「まんぷく」第119回~テレビコマーシャルの効果は絶大!の巻 | 日々のダダ漏れ

日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「まんぷく」 第119
第21週 「作戦を考えてください」
テレビコマーシャルの効果は絶大!の巻

 

 

※無断転載対策のため、不本意ですが、

しばらく、注意喚起させていただきます。

 

こちらの記事は、「日々のダダ漏れ」 の

記事です。ご覧になっているブログ名が

「日々のダダ漏れ」、以外のブログ名は、

記事を無断転載しているブログです!!

↓ オリジナルのブログはこちらです♪

「日々のダダ漏れ」

 

 

まんぷくラーメンのテレビコマーシャル

を流そうと思いついた福ちゃん。

ところが…。

福ちゃん自身が出演することに

なってしまったのです。

 

源・幸) おいしい!

福子) 一家に5袋、まんぷくラーメン。

 

**********

 

<パーラー白薔薇>

テレビ) 「丼に、麺を入れて、

 お湯をかけるだけ。たった3分で、

 おいしいラーメンの出来上がり。

 栄養満点のお墨付き。大人も子どもも、

 みんな大好き、まんぷくラーメン」。

 (源・幸)「おいしい!」

 「一家に5袋、まんぷくラーメン」。

(拍手と歓声)

福子) もう恥ずかしい!

世良) いやいや、これはええで福ちゃん。

萬平) お前が思ってるほど

 恥ずかしい出来じゃないよ。

真一) むしろ初々しさがよかったよ。

鈴) 2つ目は、作らないの?

岡) 知らん人が見たら

 女優さんかと思いますよ。

福子) 何言うてんの!

森本) いやいや、わしもそう思いますよ。

鈴) 2つ目をやるなら、私が…。

神部) 最後の「一家に5袋まんぷく

 ラーメン」がええでしょ?

世良) ああ。

アキラ) 福ちゃんが言うたら、

 嫌みがないな。

世良) ああ。5袋でも10袋でも

 買うたるいう気になるわ。

しのぶ) 誰かてまんぷくラーメン

 食べとなるわ~!

吉乃) 福子おばちゃんすごい。

福子) やっぱり恥ずかしい!

鈴) 私も、テレビに出たい。

世良) 5袋でも10袋でも買うたるわ。

 

**********

 

<香田家>

テレビ) 「一家に5袋、まんぷくラーメン」。

忠彦) 福ちゃんがテレビに…。

克子) 不思議な感じやわ。

タカ) これでほんまに売れるように

 なるの? まんぷくラーメン。

忠彦) 大急百貨店の試食販売は、

 あと何日あるんや。

克子) 定休日が入るから…あと3日。

タカ) 3日…。

忠彦) 3日か…。

 

**********

 

<大急百貨店>

館内放送) 「まもなく、開店時間です」。

 

ところが、コマーシャルの反響は、

予想以上だったのです。

 

館内放送) 「まもなく、開店時間です」。

(エレベーターの到着音)

萬平) いらっしゃいませ。

直子) まんぷくラーメン頂戴!

理恵子) 私にも5袋!

谷) わしは10袋や!

福子) 今お渡しますから、

 ちょっと、お待ち下さい。

鈴) 1袋、20円ですよ。

 分かってらっしゃいますか?

玉恵) そんなん分かってます

 よってにはよ頂戴。

鈴) わ…分かりました。

直子) あれっ、あなた、

 テレビに出てる人やないの。

福子) えっ。

谷) ほんまや。宣伝に出てる人や。

理恵子) 触らせて!

福子) 違います~!

萬平) どうぞどうぞ。

 

**********

 

<立花家>

真一) すごいぞ!

 今までの5倍の売り上げや。

萬平) お~! 5倍。

神部) もうあさってには商品

 なくなるんちゃいますか。

吉乃) コマーシャルってすごい。

福子) いやせやけど私は

 死ぬか思うたわ。

鈴) そらテレビに出てる人が

 目の前にいるんやもん。

 大騒ぎになるわよ。羨ましい。

萬平) 今日は百貨店の定休日なのが幸

 いだ。今日のうちに作れるだけ作ろう。

神部) はい。

萬平) うわっ、びっくりした! 

 ああ、世良さん。

世良) そんな浮かれてる場合やないど。

 座りいな。言うたやろ。百貨店や商店街で

 売れただけやったらどうにもならんのや。

 問屋からバンバン注文が入ってこんことに

 は、まんぷくラーメンは世の中には広まらん。

吉乃) 何で注文入ってこうへんの?

