「スクレイリングの樹―永遠の戦士エルリック〈6〉」 マイケル・ムアコック

大河ファンタジーシリーズ「永遠のチャンピオン」シリーズの中核であるエルリックシリーズの第6巻。忘れたころに読むので読み切るのに何年もかかっています。
このハヤカワの新しい編集のシリーズは、一応お話を時代順にならべる編集のようです。この巻では舞台は北米大陸ですが、主な登場人物がインディアンなので時代がよくわかりません。前の巻ではナチスドイツが出てきたのでそれと同時代ではないと辻褄が合わないのですが、もっと古いコロンブス以前のアメリカのような雰囲気もあります。
そういうことには無関係な、幻想的な世界のバラバラにさまよう主人公ウルリック(エルリック、あるいはフォン・ベック)と妻ウーラの物語です。
最後はやっぱり「世界の大本の木」みたいなのが出てきて、多元宇宙が崩壊しそうになる、というこのシリーズ定番の展開です。
エルリックサーガもあと一冊です。次は「白き狼の息子」です。このシリーズは同じ人物が何回も違った人間と生まれ変わりでてくるので「完結」というのはないのです。
つぎはおなじ世界の「ドリアン・ホークムーン」シリーズか。
2013年をふりかえる 映画の部
あけましておめでとうございます。
年を越してしまいましたが、2013年に観た映画からベストを選んでみたいと思います。
KINENOTEというキネマ旬報がやっているサービスで、見た映画を全部記録しています。日本で公開された映画はほぼすべてカバーされているので、検索は容易です。
KINENOTEによれば2013年に私は142本の映画を見ています。大半はWOWOWを録画したものです。大体、週に3本のペースですね。
それではそのなかからBESTを部門別に。
*新作・話題作部門
#1:「裏切りのサーカス」
#2:「ゼロ・グラビティ」
#3:「オブリビオン」
#1は私の大好きなジョン・ル・カレの暗ーいスパイ小説を忠実に映画化したものです。
#2は説明いらないですね。見てないひとは早くIMAX 3Dに見に行きましょう。
#3はトム・クルーズ様のSF映画ですが、設定が面白いのとメカがカッコよかったです。
旧作部門
#1:「愛と悲しみのボレロ」
#2:「ジャッカルの日」
#3:「殺人者はライフルをもっている」
#1は音楽を中心にヨーロッパ戦中・戦後史をえがくドラマで、4人の人物の家族史です。最後に演奏されるボレロに全員の人生が交錯する感動のエンディングです。
#2は有名ですね。フレデリック・フォーサイス原作をほぼ忠実に映画化。後年のブルース・ウィリス版リメイクは最低です。
#3は最近初めてみたボグダノヴィチ監督のデビュー作。映画愛にあふれる一本。
怪作部門
#1:「ブリューゲルの動く絵」
#2:「宇宙人ポール」
#3:「宇宙人、王(わん)さんとの遭遇」
#1はタイトル通り、ブリューゲルの絵のなかの中世の田舎の村が実際に再現されたドラマです。その視覚的構成だけで引っ張る映画です。
#2と#3はペアです。#2の宇宙人はガラの悪い英語をしゃべり、#3の宇宙人は中国語しかしゃべれません。#2はコメディですが、#3はシリアス(?)なドラマです。
映画についての映画部門
#1: 「サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ」
#2: 「レイ・ハリーハウゼン 特殊効果の巨匠」
#3: 「エブリシング・オア・ナッシング 知られざる007誕生の物語」
#1は映画制作がデジタル・プロセスに移行しつつある現状について、様々な監督などへのインタビューで構成。ついでに映画制作のプロセスの勉強にもなります。
#2と#3はWOWOWの映画ノンフィクション特集でやってました。どっちも、意外な事実満載でした。
さて、2014年はまず何を見ようかな? "47Ronin"か?
年を越してしまいましたが、2013年に観た映画からベストを選んでみたいと思います。
KINENOTEというキネマ旬報がやっているサービスで、見た映画を全部記録しています。日本で公開された映画はほぼすべてカバーされているので、検索は容易です。
KINENOTEによれば2013年に私は142本の映画を見ています。大半はWOWOWを録画したものです。大体、週に3本のペースですね。
それではそのなかからBESTを部門別に。
*新作・話題作部門
#1:「裏切りのサーカス」
#2:「ゼロ・グラビティ」
#3:「オブリビオン」
#1は私の大好きなジョン・ル・カレの暗ーいスパイ小説を忠実に映画化したものです。
#2は説明いらないですね。見てないひとは早くIMAX 3Dに見に行きましょう。
#3はトム・クルーズ様のSF映画ですが、設定が面白いのとメカがカッコよかったです。
旧作部門
#1:「愛と悲しみのボレロ」
#2:「ジャッカルの日」
#3:「殺人者はライフルをもっている」
#1は音楽を中心にヨーロッパ戦中・戦後史をえがくドラマで、4人の人物の家族史です。最後に演奏されるボレロに全員の人生が交錯する感動のエンディングです。
#2は有名ですね。フレデリック・フォーサイス原作をほぼ忠実に映画化。後年のブルース・ウィリス版リメイクは最低です。
#3は最近初めてみたボグダノヴィチ監督のデビュー作。映画愛にあふれる一本。
怪作部門
#1:「ブリューゲルの動く絵」
#2:「宇宙人ポール」
#3:「宇宙人、王(わん)さんとの遭遇」
#1はタイトル通り、ブリューゲルの絵のなかの中世の田舎の村が実際に再現されたドラマです。その視覚的構成だけで引っ張る映画です。
#2と#3はペアです。#2の宇宙人はガラの悪い英語をしゃべり、#3の宇宙人は中国語しかしゃべれません。#2はコメディですが、#3はシリアス(?)なドラマです。
映画についての映画部門
#1: 「サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ」
#2: 「レイ・ハリーハウゼン 特殊効果の巨匠」
#3: 「エブリシング・オア・ナッシング 知られざる007誕生の物語」
#1は映画制作がデジタル・プロセスに移行しつつある現状について、様々な監督などへのインタビューで構成。ついでに映画制作のプロセスの勉強にもなります。
#2と#3はWOWOWの映画ノンフィクション特集でやってました。どっちも、意外な事実満載でした。
さて、2014年はまず何を見ようかな? "47Ronin"か?
