話の始まり↓
しあ楽1.
途中に
読みきりシリーズとして
★なな潤や
★さと輪のお話が入ったりします
なな潤&さと輪シリーズは
ちょこちょことしあ楽シリーズの中に
挟まれているので
良かったら読んでみてね☆
おさらい↓
・・・・
しあ楽509 二章
「 仕事さ、今は何て言うか素直に楽しい 」
「 へぇ~いいね 」
今までも辛いとか
やらなきゃいけない
そんな風には思ったことは無かったけれど
それでも五人として
何処か完璧な物に
そう思っていたのかもしれない
だから今は多少のゆとりがオレの味となっている気がする
ここは?って聞かれても
絶対それじゃなきゃって気持ちよりも
あぁそっちも面白いんじゃない
そんな風に言える自分がいて
まわりからの目も変わった気がしていた
「 そう、なら良かったじゃん 」
「 あぁ 」
翔さんにも
雅紀にも
もちろんリーダーにも
そんな風に自然に聞かれたことが無くて
出来て当たり前なような
何か自分でもわざわざいう事でもなく
触れてこなかったのかもしれない
「 良い顔してんね 」
「 変わらず濃いって言われるけどな 」
「 何をしてもJはJだから、そこは 」
「 いや、今のはそういう意味じゃねぇって言えよ 」
「 ははっ、確かに 」
他愛のない話をしていたのに
いつしか隣のカートさん宅の屋根が見えて来た
今日はやっぱ霧が深いのかもしれない
いつもなら深く見える木々の緑が、小さな粒に光が反射するような
眩し気なもやを見せていた
オレ達が家の側に近づくと
玄関先でカートさんが裁断した薪をまとめていて
家の軒下へと積み上げていた
「 どーも 」
ニノがカートさんに声をかけるから
振り向かれたタイミングでオレも頭を下げた
「 これはこれは、またしばらく居られるのかな 」
「 ええ、短い間ですが滞在するつもりです 」
そのまま腰をそっと戻すように伸ばし
家の中へと案内してくれて
この二人がわざわざ来たというので
何か話があるのだろうと、察してくれたようだった
「 あら、ななちゃん喜んでたでしょ? 」
ジルさんも
一番にそう声をかけてくる
まぁそうだけど。面と向かい言われれば少しは恥ずかしい
「 そうこの人、あの家に着いた瞬間にななに添い寝してもらってんの 」
「 ちょっニノ、それじゃ勘違いされるだろが 」
「 だってその通りだけど? 」
二人が笑って大きな一枚板のテーブルにコーヒーをだしてくれた
「 それで話はありますかの? 」
「 ええ実は ・・ 」
オレは家の増築の畳のこと
その為に職人が来ること
だから大使に挨拶をしたいのだと言ってみる
「 あぁ松坊は忙しいよ、後で言えば良い。そんなことでヘソを曲げる人間でも無いから 」
「 いや、でも明日職人が空港に着くのでその移動方法とかを相談したくて 」
「 貴方、連絡とってあげたら?松田さんは貴方の電話ぐらいしか出ないでしょ 」
どうやら大使館に電話した時に出た人間が秘書で、大使の代わりにほとんどの雑務をしているようだ
「 そうか、じゃあしてみるかね 」
「 ありがとうございます 」
ニノはその間、何かジノさんと話していて
部屋の奥で作業をし始めていた
今日はこの家にいつもの女の子がおらず
自室か外にでも出かけているのだろうか
姿を見る事は無かった
「 えーっと携帯はどこかな 」
あの家が大きくなるのは
まるで成長しているようで
それは子供達と一緒に大きくなるような気がしてくる
やっとキッチン端のカウンターに見つけ
ダイヤルを慣れた手付きでかけ始めるカートさん
こちらからは呼び出し音は聞こえないが
カートさんの表情で、数秒後に相手が出たのを知った
・・・つづく
お疲れ様ですw
雨が降ったり止んだりと
外よりも屋根のある屋内駐車場で
BBQをしてました
あんまり忙しくて
準備係は食べれなかったけれど
このまま夕飯の準備に入りそうですw
変わらずの嫁忙しさ!
でも何処かのタイミングで
櫻葉スペシャル見れますように♪
また見れたら
コメントんとこでも喋ってます♡
泊まりになりそうなので
一応パソ持って来たのだよw
なう