「まんぷく」第122回~もの作りはまねするとこから始まるんや | 日々のダダ漏れ

日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「まんぷく」 第122
第22週 「きれいごとは通りませんか」

もの作りはまねするとこから始まるんや

 

 

※無断転載対策のため、不本意ですが、

しばらく、注意喚起させていただきます。

 

こちらの記事は、「日々のダダ漏れ」 の

記事です。ご覧になっているブログ名が

「日々のダダ漏れ」、以外のブログ名は、

記事を無断転載しているブログです!!

↓ オリジナルのブログはこちらです♪

「日々のダダ漏れ」

 

 

まんぷくラーメンが売れ始めた途端、

たくさんの偽物が出てきたのです。

しかも、安い値段で。

 

福子) 本家まんぷくラーメン。

鈴) まんぷくラーメンの味やわ。

真一) ええっ。

 

世良) うちにスパイを送り込んで、

 まんぷくラーメンの製造方法を

 盗んだんやろ。

猿渡) スパイ。ハハハハハハハハ!

 

神部) 皆さん、ちょっと見て下さい!

 広告が出てました!

萬平) えっ! 広告が出てた?

福子) この人は何やの!

 

**********

 

<パーラー白薔薇>

アキラ) 何やこのうっすらうまい、

 エセまんぷくラーメンは。

しのぶ) 何でそんなもん食べてるん?

アキラ) 敵情視察や。

 敵を知って己を知れば…。

しのぶ) そんな無駄遣いすな。

アキラ) 無駄遣いって、たった15円やん。

しのぶ) 敵を儲けさせたんやで、

 あんたは。そうやろ。

アキラ) しもた。アイム ソーリーや。

 

**********

 

そして、ついに事件が起こったのです。

 

<香田家>

(新聞を読む忠彦)

忠彦) えっ! 即席ラーメンで食中毒!?

神部) えっ! まさか、うちのラーメンが!?

克子) そんなわけないでしょう。

タカ) そしたらどこのラーメン?

 

**********

 

<立花家>

真一) どこのラーメンかは書いてない。

(新聞記事)

萬平) 「即席ラーメンに、要注意」。

福子) 要注意って…。

鈴) まんぷくラーメンも、あるやないの。

 どうするの、萬平さん。

 うちも、いっしょくたにされてるのよ。

福子) お母さん。

萬平) クソ…~!

世良) ごめんください。立花君。

福子) 世良さんや。

 

**********

 

世良) まんぷくラーメンやない。

萬平) それは、確かなんですね。

世良) ああ、知り合いの新聞記者に聞

 いた。食中毒を起こしたんは、天王寺

 の食品会社が出してる偽もんや。

鈴) ああよかった。

真一) 当たり前ですよお義母さん。

福子) 何で新聞はそこをちゃんと書いて

 くれないのよ。うちのラーメンが食中毒

 なんて出すわけないやない。

世良) せやけど、

 安心してはおられへんど。

萬平) これで世の中の人は、即席ラー

 メンが体に悪いものだと思うだろう。

真一) まんぷくラーメンの売り上げも、

 落ちてくるやろな。

世良) 悪いうわさを流すやつが

 出てくるに決まっとる。

鈴) これやから、会社経営は怖いのよ。

 うまくいってたって、いつ何が起こるか

 分からない。お父さんの会社も。

福子) お母さん。

 今はこれからのことを考えないと。

萬平) とにかく、まんぷくラーメンは安全

 であると、世の中の人に知ってもらわな

 きゃいけない。まんぷくラーメンは、まん

 ぷく食品が最初に作った、うちだけのも

 のだと。

真一) 偽もん出してる会社には、全部

 警告書を送った。まんぷくラーメンは

 うちの登録商標だ。ただちに販売を

 中止しろって。

鈴) それでみんな、

 売るのやめてくれるの?

世良) そらやめるやろ。裁判になっ

 たら勝てるわけないんやからな。

福子) テイコー食品も?

