「まんぷく」第121回~偽のラーメン&偽の福子・・・もう我慢できない! | 日々のダダ漏れ

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「まんぷく」 第121
第21週 「作戦を考えてください」
偽のラーメン&偽の福子・・・もう我慢できない!

 

 

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世良) とんでもないもん見つけたぞ。
福子) えっ。
鈴) 何これ。
福) まんぷくラーメン!?
世良) 全部バッタもんや!
神部) バッタもん!?
真一) うちをまねしてか?
世良) あっちゅう間に

 こんだけ出てきよった。

 

そうです。

まんぷくラーメンが売れ始めた途端、

たくさんの偽物が出てきたのです。

しかも、安い値段で。

 

世良) どないするんや、立花君。
福子) ええ…。

 

**********

 

<立花家>

萬平) 何だこれは!

(麺を割る萬平)

萬平) 油で揚げた麺に、

 しょうゆをつけただけだ。

敏子) しょうゆにつけただけ?

岡) なんちゅう粗悪品や。

神部) これも同じです。

鈴) すぐに偽物って分かるわ。

福子) 当たり前でしょ。

 萬平さんがあんなに苦労して作った

 まんぷくラーメンがそんな簡単に、

 まねできるわけありません。

真一) 中まで火が通ってない。

森本) うわっ、生揚げやこれ。

ハナ) 何日か置いたら腐ってしまう。

吉乃) こんなん食べたらおなか壊します。

世良) ところがそいつらが売れまくっとる

 んや。まだ本物のまんぷくラーメンを食

 ったことないもんはぎょうさんおるからな。

 そういう客から見たら、どれも同じに見え

 るんやろ。

真一) せやったら安い方がええと。

鈴) おんなじやないでしょう。

敏子) 食べたみたらすぐに分かるわ。

吉乃) おいしくないに決まってる。

福子) そういうもんを食べてしまうと、

 お客さんは、即席ラーメンはどれも

 まずいに違いないと思てしまうわ。

神部) うちのラーメンもですか。

岡) 冗談やないで。

世良) どないしたんや、立花君。

萬平) これだけほかのと違う。

ハナ) 違う?

福子) 本家まんぷくラーメン。

鈴) 本家!?

森本) 何じゃそりゃ。

岡) 面の顔が厚いにも程があるわ。

萬平) 福子、お湯を沸かしてくれ。

福子) へ?

萬平) 早く!

福子) はい。

 

**********

 

神部) 5秒前。3、2、1…3分です。

福子) 見た目はまんぷくラーメン

 そっくりですね。

鈴) 匂いも似てる。

(スープを飲む萬平)

(麺を箸で持ち上げ、食べる萬平)

世良) どうなんや。

福子) 私も。

(麺を食べる福子)

鈴) 私にも食べさせて。

福子) 似てる。

(麺を食べる鈴)

鈴) んっ、まんぷくラーメンの味やわ。

真一) ええっ。

(麺を食べる真一)

神部) 僕にも食べさせて下さい。

(麺を食べる神部)

吉乃) 私も。

(麺を食べる吉乃)

萬平) いや、卵が入ってない。

敏子) 卵?

福子) そう言われれば…。

鈴) そうね。

真一) そやけど、それ以外は…。

神部) 多分製法は一緒ですよ。

吉乃) お客さんはおんなじや

 思うてしまうかも。

岡) これを黙って出されたら、

森本) まんぷくラーメンと間違うかもな。

世良) ほんまかいな。立花君が必死の

 パッチで作ったラーメンと…。同じや。

ハナ) これが15円。

真一) 卵が入ってない分、

 安く販売できるんや。

萬平) テイコー食品か。

福子) せやけどどうして

 まんぷくラーメンの作り方を?

真一) そういえば、

 うちをすぐ辞めたのがおったな。

森本) ああ、坂部ですね。

真一) 坂部…。

 

(回想)

(麺を油で揚げている坂部勝)

 

真一) 引き抜かれたんやないか?彼は。

敏子) 引き抜かれた?

岡) あいつが?

福子) このテイコー食品に?

真一) 給料倍払うからとか言われて。

ハナ) 作り方を教えたの?

鈴) まさか。

世良) いや、十分ありえるな。もしかし

 たら最初からそのつもりで入ってきた、

 産業スパイやったのかもしれん。

吉乃) スパイ!?

福子) あの子が!?

鈴) 熱心に働く、ええ子やったわよ。

世良) 熱心に作り方を

 覚えようとしてたんや。

鈴) ええっ。

萬平) クソッ!

 こんなことが許されていいのか!

