こんにちは!青野由布子です。
ブレンド精油、肌に使うのは絶対やめてー!にも書きましたが、
精油にはスキンケア、特にお顔に使うのに適する精油、適さない精油があります。
今日はスキンケア(お顔のケア)に適さない精油と、その判断基準を書きたいと思います。
まず、
精油をスキンケアに使う方法としては大きく分けてこの2つ。
・植物油に精油を入れてフェイシャルトリートメント
・精油を使った手作り化粧品(化粧水・パック・美容液・クリームなど)
大前提として、
お顔の皮膚は体よりも薄いです。
特に小じわや乾燥が起きやすい瞼なんかは。
精油は植物の香り物質のみを抽出した100%天然の物質。
100%天然だからといって100%安全とはかぎりません。
ではさっそく本題にいきまーす!
スキンケアに適さない精油は何があるの?
あなたはスキンケアに香辛料やミントを使おうって思いますか?
思わないですよね。
考えただけでお肌がヒリヒリしそう
たしかに男性向けの基礎化粧品にはメントール配合のものもありますが、だいぶスースーして敏感肌には刺激がキツイ
スキンケアに適さない精油を
お顔のケアに使うのも同じことなんです。
じゃあスキンケアに適さない精油は何かというと、
・ミント系のスースーする精油・・・ペパーミント、スペアミント、薄荷などミント系全般
瞼や粘膜、皮膚を刺激してしまうリスクがあります
ためしに自分のまぶた横に植物油で希釈したペパーミントを塗ってみましたが、
沁みる感じや肌のヒリヒリ感が出て痛かった
・スパイス系の精油・・・コリアンダー、ブラックペッパー、ジンジャー、シナモンリーフ、クローブ、カルダモン、アニスなど
皮膚への刺激が強く、スキンケアに向きません。
特にアニスやクローブ、シナモンリーフは香りも成分も強いためボディトリートメントに使う時も量は控えめにする必要があります。
・光毒性のある精油・・・ベルガモット、レモン、グレープフルーツ、ライム
※光毒性というのは、光毒性のある精油が肌についた状態で日光を浴びると色素沈着やかゆみなどの肌トラブルが起きることです。
イヤですよね?お肌をキレイにしたくて使って荒れちゃったら。
ただし、光に反応して肌トラブルを起こす「フロクマリン」除去したFCF表記のあるものでしたら使用可能です。
ベルガモットならストレス性の肌荒れ、レモンは毛穴ケアに適しています◎
・芳香族アルデヒド類を含む精油・・・レモングラス、レモンユーカリ、メリッサ、メイチャンなど
シトラールなどの芳香族アルデヒド類を含む精油は
酸化しやすく皮膚刺激も強くアレルギーを起こしやすいためスキンケアには向きません。
・抗菌や風邪予防を期待して使われる精油・・・
ユーカリ、ティートリー、マートル、上に挙げたミント系の精油、パイン、ニアウリ、タイム、スパイクラベンダー、スイートマジョラム、ジュニパーなど
抗菌や抗ウイルスって何かというと、
菌やウイルス増殖させないこと。
粘膜を刺激したり、皮膚にピリピリ感が出てしまいます。
ただし、ティートリーはラベンダーなどのやさしい成分と組み合わせて分量に気をつけて使えばニキビケアに使えます!
「◯◯に適さない」「◯◯は使ったらダメ」って
読んでて楽しくないものかもしれません。
ですが、良かれと思って使って荒れたり
アロマを「怖い、イヤだ」と思う人を減らしたい。
※自己責任で、経験や感覚をストックしようと自分の肌で試してみるのはアリですが。
私も学びたての頃とかかなりやりました。
安全といわれている精油でも
人によって合う合わないはありますが、
できるかぎり安心安全に楽しく。
適材適所で選んで使えるように書きました
今日も読んでくださりありがとうございます♡
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