 

(回想)

真一) うちは、特許も出願してんのや!

 まんぷくラーメンが出来てすぐにな!

猿渡) しゃあけどまだ出願しただけで、

 確定したわけやないでしょう。

 

世良) 警告書ぐらいで引き下がる

 タマやないど、あのおっさん。

真一) クソッ、猿渡。

福子) 落ち着いて下さい。

鈴) 猿渡いう人の話になると、

 人が変わるわ真一さん。

萬平) 特許の確定はいつですか。

真一) それは、まだ…。

世良) 特許庁から連絡ないんか。

真一) 出願しても普通は何か月、下手

 したら1年以上かかるらしいんです。

福子) 1年以上!?

真一) それまではうちのバッタもん

 作り続けるつもりや、猿渡は!

鈴) もう、嫌。

萬平) あのポスターも、

 ずっと貼り続けられるんですか。

福子) あっ!

 

**********

 

<大急百貨店>

野呂) えっえっ…こ…これ、福ちゃん

 やないの? 僕すっかり福ちゃん、

 変わってしもたなって。

牧) 見ればすぐ分かるだろ。福ちゃん

 にはもっと品がある。こんなケバケバ

 しい化粧をするわけがない。

野呂) 教えてもろてよかった。これで

 今日、やっとぐっすり眠れるわ。

牧) 野呂君には、女を見る目がなさ

 すぎる。だからその年になっても

 結婚できないんだ。

野呂) 大きなお世話や。

 けど、この女誰や。いやせやかて、

 まんぷくラーメンて、書いてるやないか。

牧) よく見ろ。本家、まんぷくラーメン。

野呂) 本家。

牧) 偽物だ。萬平さんの作った本物

 には、「本家」なんて入ってない。

野呂) 本家が偽物!?

 僕、こっちの方、食べてたわ。

牧) 何い!?

野呂) うまいな思て。

牧) それでも君は料理人か!

野呂) うまかったから。

(荷物を持たされている牧)

牧) そもそも、なぜ僕が、

 持ってなあかんの?

野呂) あのな、今店俺しか

 おれへんねん。ごめんな。

牧) 理事やぞ!

野呂) 理事?

牧) 理事やぞ!

 

**********

 

<香田家>

テレビ) 「便利でおいしいまんぷくラーメン。

 まんぷく食品のまんぷくラーメンは、

 国立栄養研究所のお墨付き。ですから

 安心して、お召し上がり頂けます」。

 「源・幸) おいしい!」。

 「一家に5袋、まんぷくラーメン」。

(拍手)

タカ) コマーシャルが変わった。

克子) うん。

鈴) まんぷくラーメンは、健康にいいこと

 を強調するんやて。あと、うちの以外は、

 全部偽物やって。

克子) そやけどテイコー食品は、

 販売やめないんでしょ。

鈴) そう。警告書を出したら、

 ほかの会社は、商品名変えたのに。

 そやから、萬平さんも真一さんも、

 まだピリピリしてるの。

克子) それで仕事抜けてきたの?

 お母さん。

鈴) 猿渡とかいう人の話を聞くのは、

 もうたくさん。ああいう人と関わること

 になるから、会社経営は嫌なのよ。

タカ) 私も疲れた。

鈴) どうして。

克子) 大介の夜泣きで眠れないんやて。

タカ) 昼間よう寝てくれる分、

 夜になると、泣きだすの。

 茂さんは助けてくれないし。

克子) いつも仕事で遅くなるでしょう。

 せやから大介はタカに任せっきり。

鈴) 男の人はそういうものよ。

タカ) せやけどお父さんは…。

克子) 忠彦さんは特別。

鈴) いつもうちで、絵を描いてるものね。

克子) タカには分からないのよ。

 世の中の旦那様は、家のことは

 全部奥さんに任せっきりやって。

タカ) 茂さんは変わってしもた。もう

 私と大介のことはどうでもええんや。

鈴) そんなに、

 思い詰めることはありません。

克子) そうよタカ。

タカ) 帰ってきても「疲れた疲れた」言うて、

 お風呂に入ってごはん食べたらすぐ寝て

 しもて。私と何にもしゃべってくれへんのよ。

鈴) あっあっあっあっ…分かった

 分かったタカ。泣かないで、ねっ。

(大介の泣き声)

