南米ペルー在住、ピルセンの「ペルー雑感」 -2ページ目

コロナ 入場制限

防災上、ひとつのスペースにそれぞれ入場者数が決められている。

 

もともと、映画館は座席の数以上は入場できなかった。

立ち席はなかった。

 

レストランでも、ショッピングセンターでも、商店でも

スペースにあわせて入場者数が決められており、その数

を入り口等に提示するのが義務付けられていた。

 

コロナ禍でソーシャルディスタンス制限が厳しくなり、

レストランでも、定員のxxx%とか、義務付けられた。

50%なら、100座席あれば、50座席しか使用できない。

 

ショッピングセンター、スーパーマーケットでも定員の

xxx%決められて、入り口に行列ができた。

銀行や商店も同じ。

 

いま、それが100%、つまり制限なしになった。

マスク義務解除

域内諸国 各国のほどんどがマスク着用を義務づけている。

 

罰則のない法律ではなく、(実行されるかされないかは別だけど)

罰金もある。 コロナ感染者とその死亡者に各国とも減少傾向

にあり、マスク義務付けも解除されつつある。

 

こちらでは首都圏リマカヤオをいくつかの地域では

 

公共のオープンスペースではマスク義務がなくなった。

 

それでも、街頭にはマスクをつけている市民は結構多い。

 

わたしは、マスクつけている。

 

 

コロナ終わったって、、、

都内在住でペルーに住んだこともある友人から

頼りによると、桜満開が終わって、春の旅の

季節とから、あちこち、旅行して、おいしい

郷土料理を満喫して、元気いっぱいだという。

 

仕事からリタイヤして、自分のやりたいこと

をして健康にも恵まれている人物。

 

コロナは注意はしているけど、もう”過ぎた”

って感じらしい。実際に通勤して働いている人、感染した

人からみたら、えらい暢気だなあって思われる

かもしれんと追記もあった。

 

ペルーはというと、南米各国事情は違うけど

感染者も死亡者も減っており、国によっては

街頭、屋外でのマスク着用義務を解除もすすんで

いる。ペルーもワクチン接種者3回目が80%を

超えた地域では着用義務を解除することが

閣議で決まった。

 

首都圏リマ、カヤオもその対象になる。

 

リマの街の人出は、渋谷センター街並み

とはいけないけど、人であふれている

地域が結構ある。

 

イースターの連休でも、国内旅行が

2年ぶりに増えた。

 

物価上昇、インフレ亢進は国民の

不満は溜まっているいるのは、各国

と似たところかな。

 

もう4月だあ

今年になってから、書き込みをしていなかった。

 

病気になったとか、コロナ感染したとか、事故にあったとか

 

家族に不幸があったとか、そうゆうことはなくて、

 

でも、忙しかったとか、邪魔くさいとかでもなくて、

 

自身の怠慢からだとおもいます。

 

また、ぼちぼち始めます。

 

その後、どうなりました? 大丈夫ですか。

 

その後、どうなりました? 大丈夫ですか。

 

 

―すいぶん、ご無沙汰していますが、そちらのほうはどうですか?

どおって、コロナのことですが?

 

―まあ、いろいろあると思いますが、新しい大統領も7月末に就任したようですし。それに世界中、程度は違えど、コロナ禍は依然と続いていますし、変異株やワクチン接種が話題になっていますし。。。

選挙結果ですったもんだしたため、選挙の公式結果がなかなか発表できなかったのですが、新大統領が7月28日独立記念日にあわせて予定通り就任しました。政治の話はさておき、コロナの問題は前大統領の時から続いています。

 

―ワクチンの接種はそちらもしているのですか?

してますよ。もちろん。自前で製造できないので輸入しています。日本より早い時期に接種が始まっています。最初は医療関係者や警官、そして高齢者が優先されました。初期は感染者に直接接する医療関係者や警官の死亡するケースが多かったので優先されました。そして、高齢者の感染死亡者が多かったのは他の国と同様でした。政治家とか議員とかはワクシン接種旗振り役だけど、後回しです。でも、大統領が嫁さんが一緒に、国会議員は親戚連れて、隠れてワクチン接種していたのが暴露され(こうゆうのは域内の国で起こっています)、大統領がクビになり、次の大統領が5日で辞職し、次の大統領がこの7月28日まで続けるという1年に4人の大統領が登場するという混乱を招きました。

 

―なんと、!!

