「まんぷく」第120回~順風満帆も束の間・・・バッタもんが!? | 日々のダダ漏れ

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「まんぷく」 第120
第21週 「作戦を考えてください」
順風満帆も束の間・・・バッタもんが!?

 

 

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この時から、まんぷくラーメンは

爆発的に売れ始めたのです。

 

福子) 全国で!?

世良) そうや。東京、札幌、名古屋、

 広島、福岡でも、まんぷくラーメン

 が販売されることになったで。

鈴) 全国やないやない。

萬平) そこはいいじゃないですか

 お義母さん。

世良) いずれは、日本中の人がまんぷく

 ラーメンを食べてくれるようになる。これ

 はもう、社会現象と言うてもええ。

真一) けど、

 とても生産が間に合わないよ。

萬平) まあ、今のままじゃそうですね。

福子) いや~せやけどうれしい

 悲鳴いうのはこのことやわ~。

世良) そうや。

 

**********

 

<パーラー白薔薇>

萬平) いや、実は、研究所を増築して、

 工場を作ることにしたんだ。

神部) 工場?

萬平) うん。

真一) まんぷくラーメンを大量生産

 するための、工場だよ。

萬平) それに伴って、従業員も

 増やさなければならない。岡君。

岡) はい。

萬平) 森本君。

森本) はい。

萬平) そして神部君。

神部) はい。

萬平) まんぷく食品の

 正社員にならないか?

真一) まあ、今の会社を

 辞めることになって…。

岡) 辞めます!

森本) なります。

 まんぷく食品の社員に。

萬平) おおそうか。

神部) 僕はもう、とっくに正社員の

 つもりでいましたから。

真一) ありがとう。

アキラ) 泣くで、岡君。

しのぶ) 森本君も。

(二人の顔はくしゃくしゃ)

萬平) ど…どうした?

岡・森本) (泣)

真一) 何で泣くんや。

岡) やっと…やっと…。

神部) やっと萬平さんが

 自分に声をかけてくれた。

萬平) ああ。

森本) 今まで…今まで…。

神部) 今まで寂しかった。

真一) そうか。

しのぶ) ほら。

アキラ) 分かりやすいやっちゃな。

岡・森本) (泣)

萬平) いや~僕もうれしいよ。

 

**********

 

<香田家>

鈴) ほんまに、大丈夫やの?

克子) 大丈夫も何ももう決めて

 たっていうんやもん、茂さん。

鈴) あなたやタカにも、

 相談なしやったんでしょう?

タカ) 茂さんは萬平おじちゃんが大好

 きやから。最初からそのつもりやって

 分かってたし。ごめんなさいちょっと、

 オムツ。

鈴) 大介が、産まれたばかりなのよ。

 もうようそんなのんきなこと言うて

 られるわねえ。

忠彦) お義母さんもまんぷく食品の

 社員なんでしょ? 茂君が自分の会

 社に来ることを反対するんですか?

吉乃) まんぷくラーメンはどんどん

 売れてるんやから、心配すること

 ないやない。あっ、もうこんな時間。

鈴) そんなの、今だけよ。あなたの

 お父さんかて、一時はよかったけど、

 あっという間に貧乏になって、私が

 どれだけ苦労したか。

克子) 萬平さんには真一さんも

 世良さんもいるから大丈夫。

鈴) 真一さんはともかく、

 世良さんはねえ…。

吉乃) 言い忘れてたけどおばあちゃん、

 私も今の会社辞めてまんぷく食品に

 入るから。

鈴) ええっ!

忠彦) 人手が足りない言うてるんです

 から、みんなで協力しないと。

鈴) どうするのよ。会社が潰れたら、

 みんなが、路頭に迷うのよ。ああ~…。

 

**********

 

<立花家>

萬平) 実は、お義母さんには経理を

 お願いしたいんです。

鈴) 経理?

福子) 真一さんと一緒に会社のお金を

 しっかり管理してもらいたいんやて。

萬平) 岡君や森本君以外にも、何人か

 雇わなきゃいけませんし。社員たちに

 もきちんと給料を払えるようにしなきゃ。

福子) お母さん昔っからまめに家計簿

 つけて、お金のことにはきっちりしてた

 からぴったりやわ。

鈴) そんな大事な仕事任されたら、

 もう私は辞められないやないの。

萬平) えっ、辞める!?

福子) 何言うてんの。お母さんは、

 まんぷく食品の、大番頭になるんよ。

鈴) 大番頭?

萬平) ああ、そうです。

鈴) 大番頭…?