鈴) よちよち、よちよち。よちよち、よちよち。

 あらららららら。よちよち、よちよち。

 

**********

 

<アトリエ>

(描きかけの絵を前に座っている忠彦)

(キャンバスに大介を抱いたタカの姿)

 

**********

 

<パーラー白薔薇>

神部) ほんま許されへんな、猿渡いう

 やつは。絶対坂部を引き抜いたんや

 テイコー食品は。

森本) 坂部か。

 

(回想)

吉乃) お願いします。

坂部) はい。

 

岡) あいつ、吉乃ちゃんに

 色目使うとったやろ。

森本) おお、わしも気付いとったわ。

岡) ちゅうことは、あいつがおらん

 ようになってよかったけどな。

神部) 何がよかったや。

 企業秘密が漏れてしもたんやぞ。

森本) 分かっとるわ。

岡) わしらは吉乃ちゃんの話

 しとるんや。

神部) いつから吉乃ちゃんの

 話になったんや。

アキラ) 相変わらずやのうあの3人は。

しのぶ) 吉乃ちゃんのことも宙ぶらりん

 やし、あの子ら、将来のまんぷく食品

 を背負ていけるんやろか。

神部) こんな大変な時に

 不謹慎やぞお前ら。

アキラ) ええやんええやん。若くして、

 人間のできとるやつはそうおらんのや。

しのぶ) 若うもないやろあの子らは。

アキラ) 僕かて、あれぐらいの

 年の頃はフラフラしとったやん。

しのぶ) そうやった。もう私と結婚して、

 子どもも3人おったのにね。

神部) お前らはよ食え。

岡) 何やねんお前偉そうに。

しのぶ) 4人目をおなかに抱えて

 私がどれだけ苦労したか。

アキラ) 今そんな話せんでもええやん。

神部) はよ仕事に戻ろう言うてんのや。

森本) そんなん分かっとるわ。

岡) 先輩風吹かすな同い年のくせに。

神部) 俺の方が2つ上や!

しのぶ) ああ~腹立ってきた!

アキラ) あかん。

 

**********

 

(テイコー食品に萬平と真一と世良)

(壁には福子にそっくりな女のポスター)

 

**********

 

<立花家>

福子) ケンカにならへんやろかほんまに。

敏子) 萬平さんのこと?

福子) 真一さんも世良さんも。

ハナ) ケンカになりそうになったら、 

 世良さんが止めてくれるて。

吉乃) 真一おじちゃんは

 当てにならへんけど。

福子) 猿渡とかいう人のことほんまに

 腹に据えかねてるみたいやからな。

ハナ) まあ今日は大丈夫よ。

 仕事の話をしにテイコー食品に

 行ったんやから萬平さんたちは。

福子) 仕事の話いうても要するに、本家

 まんぷくラーメンを販売するないうこと

 でしょう? 向こうかて絶対黙ってないわ。

敏子) そうやね。

福子) 絶対こじれる。

吉乃) 萬平おじちゃん今まで見たこと

 ないくらい怖い顔して出ていったし。

福子) そう、萬平さん。今度のことにもの

 すごい怒ってるの。あんな悪態つく萬平

 さん、今まで見たことないもん。

 

**********

 

<テイコー食品>

(福子にそっくりな女のポスターを見つめる萬平)

