ロードバイクを待ちながら -107ページ目

グランフォンド吉野 コース試走。(やはり!ここは!)

 

7/1に開催される「山岳グランフォンド in 吉野」(奈良県サイクリング協会主催)に参加予定です。この大会は数十年前から開催されるている伝統ある大会で、国内屈指の山岳難コースです。私は去年、ショートコースを完走しましたが、やはりロング、スーパーロングを完走しないと、走ったことにはならない感じです。ロング、スーパーロングは厳しいコースなので、ショートコース完走か、公式練習会参加者しか参加できないきまりになっています。

 

実は先週(6/10)に公式練習会(第3回)があって申し込んで参加しようと、スタート地点まで車で行ったのですが。なんと車にヘルメットを乗せるのを忘れていて、やむなく、参加中止。悔しいので、車で、練習会のサポートカーの後ろをついて走りコース確認だけしました。

 

この大会のコースは毎年、いろいろ変更されるのも、人気の一因だと思います。実際には、電気もきていない人家もない山奥の林道のような道がコースなので、雨の多いこの地域では頻繁に道路の工事、通行止めがある、という事情もあるかと思います。

 

関西に転居した3年前から参加を考えていて、所属する「関西大王」の非公式練習会でもロングコースの一部を2回走りました。

ロングコースは吉野の下千本駐車場スタートで、五條から南下して山の中に入っていき、富貴、野迫川村など、高野山の裏側(南東)の山中の峠を4つ越える前半、東に向かい天川村の「五番関」という峠を越える後半、で合計約 160キロ、獲得標高 2800メートル以上 という難コースです。

私が参加しそこなった試走会はこの後半を走るものだったのですが、最近、独自の練習会でほぼ全コースを走った仲間の話では前半の方が厳しいコース、ということだったので、今回は本番を2週間後に控えて前半部を走ってみることにしました。

ソロで走る覚悟でスペアチューブ 4本持参で走ろうかと緊張したいたら、「一緒に走りましょう」と関西大王のMさんが声をかけてくれて、二人で行くことにしました。

先週と同じく神戸から車で吉野方面に向かいます。今回は前半の山岳区間 50キロを試走するので、五條市からスタートです。運動公園の駐車場に停める予定だったのですが、行って見ると何かの大会のせいで満車!Mさんのアイディアで市役所の駐車場にいってみると日曜日なので空いていて無料です。五條市の観光にも役立つ!と信じて利用させていただきます。

 

予定では9時ごろスタートのつもりだったのですが、駐車場探しなどに手間取り、結局10時頃にスタート。

 

 

さらに、数百メートル走ったところで「パーン」と大きな音がして後輪パンク!久しぶりです。実はタイヤ、チューブを交換したばかりだったのですが、どうもチューブがどこかでリムとタイヤに挟まっていたようです。醤油屋さんの前で素早くチューブ交換して、気を取り直してスタート。

 

 

非常に良い天気で気持ちよいところを最初の登りに。ここはまだ斜度が低く、快調です。といってもMさんはずっと先を走っていってあちこちでお待たせしました。

 

 

和歌山県境を越えると高野町です。

 

 

富貴という集落の可愛い案内地図。残念ながらサイクリングには役にたたないのですが。

 

このあたり、ちょっと山に入ると電柱も消え電気すら来ていないところが多いです。当然ながら携帯もほぼ圏外です。スマホの地図はあてにならないので、Garminに仕込んであるコース情報のみが頼りです。

 

 

こんな感じの狭い道が大半です。路面状況はまちまちですが、最悪の区間は舗装がはがれてほぼダートになってる場所がありました。

 

 

 

コース上にはコンビニはおろか商店、飲食店、自動販売機などがほとんどありません。これは珍しく自動販売機があったお寺の前です。多分携帯は圏外なので公衆電話があります。私はここで「リアルゴールド」補給。今回はウォーターボトル一本と予備に小さな水のペットボトルを持っていったのですが、ボトルは2本で参加したほうがよさそうです。

 

 

若干、曇ってきた場面もあったのですが、基本的には快晴でした。

 

 

ルート案内は私の係だったので、休憩ごとに私が先行して走りだすのですが、登り坂ではMさんにすぐ追い抜かれて峠で待ってもらいました。

 

本日の最難関、3個目のヒルクライム「天狗木峠」です。もうここでは登り始めで試合放棄です。距離は2キロぐらいしかないので、30分押して登ります。乗って登ったら、何回も止まって休憩するので、多分押してもタイムはあまり変わらないかも。ここで、ランドナーに乗った人にすれちがい「まだまだ登りですよ」と激励されました。