福子) 萬平さん。

鈴) そやから会社経営は嫌なのよ。

 悪い人が、次から次へと出てきて。

萬平) 梅田か。行ってくる。

福子) えっ…。

萬平) このテイコー食品に乗り込んで、

 訴えてやるんだ!

福子) 萬平さんは駄目。私が行きます!

鈴) 福子は駄目よ!

吉乃) 私が行く!

岡) あかん、吉乃ちゃんは。

世良) こういうことは僕に任せろ

 修羅場には慣れとる。

真一) そうや。こういう時こそ、

 世良さんの出番や。

世良) 行くど、真一さん。

真一) ぼ…僕も?

世良) 「ぼ…僕も?」やあらへんがな。

 ダネイホンの時は2人で一緒に

 乗り込んだやないか。

 

(回想)

世良) こらあっ! 社長はどこや!

 お前か。

関) いや、違います。

世良) 出てこんかい!

真一) なめとったら、あかんぞ。

 

真一) ああ、そうやった。

世良) このテイコー食品は、

 僕らに任せろ、立花君。

萬平) よろしくお願いします。

世良) おお。

 よっしゃ、行くど、真一さん。

真一) (ため息)

世良) 行くで。

萬平) 真一さん、お願いします。

世良) はよしいな、もう。

 

**********

 

<テイコー食品>

猿渡) わてが社長の猿渡ですが。

 まんぷく食品の方が、一体

 どういうご用件でしょうか。

世良) どういう用件? 

 決まっとるやろ。これや!

(廊下の陰に坂部)

世良) 猿渡さん、ようもまあこんな

 恥知らずなことができますね。

真一) 本家まんぷくラーメンって

 何ですか、本家って。

猿渡) うちが最初に作ったからや。

世良) アホなこと抜かすな!

真一) なめとったらあきませんよ。

世良) うちにスパイ送り込んで、まんぷく

 ラーメンの製造方法を盗んだんやろ。

猿渡) スパイ。ハハハハハハハハ!

世良) 出てこんかい、坂部!

真一) 出てきなさい坂部君!

猿渡) 坂部いう社員は

 うちにはおりまへんな。

真一) そしたら、どうしてうちとそっくり

 なラーメンが出来るんですか。

猿渡) せやからまねをしたのはお宅や。

 うちは本家なんですから。

世良) ハッ…冗談もええ加減にせえよ。

 僕らはな、立花君が苦労に苦労を重ね

 てまんぷくラーメンを作っていく姿をこの

 目で見てきてんねんぞ。

真一) あんなすごいもん作れる人間は、

 立花萬平しかおらん!

猿渡) わてかてえらい苦労しましたわ。

真一) あのね、まんぷくラーメンの商標

 登録は、うちが持ってるんですよ。

世良) どっちが先か子どもでも分かるわ。

猿渡) 商標登録て、まんぷくもラーメンも

 普通の言葉やないですか。一般名称や。

真一) 一般名称!?

猿渡) そこらの定食屋にもありまんがな。

 まんぷく定食、まんぷくセット。

 まんぷくラーメンもおんなじこっちゃ。

真一) 何を屁理屈並べとんじゃ~!

(猿渡に掴みかかる真一)

世良) 手ぇ出したらあかん!

真一) 袋のデザインかてな、忠彦さんが

 一生懸命考えてくれたんや! それを、

 お前は、平気でまねしやがって!

あかんて、あかんて! あかん!

猿渡) 暴力はあきまへんなあ。

 警察呼びまっせ。

真一) おお呼べや。

 捕まるのはそっちやぞ猿渡!

 商標登録だけやない!

 うちは、特許も出願してんのや。

 まんぷくラーメンが出来てすぐにな!

 あっ! ほら世良さん! 世良さん!

 こいつ今、顔がひきつりよった。見たか!

世良) 落ち着け真一さん。自分を取り戻せ。

猿渡) 特許ね。しゃあけどまだ出願した

 だけで、確定したわけやないでしょう。

真一) ほらほら、こいつやっぱりや!

世良) 特許が確定するまでそのバッタ

 もん売りまくろういう魂胆かい。

猿渡) 警察なんぞ怖いことあるかい。

 むしろ、新聞沙汰になった方が、

 ええ宣伝になるわ。

世良) 待てや。

 ここは大人になりましょう、猿渡さん。

猿渡) それはこっちのセリフやがな。

 共存共栄で、ええやないですか。

真一) なっ…共存共栄やとこらあっ!

世良) あかんて! あかんて!

真一) もうええ!

世良) あかんて! 

真一) 猿渡!

猿渡) お互い鑑賞せずに、

 商売に励むんです。

 ハハハハハハハハ!