首相がかわっても、国の根本のところは変わらない日本と違って、大統領が上むきゃ、国も上向くし、左派であろう、右派であろう同様です。大統領は絶大な権力を持っているのがこちらの国々では程度の差があれ同じようなことが起こります。

 

―日本のメディアが、そちらの国々の政府は中道左派とか右派とか、極右とか、過激左派と分類をよくしますが、結構そこには複雑なところがあるようです。今のこちらの政府は明らかな“左派”ですが。

 

―それでコロナの方は、どうですか

こちらの保健省は9月に感染第三波がやってくると警告して防疫プロトコルの措置を緩めなかったのですが、ワクチン接種の効果などで第三波による爆発的な増加はなく、逆に減り始め、小康状態が続いたため防疫警戒レベルが順次下がり始めました。

 

―小康状態とは?

もちろん、日本のレベルとは比較対象にはならないのですが。1日の感染者数が1000人以下、感染死亡者数が10人台から30人台、集中治療室(ICU)患者が1000人以下という数字です。

 

―具体的に街の様子は?

地方によって様子は違うのですが、わたしの住んでいる住民1000万人の首都圏では、マスク着用は義務付けられているし、一時は二重マスク、フェースシールド着用義務付けなんて厳しかったのですが、その規制も緩和されているし、レストランのホールサービスは解禁されているし、ショッピングセンター、商業施設、映画館も博物館もスポーツジムも制限付きで開館しています。もちろん、飲酒の制限はありません。地方行の長距離バスも同様です。ただし、深夜の外出禁止(2時間~3時間)は続けられています。クリスマス商戦、歳末商戦も行われているし、街頭の“露天商”も取締りとの“いたちごっこ”の例年に風景がみられます。ただ、慎重な人はそうゆう雑踏やレストランに行かないし、旅行もしないでしょう。若年層や自家用車のある家族連れは、夏(こちらは夏)に向かって旅行を始めています。マチュピチュ遺跡は1日3500人に限定入場を許可していすが、予約は常に満員とか(旅行会社が押さえているのかも)。もちろんほとんどが国内旅行者です。日本と同じように、外出が増えれば、経済も動くわけです。

 

―ともかく、状況は良くなっていると?

そうですね。ただ、このところ話題になっているオミクロン感染の脅威が日本と同じように取り沙汰されています。それに感染者がこれから増え始めるのではとの懸念も再燃しています。でも、あまり楽観的にはなれないけど、悲観的にもなる必要はないようです。いずれにせよ、そちらも気をつけてください。

 

―こっちの方はね。。。

日本に戻った知人、リマの様子

日本に戻った知人、リマの様子

 

いろいろな事情で日本の一時的帰国したり、永久帰国したりした日本人の知人が何人かいます。帰国するには結構準備が大変です。日本の書式に合わせたPCR検査の証明証が必要ですし、帰国後は完全隔離されるし、その後は自主隔離が義務づけられているからです。会社勤務で費用を負担してもらえるならいいけど、個人負担だったら2週間以上、結構な費用がかかります。特に自宅や実家が空港から遠く離れている場合は。完全隔離中の食事は、ドアの外ノブにプラスティック容器に入った弁当をひっかけてくれるそうです。そして、無事、解放されて外での移動が自由になると、都心部でもそれ以外のところでも、拍子抜けしてしまうほど、「甘く」感じてしまうそうです。ペルーでは日本の勧告や自粛ではなく、「強制」「義務」「罰金」「逮捕」が可能だから、それと医療施設の対応が都心とその周辺部、地方(海岸部、アンデス山岳部、ジャングル部)といったところで、格差があるし、同じ場所でも社会経済階層格差が顕著だから、日本の対応が「甘い」と思ってしまうのでしょう。「強制」「罰金」「逮捕」がない勧告じゃ“契約社会”じゃだれも言うことを行かないということでしょうか。ただ、日本は“経済外的強制”が強くあるから別の意味で大変だと思います。そうゆう意味では、テンションが張り詰めていたというのは、効果うんぬん、科学的根拠とか、権利主張は別に、自分自身を守るためにマスクは着用するし、二重マスクでないとスーパーマーケットや商店に入場できないといわれれば、ほぼほとんどの人がそれに従います。泥棒にとってはマスクやフェースシールドは、顔の判別が被害者や防犯カメラができないという本来の役割以上に重要みたいです。