 

かなり標高があがり、時々、素晴らしい眺望が見えます。

 

 

峠の林道記念碑で記念写真。多分、ここが「天狗木峠」だと思います。

 

 

野迫川村方面に下るところにある展望台のような場所で。絶景ですね。実はちょっと誤解していて、ここからは下りだけだと思い込んでいたのですが、実はこの後、4個目のヒルクライムがあったのです。

 

 

その4個目の峠で、ぐったりする私たち。もう3時半ごろだったと思いますが、ここまで昼食をとる場所がなかったです。一カ所、コース上に「昭和食堂」というのがあったのですが、「まだいいか」とパスしてしまったのです。幸い、二人ともカロリーメイトやエネジージェルは持っていたので、ハンガーノックにはならなかったですが。私は朝、勝っておいたどら焼きを。

 

 

4個目の峠を越えて、大塔(おおとう)というところのダム湖に降りてきました。今回は公式コースはここで離脱します。

ここから国道168号で五條に帰るだけで、楽勝!と思っていたら、実はこの国道も一回峠のトンネルまで登る、という罰ゲームが!もう力尽きてまた自転車押しました。

 

 

トンネルの手前の道の駅大塔で、やっと昼食!もう閉店直前なのですが帝塚山大学の女子大生が出店するカフェで、猪肉カレーと柿のかき氷をいただいて脱力します。

 

 

これが柿氷だ!

 

ここからは今度こそ、下りだけの国道でした。トンネルも多く、車も多い幹線ですが、気持ちよく五條市まで一気に。

 

 

市役所駐車場に戻ってきました。

 

 

帰りは大阪に入ったところの太子町の温泉で体をゆっくりほぐしてから帰りました。

 

Mさん、お付き合いいただいてありがとうございました。一人だったらきっと途中で心折れてたと思います。

 

この日の走行距離は 88キロ、獲得標高は 1786メートルでした。 コースは この Garmin Connect に。

本番では、前半と後半の間に制限時間の関門があるのですが、それにひっかかると、この試走と同じルートになってしまいそうです。

コース前半は普通に通過すれば、すぐ抜けられるところを巧妙にエグイ坂道を引きずり回す、素晴らしいコースです。高野山近くからの眺望は素晴らしいです。

はたして本番で完走なるか!自信ないなあ。

 


 


 

養老で人生がひっくり返る!

三重県いなべ市での"Bike and Camp"を楽しんだあと、折角、三重県まできたので、キャンプ装備のまま、ちょっとサイクリング。重装備でどれぐらい走れるかのテストも兼ねてます。

目的地は県境を越えた岐阜県側の養老市です。いなべから養老は最短距離なら、山越えの峠道のようですが、装備が重いので、山の南端に迂回していきました。

 

 

途中で通りかかった、三岐鉄道北勢線の「麻生田駅」。雰囲気がある無人駅でした。三岐鉄道はかなり近いところを2本の路線が平行して走ってます。なにか工場とか鉱山とかの関係なんでしょうか。

山のふもとのゴルフ場やMAZAKやトヨタ車体の工場の近くの林の中の緩いアップダウンを東に向かいます。

 

 

途中に多度大社という案内標識があったので、寄ってみました。ここは、「上げ馬の神事」という急な坂道を馬に登らせる行事で有名だそうです。写真は山沿いにある神秘的な本殿の手前の立派な門です。

ここからさらに東に進むと、揖斐川、長良川、木曽川が合流する地点で、ここで岐阜県に入ります。もう少し進めば愛知県でしたが、今回は入県しなかったです。

 

 

ここから養老までは揖斐川ぞいの平坦コースです。天気良く、暑くも寒くもなく、風もおだやかで、最高のサイクリング日和です。重装備も平坦だとあまり気にならないです。 25キロぐらい走ると養老市到着。昼ご飯に味噌カツをたべて、この日の目的地「養老公園」に向かいます。

 

「養老公園」は「養老の滝」に隣接した、おおきな市民公園で、いろいろな施設があるのですが、その一つが「養老天命反転地」という奇妙な名前の公園です。
 

 

この場所について簡単に説明することは難しいのですが、荒川修作というアーチストが構想して作った、公園全体が体験するアートになっているというユニークな場所です。上の写真は建物のひとつで、地面や天井に地図がかかれていて、建物内は意味不明の迷路になっていて何の用途もありません。