猿渡) ハハハハハハ。今日は社長さん

 まで、わざわざいらっしゃるとは。

萬平) 猿渡さん、うちからの警告書は

 届いてますよね。

猿渡) ああ、何や来てましたな。

真一) まんぷくラーメンの商標登録は済ま

 せてます。あれはうちの商標なんです。

世良) ほかの会社は全部、即席ラーメンか

 ら撤退するか、名前を変えるかしてませ。

猿渡) ああ、そうですか。

世良) そうですかて。

真一) 今出願してる特許が確定したら、

 どっちみちお宅はね…。

猿渡) 食中毒を出したんはうちの商品やお

 まへんで。本家まんぷくラーメンはな、揚

 げた麺を醤油につけただけの、粗悪品と

 は違いますんや。徹底した品質管理をし

 ながら、安全でおいしいラーメンを作って、

 お宅らよりも、安う販売してるんでっせ。

萬平) でもそれは、

 僕のアイデアをまねして…。

猿渡) 確かによう似とる。せやけどな、

 もの作りはまねするとこから始まるんや。

真一) えっ。

世良) あっ。

猿渡) 芸術と同じです。芸術家は

 何かを見て、ピカッとひらめくんや。

世良) 今まねする言うたな。

猿渡) それを英語で、

 インスピレーションいいますねん。

萬平) 猿渡さん。

真一) 今まねしたて。

猿渡) 言うてない!

世良) 言うたて!

猿渡) わしは例え話をしてるんや。

 古今東西、偉大な芸術はそうやって

 生まれてきた。偉大な発明は

 そうやって生まれてきた。

 本家まんぷくラーメンも一緒や!

萬平) 理屈になってませんよ。

猿渡) 理屈やない! 大事なことは、

 誇りを持って仕事をしてるかどうかや!

 うちは本家やで。本家には本家なりの、

 意地と、誇りがある!

 ほかの悪徳業者と一緒にすな!

(部屋を出て行く猿渡)

世良) 何や今の。

真一) むちゃくちゃや。

世良) 開き直っとんか、あの社長は。

真一) 開き直ったところで、特許が

 確定したらこっちの勝ちやぞ。

萬平) あの自信はどこから…。

 どこから来るんだ!

 

**********
 

唐突に野呂缶…いや、野呂くんが~! しかも

まんまと偽福子のポスターにだまされてる~。

偽物のラーメンをおいしいって食べてる~!!

女を見る目はないわけじゃないと思うんだけど

(福子や恵さんを好きになっているわけだしw)

アプローチの仕方が間違っているというか…。

何だかんだ言ってやっぱり仲がいい牧&野呂。

野呂君に恋愛指導してあげて、ん牧善之介~。

 

あの真一さんを豹変させてしまうほど、憎々し

い猿渡の会社に乗り込んだ萬平さんwithS!
(真一のSと世良のSでwithSと呼んでみるw)

 

もの作りはまねするとこから始まるんや。
芸術と同じです。芸術家は何かを見て、

ピカッとひらめくんや。それを英語で、
インスピレーションいいますねん。

 

わしは例え話をしてるんや。
古今東西、偉大な芸術はそうやって
生まれてきた。偉大な発明は
そうやって生まれてきた。


本家まんぷくラーメンも一緒や!
理屈やない! 大事なことは、
誇りを持って仕事をしてるかどうかや!
うちは本家やで。本家には本家なりの、
意地と、誇りがある!
ほかの悪徳業者と一緒にすな!

 

唐突に、芸術家にたとえた話を持ち出す猿渡。

…ということは、忠彦さんサイドにも何か変化

が起こるのかしら~? 何かピカッとひらめくの

かと、そちらの方がすっごく気になってきた~。

 

猿渡の謎の自信とは…予想はつくけれど、萬

平さんはどうするのかな~。副題通り、きれい

ごとは通らないんだろうね。さあどうする!?

 

 

「まんぷく」関連ブログはこちらから↓

「まんぷく」関連ブログリスト
「朝ドラ」関連ブログリスト

●「まんぷく」HP

 

 

ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村