加古さんの訃報を受けたとき、この↓ブログ
・・・→<最後まで現役絵本作家だった加古さん>
を書いたのですが、
やはり、原稿のまま残して行かれたお仕事もあったようです。
そこで今回は、
だるまちゃんやからすのパンやさんの読者へ、
加古さんからの伝言で~す!
まず、だるまちゃんシリーズについては、
だるまちゃんとうらしまちゃん
のテキストとラフが残されていて、
福音館の雑誌 母の友10月号に掲載されるそうです。
ご注目ください。
それに先立ち、福音館のフリーペーパーあのねの特別号
かこさん、ありがとう! がでました。
お店で配布していますからご請求ください。
ピコットにお越しになれない方も、
きっとお近くの書店で入手できますよ。
あのね 特別号
かこさん、ありがとう!
2018年8月福音館発行
こんな↑記事も載っています。
中川梨衣子さん・福岡伸一さんの追悼文、
加古さんの年譜、作品のエピソードなど掲載されています。
見逃せませんよ~。
そして、小峰書店から絵本で出るのが、
みずとはなんじゃ?
水の星である地球の子どもたちにと、書き残してくださったんでしょう。
タイトルを見ただけでもワクワクします。
こちらは鈴木まもるさんの絵により、10月発売予定です。
初回限定冊子付きとのことですから、ご予約をおすすめします。
ところで、残念なお知らせもあるんです。
ピコットではずっと切らさずおすすめしてきた、加古さんのこの科学絵本が、
なんと、このタイミングで品切れ・・・。
ぼくのいまいるところ
かこさとし/太田大輔/童心社
小さい人が、ここはどこ?と聞くとしたら、
その子が知りたいのは、所番地のことではありません。
決して、天白区原1丁目1616番地だよなんて、
聞きたいわけではないのです。
あなたが今いるのは、
大宇宙の中の、銀河系の中の太陽系にある、
地球のね・・・
ということこそが、子どもたちの知りたいことであると、
加古里子さんはご存知で、この絵本で、
<今いるところ>をわかりやすく説明してくださっています。
おいおい、
このまま品切れは困るんですけど・・・と、
子どもの本屋は思っています。
かこさんだって、そう言われると思います。
おい、おい・・・ 。
こういう質の高い作品を読み継いでいくのは、
私たちの役目。
だからわたしも、版元の童心社さんには、
これからも品切れは承知の上で、注文を入れてアピールしていこうと思います。
読者の皆さんも、
どんどん版元に圧力を掛けましょう。 出版社に励ましのメッセージを送ってくださいね。
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