福子) そう。

鈴) う~ん…しかたないわね。そんなに

 言うなら、やりましょう、大番頭。

(うれしそうに微笑む鈴)

萬平) ありがとうございます。

福子) ありがとう、お母さん。

鈴) うん。

福子) 大番頭。

 

**********

 

<研究所>

福子) 12時過ぎましたよ、萬平さん。

 もうお休みになって下さい。

萬平) まんぷくラーメンは品薄なんだ。

 いくら工場が出来るからといって、そ

 れまで休んでるわけにはいかないよ。

福子) そしたら私も手伝います。

萬平) お前はもう先に休め。

福子) 私だけ楽はできませんよ。

萬平) そんなこと言ってたら、

 体がもたないぞ。

福子) それは萬平さんもでしょ。

 私は萬平さんと一心同体、

 運命共同体ですから。はいどうぞ。

萬平) おお、ありがとう。分かった。

 じゃあ、今日はこれを揚げたら、

 今日はもう終わりにしよう。

福子) はい。

萬平) うん。

 

**********

 

(布団を並べ眠っている福子と萬平)

 

(福子の夢)

咲) うん、おいしい。

(まんぷくラーメンを食べている咲)

福子) 咲姉ちゃん。

咲) 久しぶり、福子。

福子) まんぷくラーメンがやっと売れる

 ようになったのよ。今工場も建ててるの。

咲) 知ってます。

福子) あっ、せや、咲姉ちゃん、前に

 お母さんの夢に出てきたんやて?

 まんぷくラーメンにはネギもチャーシ

 ューもシナチクも入ってないから売れ

 へん言うたって。

咲) あれはお母さんが、

 そう思てただけよ。

福子) まんぷくラーメンはラーメン

 みたいやけどラーメンやないって。

咲) それもお母さん。

福子) よかった。

 やっぱり咲姉ちゃんは私の味方や。

咲) そうよ。まんぷくラーメンは、

 おいしいもの。私は、生卵を

 落として食べるの。

福子) 生卵? あ~。

(生卵を落としたラーメンを見せる咲)

咲) 私は一日3食、まんぷくラーメンよ。

 まんぷくラーメン、だ~い好き。

福子) あっあっあっあっ…。

 

福子) 私もだ~い好き。あっ。

(寝言を言いながら手を伸す福子)

萬平) 福…福子。

 

**********

 

まんぷく食品の工場が出来たのは、

それから1か月後。

突貫工事での完成でした。

 

(作業台に並んだ製麺機)

(油を入れた調理器具)

(真新しい四連式の金型)

 

吉乃) 皆さんには、

 生地作りをお願いします。

 まずは小麦粉に入れてかき混ぜる。

 練り水の作り方からお教えします。

岡) 任して下さい!

 

**********

 

福子) 縮れた麺をここで7分間蒸して、

 そのあとに、こうやって、スープエキス

 をかけます。

森本) ええなあ岡は。

(吉乃と岡の様子を見ている森本)

福子) 森本さ~ん、

 ちゃんと聞いてますか~。

森本) 聞いてます。

 

**********

 

萬平) 油の温度は160度。一度麺を揚げ

 ると、このように、油の温度が少し下が

 りますから、もう一度160度になったこと

 を確認して、次の麺を入れて下さい。

一同) はい。

敏子) 160度。

萬平) うん。

敏子) はい。

 

**********

 

神部) 袋に詰めて、初めてまんぷく

 ラーメンの完成ですからね。

 仕事は丁寧に。

ハナ) はい。

 

**********

 

電・鈴) まんぷく食品でございます。

電・真一) まんぷくラーメン200ケース。

 申し訳ありませんが、

 納品は来月になります。

電・鈴) 申し訳ありません。今は

 生産が追いつかない状況でして。

 ウフフフフ。

世良) 営業はやることないのう。左うちわ

 とはこのこっちゃ。ほなこっちか。

鈴) あんた働き!

世良) 構へん構へん。

 

**********

 

まんぷくラーメンは、日本の食文化を

変えたといっても過言ではない、

大ヒット商品になりました。

 

**********

 

テレビ) 「一家に5袋、まんぷくラーメン」。

 

**********

 

<パーラー白薔薇>

(まんぷくラーメンのメニューを剥がすアキラ)

アキラ) もう僕らが宣伝する

 必要はなくなったな。

しのぶ) よかったよかった。

アキラ) 厨房は楽やったけどな。

 湯かけるだけやから。

しのぶ) おかげで儲けはゼロや。

 元に戻ってよかったわ。フフ…。

(ドアが開く音)

しのぶ) いらっしゃいませ。

アキラ) いらっしゃいませ。

 

**********

 

<香田家>

克子) こんなことになるとは夢にも

 思わへんかった。

タカ) 萬平おじちゃんは半年前まで

 無一文やったのにね。

忠彦) その前は、信用組合の理事長。

 その前は、進駐軍に捕まって刑務所。

タカ) その前は、ダネイホン。

 その前は塩作り。

克子) その前は…ああ、もう思い

 出されへん。とにかくいろいろ。

忠彦) 波乱万丈の人生とは、

 このことやな。

克子) ちゃんと描いてよ、あなた。

忠彦) ん?

