こんにちは！
アロマテラピーサロンニワトコ-庭常-
青野由布子です。
1月から2月にかけて増えるのが
「ホホバオイルが固まった」
「精油が固まって出てこない」
というお声。
元々2017年の起業初期に書いた記事で
2020年に再UP、リンク修正と内容の加筆修正をして2023年に再々UPします
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ある日、友人から精油の扱い方について質問があったことを書きたいと思います。
Q.「主人が精油が出て来にくいからと出口を真下にして置いたり振って出しているんだけどこれは大丈夫なの？(ちなみにラベンダー)
あと、出しやすい向きとか正しい出し方があったら教えてほしい」
精油がなかなか出てこないという質問は、
他のアロマ業界以外の友人やお客様からもよくいただく質問なので
今回ブログにも書きますね
上記の質問の回答ですが...
結論から言いますと、NGです
理由としては、
＊振ることで酸素が入って香りの劣化の原因になるため
＊振ることで精油原液が飛び散ってしまうため
＊酸化しにくいようにまっさかさまにしたら
出にくい中蓋(ドロッパー)が付いているから
です。
ではどうすればいいかといいますと...
精油の性質によっての注意点も添えてお答えします
◆正しい傾け方◆
ななめ90度以下に傾けて出てくるのを待ちましょう
それでも出てこなかったら精油瓶を手で握って体温であたためながら
出てくるのを待ちましょう。
出てくるのを待ちましょう。
精油ごとに出やすさが違う
◆トップノートに分類される軽い精油の場合◆
オレンジ・スイートやレモン、ベルガモット、
グレープフルーツなど柑橘系の精油に代表される
分子が軽い精油は少し傾けただけでも
どんどん出てきます
必要な滴数以上が出ないようにそーっと入れて下さいね
◆ローズオットー◆
みんな大好きローズ！
ローズオットーは13℃以下の低温で固まる性質があります
使う前にBOXから取り出して温かい部屋に置いておくか
サロンワークで急いで使いたい時私はホッカイロの上に置いておいてます。
◆ベースノート 成分の分子が重い精油の場合◆
逆に、ベースノートに分類される精油ーパチュリ、サンダルウッド、シダーウッドアトラスなど
特に樹脂から採れるミルラは。
分子が重く粘性があるため...
手で瓶を握って体温であたためながら待ちます。
それでもダメならローズオットー同様、温かい部屋に出しておいて
ホッカイロの上に置いて出やすくしています。
出てきた時の喜びは格別ですよ
◆精油自体の残りが少ない時◆
精油自体の残りが少ない時は、中蓋を外してスポイトで精油を取りましょう。
※精油の原液が皮膚につくと刺激が強すぎて
肌荒れの原因になってしまいます。
安全に楽しみながら使うためにも
この時中蓋を素手で触らずに
必ずティッシュや精油が付いてもいい
ハンカチなどを使って外して下さいね。
今回質問してくれた友人やお客様から
今まで健康や香りに興味がなかったパートナーが「アロマは一緒に使ってる」
「ハンドトリートメントしたら喜んでくれた」という話を聞いてるだけで幸せですし、
ふたりのコミュニケーションが増えたり
円滑になるきっかけになれてセラピスト冥利につきです
あなたの周りの大切な方とも
アロマテラピーを介して楽しく癒しの時間を
過ごすきっかけになれたら幸いです..
今日も読んでくださりありがとうございます♡
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