真一) クソッ!

世良) 分かった分かった。

 分かった分かった。分かった。

 

**********

 

<立花家>

真一) 何やあいつは! 

 ほんま腹立つ! ああっ!

世良) 煮ても焼いても食えんとはああ

 いう男のことをいうんやな。真一さん

 は、完全に自分を見失うてしもた。

福子) 真一さんが!?

真一) どうにも抑えきれんかったんや!

世良) つかみかかったんやで。

鈴) つかみかかった!?

福子) 真一さんが!?

世良) 見たら分かるやろ。

鈴) ああもう、争い事は、嫌。

萬平) で、どうだったんですか話は。

世良) どうもこうもあらへんがな。

 相変わらず売り続けるつもりや、

 猿渡いう社長は。

福子) 本家なんてお客さんはみんな

 うちが偽物やと思いますよ。

鈴) せめて、本家を、分家にして

 もらうことはできないの?

真一) それは違うでしょうお義母さん。

世良) 落ち着けてもう真一さんも。

萬平) いや、僕も我慢できない。

世良) え?

萬平) まんぷくラーメンは、みんなが

 作った、血と汗と涙の結晶だ。

福子) 分かってます萬平さん。

萬平) こんなことが

 まかり通ったら世の中…。

福子) 気持ちは分かりますから

 落ち着いて下さい。こういう方は、 

 カッとなった方が負けですよ。

世良) そうや。福ちゃんの言うとおりやで。

鈴) 真一さんも、そんな顔、やめて。

福子) 萬平さん。

世良) とりあえずもう座りいな。

 分かった分かった分かった。

 

ところが今度は、福ちゃんが

爆発する事件が起こったのです。

 

**********

 

テレビ) 「一家に5袋、まんぷくラーメン」。

神部) 皆さん、ちょっと見て下さい!

 広告が出てました!

萬平) 広告が出てた?

神部) そこの壁に貼られてたんです。

 これが!

世良) ああ?

福子) 何これ。

(本家まんぷくラーメンのポスター)

鈴) 本家、まんぷくラーメン!?

真一) 猿渡や! あいつや!

福子) それよりもこの人…。

世良) うちの近くにこんなもん

 貼るなんてええ度胸しとんな。

岡) 完全にケンカ売ってますわ。

ハナ) 絶対そうや。

鈴) やっぱりこういうことになるのよ。

福子) この人は何やの!

吉乃) あれ?

森本) よう見たら…。

敏子) 福ちゃんそっくり!

鈴) まさか福子…。

福子) もう私やない! 当たり前でしょう!

神部) ありえへんわ。

世良) それにしても、よう見つけてきたな、

 こんな福ちゃんのバッタもん。

萬平) 我慢できない…もう我慢できない!

 偽のまんぷくラーメンに…偽の福子!

福子) ああ気色悪っ!

真一) せやから腹立つ言うてんねん

 あいつは!

世良) あかん! 冷静になれ!

 ケンカは自分を見失った方の負けや!

神部) そうです。この女は、

 奥様よりずっと不細工です。

吉乃) これ見てラーメン買おうなんて

 思う人はいないて。

鈴) そうよ。この女は不細工なんやから。

福子) もうやめて。

世良) この人は、別に罪ないんちゃうか。

(ポスターの女の目)

福子) もう、こっち見ないでよ。

 

**********
 

いや~テイコー食品の社長が嫌すぎるわ~!

いやらしい感じがもうもうもう! あの温厚な真

一さんをキレさせるだけあって、腹が立つった

らもうもうもう~って、牛さんになっちゃうよ~。

 

とりあえず、商標登録も特許申請もしていたよ

うなので、そこは安心したけれど…。特許の方

はちょっと心配というか、問題が起こりそう…。

 

それに加えて…偽福子!(とはいえ中身は本

物だけどw) 微妙に違うとはいえ、似てはいる

のに「不細工、不細工」ってw 素直に喜べな

いというか、フォローした世良がこの場合正解。

 

世の中には猿渡のような人間はいっぱいいて、

正直者が馬鹿を見ることも多いけれども…。こ

こはやっぱり、すっきりスカッと解決してほしい。

 

見るからに怪しい様子だったスパイ坂部…佃

製作所では真面目に働いてたのに~(違w)。

でも、キャスティング的には正解。見るからに

うさんくさく見えたしね。改心すれば許すし~。

 

でもでもでも~予告で気になったのはあれよ、

あれ! 忠彦さんと神部ワンコの入浴シーン。

バスロマンのCM!? 仲良しにもほどが…w

 

 

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