克子) 大介の誕生祝の、絵なんやから。

タカ) 萬平おじちゃんの波乱万丈の

 人生をイメージしたとか何とか言うて、

 訳の分からん絵にせんといてよ。

忠彦) そうか…。

克子) ふう…しようと思てたわ。

タカ) 間違いない。

(描きかけの絵を見つめる忠彦)

 

**********

 

ところが、順風満帆の日々は、

そう長くは続かなかったのです。

 

萬平) うん、3分。

神部) 頂きます。

一同) 頂きます。

福子) ちょっと待って~。

 今日は生卵を落として食べましょう。

真一) えっ。

福子) 一人1つずつよ。

 今日だけ特別ですからね。

神部) えっ、生卵?

福子) 咲姉ちゃんに教えてもろたの。

鈴) 咲?

福子) はいどうぞ。

真一) せやけど、まんぷくラーメンは

 萬平君が考えて、考え抜いて完成さ

 せた味やぞ。

岡) 卵を入れたら、

 それが変わってしまうんや…。

福子) あっ、駄目ですか萬平さん。

萬平) いや、どんな食べ方をしても、

 おいしく作ったつもりだ。世の中の

 人が、いろいろ工夫してくれるのも

 いいかもしれない。

福子) そしたら試してみて。

男性) はい。

男性) 僕らも、下さい。

福子) は~い。

神部) うん! うまい! これうまいです!

鈴) 卵が、まんぷくラーメンの

 おいしさを、引き立ててるわ。

吉乃) ほんま?

森本) 奥様、奥様、わしにも下さい。

岡) わしも。

敏子) 私も。

ハナ) 私も頂戴、福ちゃん。

(まんぷくラーメンに卵を割り入れる一同)

岡) うん、うまい。

吉乃) うん。

敏子) おいしい。

福子) ええなあ。私もはよ食べたい。

萬平) 僕にもくれ、福子。

福子) あっ、そうでした。はい。

萬平) はいはい。

福子) あっ世良さん。

 世良さんも、どうぞ食べて下さい。

世良) それどころやないで、立花君。

萬平) え?

世良) とんでもないもん見つけたぞ。

福子) えっ。

鈴) 何これ。

福) まんぷくラーメン!?

世良) 全部バッタもんや!

神部) バッタもん!?

真一) うちをまねしてか?

世良) あっちゅう間にこんだけ出て

 きよった。どないするんや、立花君。

福子) ええ…。

 

**********
 

正社員に誘ってもらって泣いてしまう岡と森本

が可愛い。セリフを奪う神部の安定のウザさ。

泣いている森本を優しくポンポンする真一さん

に萌え。そして白薔薇夫妻の優しさが染みる。

卵を入れて30円ぐらいで出せばいいのに~!

 

岡&森本、神部に吉乃、敏ちゃんとハナちゃん

もまんぷく食品に参加。そして「大番頭」という、

武士の娘の心をくすぐるキーワードで鈴さんを

口説き落とす福ちゃん。大番頭と言われてうれ

しそうな鈴さんが本当に可愛くって。好きだ~。

 

そして…紹介はされなかったけど、怪しい人物

が混じってたよね。怪しい…怪しい匂いがする。

そう思わせておいて、実はいい人なのかもしれ

ないけれど…今のところ個人的にマークしてい

る人物が一人(男性)。答え合わせが楽しみ~。

 

まあ、まんぷくの世界では、順風満帆は長く続

かないのがデフォルトなので(苦笑)、バッタも

んの登場も、ある意味想定内すぎて、やっぱり

来た~!って。はいはい、覚悟してました~っ

て感じ? 電話が鳴る度に、いつ悪いことが起

こるかとドキドキしていたので、とっとと悪いこ

とが起こってほしい気持ちにすらなっていて…。

 

ダネイホンの悪夢再び…。今度は時代が進ん

でいるから…敵も強敵になっていそうな予感。

一体どんな風に解決してくれるのか…楽しみ。

 

今日のあさイチプレミアムトークのゲストは長

谷川博己さん。安藤サクラちゃんが言ってい

たように、本当に、萬平さんがハセヒロでよか

った。福ちゃんがサクラちゃんでよかったよ!

 

 

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