今日は『焼肉の日』 | 過去を振り返って現在を知り、未来を思う

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今までの人生、あまり人に興味をもたなかったけど、これからは人と向き合い、楽しんでいこう。
今さらながら人を幸せにしたいと思うようになった平凡なオヤジの日々。
Schaue dankbar zurück und mutig nach vorne.

昨日も遅くまで外飲みして、ブログを書けなかった。
 
とある「スペイン・バル」に行って、「へレス」を調子に乗って飲んだら、かなり酔ってしまったようで、慣れぬ山手線を乗り過ごし・・・情けない。
 

 
あまり聞き慣れない「へレス」というスペインの酒は、一般には英語で「シェリー」と呼ばれているアンダルシア地方特産の白ワイン。正確には「酒精強化ワイン」というアルコール度数の高いワイン (15°) だそうな。
 
ブログでも何度か書いたけど、以前、日経新聞に連載された「赤神諒さん」の小説『太陽の門』で、大事な場面でこの酒が何回か出てきて気になっていた。スペイン内戦時代のマドリードのバルのカウンターで、主人公のリックが飲んでいた酒だった。

 

太陽の門

 

 

僕も『カサブランカ』の「ハンフリー・ボガード」のようにカッコよく「へレス」を飲みたかったのだが、昨夜のように男相手じゃ悪酔いするだけだったようだ・・・・
 
ちなみに、『太陽の門』という小説は、映画『カサブランカ』のリックが、その前の時代のスペイン内戦にどう関わったかを描いたもので、大事な登場人物の多くが重なっている。
 
映画『カサブランカ』といえば、忘れてはいけない主演女優は「イングリッド・バーグマン」。今日8月29日は、彼女の誕生日であり、命日でもある。(1915年~1982年)
 

 
ついでながら、今日は「焼肉の日」にして、僕の誕生日でもある。ずいぶん歳をとったものだと毎年思っていたが、今日の朝ドラ『虎に翼』、時代は進んで、ついに僕の誕生年に追いついた。

 

そして、イングリッド・バーグマンさんよりも長生きしていることに、今気づく。 (-_-;)

 

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大阪に嫁に行った末娘が送ってきてくれた誕生祝いは、やっぱり酒、今年はスコッチのシングルモルト「マッカラン」だった。マッカランを熟成させる樽(カスク)は、もちろん「シェリー樽」。昨日飲んだ酒「へレス=シェリー」を醸造した「空き樽」を使う。 


ウィスキー好きの僕がシェリーを初めて飲んだのは、つい最近のことなのだけど、シェリー樽としては昔からお世話になっていたようだ。
 
まあ、そんなこんなで、他の出て行った子供達とか、飲み屋のおねぇさんとか、いっぱいお祝いのメッセージをもらって、台風が近づいてくる前に、今年も元気に年を取ったとさ。

 

そうそう、日付が変わって最初にお祝いを言ってくれたのは、一緒に住んでる女房殿と末息子だった。もう今日じゃないみたい。