ありとあらゆるものが歪んでいて、目が回りそうです。実際に水平な平面が公園内にほぼ存在しないので、気をつけないと転んで怪我しそうです。



大きなスリバチ状の円形広場内に様々なオブジェ、謎建物、トンネルなどがあり、これを探検することがアートらしいです。子供たちは理屈なしに走り回ってます。



スリバチの周囲を歩く人ひとりがギリギリ通れる狭い通路を進んで、頭をぶつけそうなトンネルやきつい階段を上っていくと、




行き止まりでした!帰ろうとすると当然、来る人とすれ違いなのですが、ギリギリです。途中で太った男女ペアがやってきたときはもうダメかと思いました。

というような空間を1時間ぐらいさまよい楽しみました。園内には自動販売機すらなくて、喉がかわきました。水筒を忘れず持っていきましょう。

この場所のことは、ずっと前から知っていたのですが、今回、いなべから近いと分かったので、ついに来ることが出来て満足です。この場所の名前は「運命を逆転させる」という意味なので、私の運命もここでひっくり返ったのかもしれません。還暦の年にきたのは何かの意味があるかも。



折角、養老まできたので、「養老の滝」を見ないで帰るわけにはいかないので、養老公園から滝に向けて、坂道を自転車で登ってみました。かなりきつい坂で、観光客も多いので、押していくことにしました。土産物屋があるあたりを抜けるとさらにきつい歩道になるので、一端、自転車は空き地に置いて、徒歩でのぼります。

 

無事、養老の滝 到着。まあ、普通の滝ですね。観光客でにぎわってました。

滝から降りてくると午後3時ごろでした。夕食にはまだ早いので、近くの温泉 「ゆせんの里」へ。のんびり、温泉につかり、マッサージ機で体をほぐしました。そろそろ夕食にしてもよい時間になったので、また、養老の滝の入口付近をちょっと登り焼肉屋さんへ、。養老公園にあったチラシによればこのあたりは焼肉推しらしいのです。

チラシにあった一軒に行ってみました。

 

連日、明るいうちからビールです。やはりこのあたりは名古屋圏なのか、牛ロースのたれは甘辛い味噌味です。普通、こういうとこをだと、肉の下にもやしがあったりして上げ底になってたりするんですが、ここはたっぷり肉が積まれてました。

 

なぜか殺風景な和室で一人岩盤BBQ! 美味しいです!

ビールでたっぷり反省したので、もう自転車にのれないので、養老駅までの下り道は自転車を押していきました。安全第一。

 

養老鉄道 養老駅です。 大正時代にできた100年前の木造駅舎です。

 

 

養老といえば瓢箪!ということで、駅の天井は瓢箪づくし。

 

ホームの地面に自転車マークがあるのは「サイクルトレイン」の印です。この養老鉄道も自転車を分解しないでそのまま乗せてもよいのです。それに気が付かず、自転車分解のために一つ遅い列車に乗ってしまいました。

 

大垣行き、養老鉄道です。

 

 

大垣から神戸までは新快速を乗り継いていきました。長かった!

この日の走行距離は57キロ、獲得標高は458メートル、というのんびりコースでした。キャンプ用重装備でも山岳コースでなければもう少し走れそうです。目安としては75キロぐらいなら大丈夫そうです。ただ、やはり普段とは使う筋肉が違うらしく、翌日はふくらはぎに筋肉痛がありました。自転車乗りの筋肉痛は太ももの前側が多いのですが。

この日の走行ルートは この Garmin Connectに。




 


 

 

バイクパッキング デビュー! (いなべ Bike and Camp)

冬の頃から着々と装備を集めて、数回の「調理実習」も実施した自転車キャンプ旅(最近の言い方では Bikepacking) をついに実行しました。

 

目的地は「自転車ツーリングフェスタ Bike and Camp 2ring」が開催される三重県いなべ市の青川峡キャンプ場です。

関西から、行きにくい、岐阜・三重の県境付近です。今回、往路は近鉄で四日市まで特急で行き、三岐鉄道で、いなべ市までいきました。

 

 

 

今回のBikepacking装備です。キャラダイスの巨大サドルバッグにテント、寝袋、エアマットレス、シングルバーナーなど調理器具が入ってます。トップチューブにぶら下がっているフレームバッグにテントのポールが入れてあります。