 

公立の医療施設が満杯で、私立のクリニックに入れば、それこそ新車を売り払っても足らないくらいの費用がかかりますから、やっぱりそんな経済的負担も避けたいと思うのは当然です。科学的根拠うんぬんなんて、言ってられない、生き延びる、一時は入院したら、生きて退院できないなんていわれていた時期もありましたから。二重マスクは結構苦しいけどします。特にスーパーでの買物では。日本に一時帰国してペルー リマに戻ってきた知人(高級住宅マンションに住む)二重マスクでないからとスーパーでの入場を拒否されました。そうゆう人が結構いるみたいで、入り口にはマスクやフェースシールドを売っている露天商がおります。ペルーでもデルタ型(インド型)の変異株の患者が確認されました。今後 第三波が来ると保健省は警告しています。そしたら、また昨年にように、中南米で最も厳しい、強制防疫隔離に戻るのかといえば、そうではないようで、防疫警戒レベルは地方ごとに違いますが、首都圏リマでは、レベルは下がっており、人出はどんどん増えている。あれだけ厳しいロックダウンしてこれだけの成果しか得られなかったのか、中南米最高の経済成長率マイナス幅になったじゃないかという批判よりも、「もう、ガマンできない」という経済界の強い要望も反映されているのは日本とは形は違えど、似通っているかもしれません。レストランなんかも、復活し始めています。郊外のショッピングセンターは入場のための長蛇の列です。それでも、午後11時以降は外出禁止だし、日曜日は自家用車終日使用禁止です。

 

ちっと、ながくなりましたが、また 更新したいと思います。そうそう、ファイザー(Pfizer)のワクチンを接種しました。副反応やワクチン効果への疑問よりも、生き延びる選択の方を優先しました。あなたはどうします?

知人への手紙

お変わりありませんか。

南米はもう秋の気配です。もっとも、年中夏のところもあるし、年中肌寒いアンデス高地もありますが。

日本のニュースでは大阪あたりが、コロナ禍再燃で結構大変みたいですね。

日本もワクチン接種が話題になっているとのこと。

日本も欧米、南米も含めて、若者が、元気な世代が、厳しい防疫措置をいやがり

感染者が増加し、慎重にならざるを得ない高齢者の死者が増えているという

ことでしょうか。

 

中南米ではブラジル、メキシコが断トツにコロナ感染死者数が多いです。

ただし、人口も多いわけですから、死者が少ない国(例えばウルグアイ)がコントロール

が上手くいっているというわけではありません。

 

ペルーの感染者数約170万人(日本約54万人)、感染死亡者数約5万7000人(日本約9700人)

とまあ、比較対照にはなりません。ちなみにブラジル 感染者1400万人(死者37万5000人)

メキシコ 感染者230万人(死者21万3000人)。

 

ブラジルは西欧全体の面積より広く人口は2億人を超えています。メキシコは人口は日本と

類似して1億人以上です。数字だけでは判断できませんけど、結構な数字です。

 

私の方は、相変わらずです。まだ、生き延びています。

 

こちらでも観ることができるNHK国際放送は、ニュースではあまりコロナ禍のことは

話題にしていないようです。

 

お体ご自愛ください。

それでは、

2021年はじまる

年が明けまして、2021年がやってきました。

 

また、ペルーの様子を書き込みたいと思います。

 

幸いにもコロナには感染していないようです

ペルーのCOVID-19 ③

―へえ、PCR検査が少ないですね。

中国はペルーの最大の輸出相手国だし、投資国です。文句言えなかったんでしょう。それと、すぐに結果がでる方が判りやすし。そんな、わけで、市場や露天商の集まる街頭や、現場労働者、通勤客の集まる電車駅などで、かたっぱしから検査したら、半分近くが「陽性」感染者と判断されました。そりゃ、一気に増えますよね。感染検査数の多い日ほど、感染者数が多い、これ当然ですよね。

 

―今も同じ状態ですか?