2013年をふりかえる 読書の部
今年も自転車や映画にかまけていて、50冊ぐらいしか本を読んでいないのですが、その中からベストを選んでみましょう。
まずノンフィクションの部 BEST 3:
1. 「謎の独立国家ソマリランド」 高野秀行
http://ameblo.jp/pineapple99/entry-11545781110.html
北アフリカのこと、イスラム過激派のこと、最近映画にもなった「ソマリアの海賊」のこと、がわかった上に面白すぎる「リアル 北斗の拳」冒険記。
2. 「レッキング・クルーのいい仕事」 ケント・ハートマン
http://ameblo.jp/pineapple99/entry-11458130965.html
60-70年代のアメリカのポップス (ビーチボーイズ、サイモンとガーファンクル、カーペンターズなどなど)のレコードの録音の歌以外のパートは全部この人たちが演奏してました、という驚愕の物語。
Music Unlimited とか Spotifyでそれらの曲を探して聞きながら読むと最高です。
3. 「繁栄」 マット・リドレー
http://ameblo.jp/pineapple99/entry-11692276429.html
種としての人類がどのようにして類人猿から現代の文明を築くことに成功したかを順番に数量的に分析して10万年の歴史を600ページで語ってます。目から鱗のおちるようなことがいろいろ出てきます。
特に食糧とエネルギーに関して、人類がやってきたことを理解すると安易に「自然が一番」とかは全くいえないのです。
番外. 「シークレット・レース」 タイラー・ハミルトン
http://ameblo.jp/pineapple99/entry-11628975547.html
読み物としては面白いのですが、自転車ファンとしては内容が大変残念な、ランス・アームストロングのドーピング問題についてのチームメイトの告白本。 現実にもまだ決着がついていない問題です。
小説の部 BEST 3を選ぼうとおもったらあまり選ぶほど読んでないことが判明。 とりあえず一冊だけ選ぶと
「夢幻諸島から」 クリストファー・プリースト
http://ameblo.jp/pineapple99/entry-11714108511.html
ハヤカワ新SFシリーズはやっぱりつぶ揃いです。久々にSFらしい実験的小説でかつ面白い一冊でした。
あとはまだ完結していないのですが
「神の左手」「悪魔の右手」 ポール・ホフマン
http://ameblo.jp/pineapple99/entry-11717859641.html
http://ameblo.jp/pineapple99/entry-11728075663.html
ダーク版のハリーポッターというか指輪物語というか、とにかく残虐なのです。第三部完結編の邦訳が待たれます。
なんか年々小説を読む気力が失われているような気がしますが、来年も頑張ろうと思います。
まずノンフィクションの部 BEST 3:
1. 「謎の独立国家ソマリランド」 高野秀行
http://ameblo.jp/pineapple99/entry-11545781110.html
北アフリカのこと、イスラム過激派のこと、最近映画にもなった「ソマリアの海賊」のこと、がわかった上に面白すぎる「リアル 北斗の拳」冒険記。
2. 「レッキング・クルーのいい仕事」 ケント・ハートマン
http://ameblo.jp/pineapple99/entry-11458130965.html
60-70年代のアメリカのポップス (ビーチボーイズ、サイモンとガーファンクル、カーペンターズなどなど)のレコードの録音の歌以外のパートは全部この人たちが演奏してました、という驚愕の物語。
Music Unlimited とか Spotifyでそれらの曲を探して聞きながら読むと最高です。
3. 「繁栄」 マット・リドレー
http://ameblo.jp/pineapple99/entry-11692276429.html
種としての人類がどのようにして類人猿から現代の文明を築くことに成功したかを順番に数量的に分析して10万年の歴史を600ページで語ってます。目から鱗のおちるようなことがいろいろ出てきます。
特に食糧とエネルギーに関して、人類がやってきたことを理解すると安易に「自然が一番」とかは全くいえないのです。
番外. 「シークレット・レース」 タイラー・ハミルトン
http://ameblo.jp/pineapple99/entry-11628975547.html
読み物としては面白いのですが、自転車ファンとしては内容が大変残念な、ランス・アームストロングのドーピング問題についてのチームメイトの告白本。 現実にもまだ決着がついていない問題です。
小説の部 BEST 3を選ぼうとおもったらあまり選ぶほど読んでないことが判明。 とりあえず一冊だけ選ぶと
「夢幻諸島から」 クリストファー・プリースト
http://ameblo.jp/pineapple99/entry-11714108511.html
ハヤカワ新SFシリーズはやっぱりつぶ揃いです。久々にSFらしい実験的小説でかつ面白い一冊でした。
あとはまだ完結していないのですが
「神の左手」「悪魔の右手」 ポール・ホフマン
http://ameblo.jp/pineapple99/entry-11717859641.html
http://ameblo.jp/pineapple99/entry-11728075663.html
ダーク版のハリーポッターというか指輪物語というか、とにかく残虐なのです。第三部完結編の邦訳が待たれます。
なんか年々小説を読む気力が失われているような気がしますが、来年も頑張ろうと思います。