輪行するときは、サドルバッグははずして、肩掛けストラップで肩にかけます。デイパックには主に着替え、モバイルバッテリーなど。この自転車で4日程度の自転車旅は何回かいったことありますが、その時は着替えなどはサドルバグに入れられたので、デイパックはあまり重くなかったのですが、今回は両方ともほぼフルで重いです。これ以上、荷物を増やすと、輪行のときに駅構内の移動が困難になると思います。

 

 

神戸から阪神・近鉄を乗り継いで、富田駅で三岐鉄道に乗り換えます。この鉄道は、券売機も自動改札機もなく、駅員さんから固い切符を買ってのります。また、私鉄なのに貨物列車が走っていて「貨物博物館」まであります。

 

 

どうもこの列車は自転車そのままでも乗れたらしいです。いなべ市は毎年ツアーオブジャパンのロードレースが開催される場所なので、スポーツ自転車に注目しているらしいです。

 

 

30分ほどで、三里駅に到着。ここで自転車を組み立てます。キャンプ場最寄り駅は次の駅なのですが、昼食と、キャンプ食材調達のため、ちかくにイオンスーパーのあるこの駅で降りました。このあとキャンプ場までの途中に、買い物や食事ができそうな店はなかったので、イオンによって正解でした。パスタソース、アスパラガス、ソーセージなどを買いました。

 

 

キャンプ場を目指します。梅雨前の良い天気で気持ちよかったです。前方の山のふもとにキャンプ場はあります。

 

 

キャンプ場に近づいてきました。前方に同じイベントに参加する人が走ってました。



 

キャンプ場の受付にはこんな荷物満載の自転車が早くも集まってました。

 

 

私が予約したキャンプサイトは「ライダースサイト」というオートバイ用の場所でした。 Bike and Campのイベント用の予約開始以前に予約したせいだと思います。他のイベント参加者は別の広い場所に4組づつぐらいで集まってました。ちょっと寂しい。

 

 

無事、設営完了。テントを自分で張るのは20年ぶりぐらい。お隣は、なぜか車できたみたいな、おじさんでした。



キャンプ場の広場で、 Bike+Campの展示会やトークショーをやっていました。これは、地球一周をした方のバイク。

 

 

 

これは超小型の焚火コンロ "Ninja Fire Stand" 

 

各種、テント、タープの展示。



テントなしで、タープをホイールに引っ掛けただけで寝る、ウルトラライトキャンプの見本。



折り畳み式の超軽量焚火台をつかった焚火着火教室。これは早速、役に立ちました。 まだ明るかったですが、地ビール、2本のみながら楽しく見て回りました。


 

さて、初心者らしく暗くなる前に夕食の準備。鍋とバーナーは一つしかないので、メニューや調理には工夫が必要です。今回は自宅からパスタ 100g (あらかじめ半分に折っておく)を持ってきて、これを規定の10分、茹でます。

ゆであがる3分ぐらい前に、おなじ鍋に、レトルトのパスタソースと、半分に折ったアスパラガス、ソーセージも投げ込みます。 10分茹でたところで、湯切りをして、レトルトのソースを投入。



カルボナーラにソーセージ、アスパラガス入り、の完成!これは簡単で美味しいです。缶ビールさらに2本飲んでしまいます。


 

あまったソーセージとアスパラを網で直火焼き。キャンプらしい雰囲気が出ます。

 

 

 

暗くなってきたので、借りてきた焚火台で一人キャンプファイヤー。さっき焚火を着火剤なしでティッシュや木片でつけるのをやってみました。なかなか燃えあがるところまでいかないのですが、楽しい。スマホなんかみないで、焚火をみてるだけで心なごみます。お酒(ストロングエイト 2本)とマキを一束追加して、一人酒盛り!

実はこの時間にイベント会場では海外でのアドベンチャーサイクリング体験談とかの興味深いトークショーがあったようなのですが、すっかり焚火とお酒で動けなくなってしまいました。また、やりたい一人焚火宴会!

酔っぱらったせいか、久々のテント泊でしたがよく寝られました。地面が芝生、テントの中に断熱シート、エアマットの上にダウンの寝袋、という組み合わせは思ったより快適でした。





翌朝のキャンプ場の様子。カーキャンプの人が多いのですが、子供づれで、巨大なテント、タープ、机や椅子一式に立派なBBQコンロです。

 

 

こっちが自転車キャンパーの区画。ソロテントですね。

 

 

こんなに自転車キャンパーばかり集まるのは珍しいと思います。

自転車キャンプは楽しい!また、どこかに行きます!