南米ペルー在住、ピルセンの「ペルー雑感」 -147ページ目
<< 前のページへ最新 | 143 | 144 | 145 | 146 | 147

インカコーラと紫とうもろこしのジュース(チチャ)

紫とうもろこしのジュース、チチャは家庭でもよく飲みます。お湯の中に紫とうもろこしを入れ、煮えたたせば紫色の汁がでてきます。これにレモンやパイナップル、それに砂糖を入れればできあがりです。こどもたちが集まるパーディでも炭酸飲料同様このジュースが出ます。

紫とうもろこしの粒から色が出るのではなく芯から色が出ます。粒自体は食べません。最近ペプシ系で「ミリンダ」という炭酸飲料が新発売されました。これになんとチチャ モラダ味があります。甘味が強くてわたしは好きではありません。

インカコーラを初めて飲んだ日本人が「気の抜けたコーラみたいだ」と評するのを何度か聞いたことがあります。コカコーラみたいに「ゲップ」が強くでないとコーラを飲んだ気がしないというわけです。インカコーラ系の炭酸が少ないのは国民の嗜好に関係あるかもしれません。

コーラを飲んでいるペルー人が瓶や容器を振りながら飲んでいるのを見かけた方があると思います。なぜ瓶を振って飲むのか。炭酸を飛ばしているのです。コカコーラは炭酸が強過ぎて嫌いだという人も多いようです。「気の抜けた」ような感じのインカ系が丁度ころあいというわけです。

なぜ、常温のビールをリマ(ペルー)では飲むのか

南米ペルーのことを中心に掲示板に書き込んできた。数年掲示板に書き込んできて、多数の方々からいろいろな反応を得た。掲示板の限界のようなものも見えてきた気がするので、今度はこちらで挑戦してみようと思う。掲示板の過去の自分の書き込みを少しずつ、書いてみようと思う。ペルー旅行記でもないし、駐在員から観たペルーでもない、住んでいる者の眼線で今後も書き綴ってみたい。さて、どうなることやら。


本当にコーラも凍りますが、ビールも凍る
のです。中味が膨張して破裂する場合もあ
るようです。

どうしてペルーの人は常温のビールを飲む
のでしょうか。リマの場合ですが特に冬
(日本の夏の時期)は常温のビールを私の
複数の友達が飲みます。リマの冬は曇天が
続き、湿気が100%近くまで上昇します。
気管支炎に罹ったり、喘息になる人も少な
くありません。これを防ぐために常温の
ビールを飲むというのが友人(ペルー人)
の説です。ビールだけでなくリマのレス
トランでは子ともたちがやはり、冷えて
いないコーラを頼んだりします。ビール
だけではないのです。

ペルーの大統領

南米各国には大統領がいる。国民の直接選挙で選出される。最近では、チリで女性大統領が誕生した。ミッチェル・バチェレ、離婚歴もあるシングルマザーの医者、軍事政権時には抵抗、亡命したことさえある闘士。


ボリビアでは先住民系のエボ・モラレスが当選し、1月22日に大統領に就任したばかり。副大統領はネクタイをしているが、彼はネクタイはしない。就任前の外遊で各国元首と会談したがノーネクタイ。


ペルーの大統領選挙は4月9日。


現在の大統領はアレハンドロ・トレド大統領。

トレド大統領はcholoを自負している。choloは先住民系の山岳部の住民で、軽蔑の意味を含む場合は「田舎者」を意味する。choroは「泥棒」の意味。指を2本自分のほほを上から下になぞったらこれは「泥棒」の意味。日本人が普通に発音すると「泥棒」の方に聞こえる。

<< 前のページへ最新 | 143 | 144 | 145 | 146 | 147