これは、三年前くらいに読んだ一冊。
アンソロジーで、ちょうどその頃ハマり始めた伊坂幸太郎さんが一話目に収録されていたため読み始め、引き込まれた一冊。
題名からして恋愛色濃そうだけど、なかなかどうして面白いです。


一話目が伊坂幸太郎さんのお話で、これが一番印象に残っています。
「ポーラーベア」
主人公の男の子が恋人と遊園地に行った時、失踪した姉の元恋人とその彼女に出くわす。姉は恋人と別れるたびにいつも一人旅に出る習慣があったが、その恋人と別れた後恒例の旅に出て、とうとう帰ってこなかったのだ。


このお話の終わりの部分がとても素敵。
これを読んだあと、知り合いに似た人と出くわすと、主人公と同じ気持ちになり、心あたたまります。

伊坂さんはミステリー半分ヒューマンドラマ半分、という印象ですが、読むと必ず発見があるので、好きです。


次に収録されている石田衣良さんの「魔法のボタン」も私は好きな一話です。

一個前の記事で「忙しいから」と書いたくだりで、思いだした一冊。




たしか、初めて読んだのは中学1年生のとき。




この本がとっても記憶に残っているのは、読み終えてから、




もう「時間がない」とは言わない!




と痛感したからでしょう。




図書館で洋書を発見して何年かぶりに読みました。




有名なお話だし、あらすじは割愛しますが…




時間、という目にはみえないものについて考えさせられる本です。










ついつい忙しいと心に余裕がなくなるし、いらーってする。




でも。




ちょっと客観的に見てみれば、忙しいのは理由はどうあれみんな一緒なんですよね。




暇に見える人だって、時間は平等に与えられている。




いや、与えられてはいるけど、使い方が千差万別なのか。




その時間をどう使うかも、そしてどう感じるのかもすべて自分次第

己を滅ぼすものは、己である。



最近どっかで見かけた言葉。

そうですな。

たとえばこうなりたいという夢のようなものがあったとして、それを諦める理由なんて考え始めたらいくらもうかんでくる。



忙しいから



能力が足りないから



現実的じゃないから



苦手だから


一人残らず反対するから



お金がないから



しんどいから







無理だから







自分の可能性を狭めるのは究極的には自分。

自分が自分を応援できなかったらできるものもできなくなってしまう。



私がどうしようもなく悩んでいた時、「君の可能性はこーんなにまだまだ広がっているんだから」と身ぶり手ぶりつけて言ってくださった恩師がいました。

そんなこともぽかっと忘れてしまうくらい視野の狭くなっていた自分に、力を与えてくれた言葉です。



できひんと思ったら、できひんのです。



できると思ったら、どうであれ進むのです。



どうせ私は…



なんて思ってる暇はないのです。



人生たかだか100年くらいのもの。



普段、普通に生活していると、自分の人生はまだまだ続くような錯覚に陥るけれど、タイムリミットに確実に向かってる。



今日健康でも明日不慮の事故で死ぬかもしれない。



そう考えたら自分で自分の首を絞めてる場合じゃないですよね。





最近、自分が受精卵だったころのことを考えてみました。←変ですかね汗エルモ

体もなくて心も記憶もなくて、でも命として芽吹いた瞬間。

そして、お母さんが赤ちゃんの時からその卵巣に存在し分裂を途中で止めて時が来るのを待っていた、自分のもとになる卵子。



考えたら、一日一日を大切に過ごすという意味が少しわかるような気がしました。



気の遠くなるような確率で生まれてきた自分。



そんな己を己で滅ぼしては阿保!



まだまだがんばらんとなぁ。



酒と肴と本と旅。-furano



なんも関係ないけど、富良野の日の出公園。

美しき場所です。





大学の二次試験の願書はバッチリ書いて送ったのに…









センター試験を受け忘れた!!!!







ていう、夢見ました。
めちゃ寝覚めわっるー
ありえん設定に、目覚めてからはウケましたが目


なんだか悪夢を見る時て、知らずにストレスがたまってることが多い気します。
てか、そう気づかせるためにそしてそれ以上悪化させへんために脳が夢見させて気づかせてくれてるんかもなぁ桜


ちょっと休ませろと。


てなわけで(?)明日は久々神社にでも行って気分転換を図ります(^O^)/

酒と肴と本と旅。-101206_1241~0001.jpg

近所の神社のねこちゃん
かわいらしい声で鳴くけど、近づくとビビる、おもしろねこちゃん。
お腹が減っては戦ができひんけど、がっつり食べたいわけじゃない‥

そんなときの間食にはいつも野菜もりもり入ったスープを作って飲みます。多いのはカレースープ、キムチスープ、豆乳スープ。

今日は大好きな豆乳で。
この頃豆乳キムチスープばっかりやったので、今日はコンソメ味にしてみる

まずオリーブオイルでみじん切り玉ねぎ1/4を炒め、さらにマイタケ、細かくしたブロッコリーを投入。水とコンソメキューブで煮たてて、ほうれん草も入れる。で、弱火にして豆乳を入れて沸騰させないようにしながら塩コショウ、ダシで味付け。

出来上がり!!

ブロッコリーをバラバラにすると、白に緑色のつぶつぶが映えてええかんじ。

最後にアボカド載せようと思ったけど、まだ熟れてなかったからまた今度桜

スープは暖まるしお腹いっぱいなるし、野菜も取りやすくて5分で作れるから大好きです。
レパートリー増やし中~キラキラ