December 2005



これは前回の記事に書いた『今夜は眠れない』の続編。これは東京で時間が余っていて、その辺の公立図書館に入って見つけた。続編があるということは知ってたが、こんなに早く手に入るとは思ってなかった。で、そこのソファで3時間半くらい座りっぱなしで一気に読んでしまった。ポカポカして気持ちのいい図書館だったなー♪


内容は、主人公はもちろん同じで今回は新たな事件が勃発!しかも主人公の意中の女の子を巻き込んで。主人公の勇気がかなり試される。


ハラハラドキドキは前回よりもパワーアップしてるけど、ちょっと現実離れしすぎちゃってる感はあったかな。まぁ前作も十分現実離れしてるけど、今回は拳銃持った相手に襲われたりするからね、、、。それに前作は実は誰も殺されてないのに対して、今回は殺人事件だから(T◇T)推理小説だから殺人事件くらい起こって当然なんだろうけど、前回のイメージを持って読んでいたので、意外にドロドロしてて結構沈んでしまった。そういう意味ではより現実に近い


あとは、中学1年生のレンアイってこんなんだったっけ??と思った。女の子が女らしすぎ!・・・ってぴもーと比べたらいかんのかな(´ρ`)それと主人公の友達が秘密裏に動きすぎ&かっこよすぎだし!まぁそれで外見はかっこよくないっていう設定だからまだ許せるか(笑)


ストーリーとしては後味が悪い終わり方だったけど、作品としてはよかったと思う。事件の真実は結構悲しい。主人公がちょっと大人になった。また続き書いてほしいな~


こちらもパラパラ漫画付き!


宮部 みゆき
夢にも思わない

November 2005



宮部みゆきは、ぴもーの母君のおすすめ☆宮部みゆきの本は家にたくさんあるんだけど、結構重厚な作品が多い中で、これは軽い感じで読みやすそうに思ったから手に取った。昔『レベル7』を読んだ時は推理が複雑でちょっとトロぴもーにはよくわからない部分があって以来、やや抵抗があった。


主人公は中学1年生。ある日、主人公の母親が見知らぬ男の5億円の遺産相続を受けることになるというのが発端で、そこからいろんな事件が起こる。


主人公が登場人物にいかにも中学生らしいニックネームをつけて呼んでいるのも楽しい。主人公の同級生の友人がめちゃキレる奴なんだけど、それがやや憎らしい(-"-;)冷めてて将棋がスゴ腕で、皮肉屋で一匹狼みたいな・・・そんな中学生いてたまるかぁ!と思うところはかなりあった。ぴもーは年若くして賢い人に妙な嫉妬を感じる傾向があるなぁ(笑)まぁでも中学生らしい多感な主人公といいコンビなのは確か


主人公出生の秘密、母親の過去、父親の不倫、急に金持ちになった戸惑い・・・推理小説だけど、主人公の感情もよく伝わってきて、一気に読み進められた。


なんといっても結末がとてもよい。推理小説でこんなに素敵な終わり方をする話をぴもーは知らない。


それから余談だけど、この↓単行本にはパラパラ漫画が付いてます(笑)


宮部 みゆき
今夜は眠れない

かっこいい倹約家☆



よそ様の前でお金を渋るのは「けち」だけど、家庭内でお金をしぶるのは「倹約家」。なるほどねぇ、確かに。ぴもーもそういうお金の使い方しよう。友人の母君のお言葉です。ありがたいお言葉・・・


ぴもーは養うべき家庭がないから、自分のためのお金はしぶって、人のためにはびしっと使おう!かっこいい人になれそう(笑)


履歴書の趣味の欄に倹約って書いていいかなぁ。。。

辻 仁成
そこに僕はいた

November 2005



これは辻仁成のエッセイ?自伝短編集かな?ぴもーはそれまで辻仁成を知らなかったので、これを読んでいくうちに、「ロックもやって小説も書いて、映画監督もやっちゃうんだぁ~、すごいのぉ。。。」と感心した。でも後で誰かに「辻仁成って知ってる?」って聞いたらみんなちゃんと知ってた。ぴもーがまだまだだったようだ(笑)


内容は結構、思春期の頃の話で、やたらと主人公(つまり辻仁成)がかっこいい感じがした。いや、モテたなんてことは書いてないし、結構ヒネたところもあるんだけど、それがかえって女にモテそうな感じなんだよねぇ。モテない者としては反感を覚えた(笑)・・ってことはないけど、なんだか違和感を感じた。


年代が違うのもあるし、ぴもーとは明らかに生活環境が違うから当然なんだけど。自分のことなのに一歩下がってるっていうかわりとクールなんだよね。思春期ってもっとドロドロしてもっとかっこ悪いもんじゃないかなーなんてちょっと思った。


たぶんほんとにかっこいい感じの人なんだろうなぁ。スマートじゃないぴもーとしては共感できることがあまりないけど、そういう種類の人もいるんだなー。


たぶん自伝というものを書くのって難しいだろうからやたらと飾ってしまったのかもしれないし、振り返ってみると自分を美化してしまうものかもしれないし。過去に対する認識っていうのは常に変化してるものだから。

普通の小説読んでみたらまた印象変わるかも☆映画も観てみたいなー。

October 2005



友人が勧めてくれたもの。宮本輝が話題にのぽった時にぴもーが「『蛍川』しか読んだことない。」と言ったらこれを貸してくれた。


離婚した男女が偶然再会したのをきっかけに手紙のやり取りが始まった。この本はその手紙のやり取りだけで成っている、珍しい形式の本。


二人の手紙が交互に並んでいるが女の方が主人公のように感じた。女側のほうが一通の内容が多いということもあるけど、共感する部分がやはり多かった。わが子が障害児だと知ったときの苦しみ、夫の浮気を知った後の態度。・・・経験したことないけどね(笑)


逆に男側には共感できる部分はほとんどなかった。女側がこの男の何に惹かれて結婚したのかもあまりよくわからなかった。まぁレンアイ小説ではないから、読者もその男に恋するように書く必要もないいんだよね。


印象に残ったのは、夜眠れない男が暗い部屋で見た光景。猫に捕まえられ、もてあそばれ、生きたまま食べられてしまった鼠。なかなかショッキングな光景。これが何を意味してるかはよくわかんないけど、なぜか一番心に残ってしまった。。。

宮本 輝
錦繍