今後は検査体制も整ったのか、PCR検査を主軸として検査すると保健省は発表済みでです。

 

―それにしても、死者が多いですね

死者のカウントにしかたも問題になっています。他の国にもあてはまるかもしれませんが、実際はもっと多いかもしれません。

 

―どんどん、状況がひどくなっていると?

地域差がありますが、人口が最も多い首都圏リマは感染者数も死亡者数も突出しています。リマ以外が北部海岸地方が医療体制も含めて、管理がうまくいかず、両方とも多かったです。今は、急増傾向にあるのが、特に南部地方の海岸、山岳部です。

 

―リマの街も地域差ありますか

はい、首都圏リマの人口密集地区は、いずれも多いです。外国人観光客(今はいませんが)や、外国人駐在員などの住居が多い、ミラフロレスやサンイシドロ区は当然少ないです。

 

―リマで社会的隔離がまだ続いているわけですね。

はい、映画館やスポーツなどのイベント、ディスコは禁止です。集会や会合も禁止です。街頭でのマスク着用は義務。日曜日の終日外出禁止以外は、外出できます。ただし、夜10時から翌日朝4時まで外出禁止です。家族や友人などとの私的会合やパーティ、結婚披露宴、15女子成人式も禁止というわけで、パーティをしていたら、警察に自宅に踏み込まれて、連行されます。

 

―友達と家族と会えない、酒飲んで踊れないのは、市民にとってきついですね。

まあ、感染防疫のためですから、ガマンということですかね。ただ、日本でも全然平気な人がいるのと同じように、禁を破る人は少なくないです。統計上、感染者64万人弱、感染からの回復者は45万人弱ということですから、「おれはもう大丈夫」と思っている人は結構います。それに、感染者の半分以上は「無症状」との報告ありますし、感染しても平気というところがあるのでしょう。ただし、家族や知人で感染者や死亡者がいるというのは、普通にいるほど、拡散しています。感染者とその家族は悲惨な状況に置かれていますよ。あなたの親戚や友人でコロナに人いますか。

 

―いません。ニュースで知っている程度です。

なるほど、だから、クラスターとかで感染者がでると、むかしの「村八分」みたいなことが起こるのですね。

 

―それは、また別の社会的なテーマですね。

コロナのテーマのニュースが毎日報道されても、社会的な共有はないし、必要ないということですかね。それでは、また、連絡します。

ペルーのCOVID-19 ②

―そんなに、ひどい状態なのですか? いままでの、防疫効果がなかったということですが?

もちろんあったと思います。欧州からの帰国者から「コビッ」が発見されて、いち早く対応はしてますから。

 

―でも、どんどん増え続けていると。。。

確かにそうです。ただ、前にも言いましたけど、数字だけでは「成果なし」とか「効果あり」とか一概にいえませんよ。それは、他国と比較する場合もそうです。ランキングづけみたいに、世界一の感染者数とか、致死率とか。カウントする基準も、統計の仕方もそれぞれみたいだし。

 

―ペルーは今、感染者64万人近くだし、死亡者は2万8000人を超えてますね。

そうです。8月27日現在では、各国こんな具合です:

国名

感染者総数

感染死亡者総数

アルゼンチン

359,368

7,563

ボリビア

110,999

4,664

ブラジル

3,674,176

116,666

チリ

400,985

10,958

コロンビア

562,128

17,889

エクアドル

109,030

6,368

パラグアイ

14,288

231

ペルー

613,378

28,124

ウルグアイ

1,536

43

ベネズエラ

41,158

343

 

ペルーの感染者64万人弱のうち、PCR検査15万7000人強、即効検査48万2000人強です。即効検査のキットは中国から輸入したもので、欧州の国は、精度が低いとクレームをつけたものです。