魔の右手」 (ポール・ホフマン)
「神の右手」3部作の2冊目。 原題は The Last Four Things という意味不明なので、この邦題のほうが一冊目と対になっていてよく収まります。
この第2巻では一巻目とすべてが逆になります。「地獄」のような「サンクチュアリ」は主人公にとっては「天国」になり、憎悪の対象であった「あの人」はよきパートナーのようなことになり、敵味方は逆転し、と。
依然としてダークなところは同じで、多くの人命がいとも簡単に衝撃的に奪われていきます。ちょっとした思い違いで大量に処刑されたり、作戦のテストのために一部隊づつ死んでいったり。
このシリーズの世界は現実のヨーロッパの中世と微妙にずれています。中心になる「くびられしメシア」教団はカトリックの修道団のようでそうではなく十字架に架けられたキリストではなく首つりにされたメシアという聖人を信仰しています。リーダーは「教皇」で、システィーナ礼拝堂はでてきますが、場所がローマではなくシャルトルです。
スイス、イタリア、デンマークなどの国名がでてきますが、位置関係がよくわかりません。なぜか戦争は「ゴラン高原」でおこり、それはイスラエルではなく「シャルトル」の近くなのです。登場人物の名前も英語風(アナベラ、ケイル)とイタリア風(ボスコ)が混ざっています。
この巻の物語は第一巻で仲間になった3人の少年達がばらばらになり、それぞれのかたちで戦いに加わることになります。このあたり指輪物語のパターンでもあります。
どうもこのシリーズの副主人公であるらしい修道院長ボスコはこの巻の後半で大変なことをしてしまいます。なんとなく映画「ゴッドファーザー Part 2」の最後のあたりを思い出しました。
さて第三巻 ”Beating of his wings”で完結らしいのですが、いつ邦訳は出るのでしょうか?邦題は「天使の両翼」なんでしょうか?この世界の意味は解き明かされるのか?