鈴) あんなにコマーシャルが映ってるのに?

世良) まあ、様子見しとるんやろな。

真一) そしたら、そのうち注文は入る。

世良) もし、注文が入っても、

 尻尾振って受けたらあかんど。

福子) どういうこと?

世良) 現金決済しか受け付けんって

 答えるんや。

鈴) 現金決済?

世良) うん。業界の慣習では、2か月から

 3か月の手形決済が普通や。せやけど今、

 まんぷく食品には資金がない。

真一) 確かに。ラーメン作り続けるには、

 現金が必要やな。

世良) そうやろ。

真一) 分かった。

 現金決済のみの出荷にしよう。

幹部) 大丈夫なんですか?

世良) 大丈夫や。

吉乃) 真一おじちゃんが

 言うんやったら大丈夫。

世良) 僕が言うとんねん。

真一) 心配するな、萬平君、福ちゃん。

福子) はい、お任せします。

萬平) 真一さんを信じて。

世良) 僕を信じろ。

鈴) あんたはまだまだ信用でけへん。

世良) 何でやねん! どこ行くねん!

 

**********

 

<夜・立花家>

源) バンッ、バンッ、バンッ!

幸) バンッ、バンッ、バンッ!

福子) 源、幸!

源) バンッ!

幸) バンッ!

福子) ほらもう8時よ。寝なさい。

源・幸) は~い。

福子) それは置いていきなさい。はい。

源・幸) は~い。

福子) おやすみなさい。

源・幸) おやすみなさい。

萬平) 今日はもう終わりだ。風呂に入る。

福子) あっ、そしたら今沸かし直します。

萬平) いや、大丈夫だよ。

 汗をさっと流すだけだから。

福子) いや、せやけど…。

萬平) 風呂だ風呂だ。

女性の声) ごめんください。

福子) はい。

 

**********

 

<立花家・玄関>

福子) よいしょ。おっとっとっと。

敏子) こんばんは。

ハナ) 福ちゃん、久しぶり!

福子) えっ…ハナちゃんや。

ハナ) 福ちゃん。

福子) いや~もう、何やあ~!

 

**********

 

<居間>

ハナ) えっ、何年ぶりかしら。

福子) え~泉大津にいた時からやから、8

 年ぶり? いや、いやいやいや9年ぶりや!

敏子) そしたら、3人で会うのは、

 戦争の時以来?

 

(回想)

福子) 絶対元気でまた会おね!

 

福子) え~!

ハナ) 十何年ぶりやないの!

福子) せやけどハナちゃんが

 元気そうでよかった。

ハナ) 福ちゃんも。

敏子) まんぷくラーメンの

 コマーシャル見たんやて。

ハナ) それでびっくりして、

 敏ちゃんに連絡したら、

 池田にいるいうから。

福子) それでわざわざ

 会いに来てくれたの?

敏子) 昼間は忙しいやろうからって、遠慮

 してるうちにこんな時間になってしもうた。

福子) いやいや、もっとはよう

 来てくれてもよかったのに。

ハナ) 敏ちゃんから聞いたよ。

 池田に来ていろいろ大変やったって。

福子) もう大変やった。

ハナ) まんぷくラーメンも

 えらい苦労して作ったって。

福子) 苦労したなんてもんやない。

 作ったのは私やなくて萬平さんやけどね。

(笑い声)

ハナ) まんぷくラーメン、私も食べたけど、

 ほんまにおいしかった。えっ、お湯をかけ

 て、3分で出来るやなんて、大発明やん!

敏子) 私もびっくり! 

 そやけど、福ちゃんがテレビに出て

 きた時は、もっとびっくりしたわ。

福子) いや~ 恥ずかしくて恥ずかしくて…。

ハナ) せやけど、萬平さんと二人三脚で

 頑張ったんやね、福ちゃん。

福子) 泉大津で苦しい時に、ハナちゃん

 の旦那様に助けて頂いたおかげです。

 あの時のご恩は、一生忘れません。

ハナ) そんな水くさいこと言わんといて。

 親友やないの私たち。

敏子) ハナちゃんも私も、子育てが

 一段落したから時間があるんよ。

 忙しかったら、萬平さんと福ちゃん

 のお仕事手伝わせて。

福子) ありがとう。

 まだ忙しくなるかどうか分からへんけど、

 もしそうなったら、頼みます。

萬平) 福子、ちょっとタオルを1枚くれ…。

(ステテコ姿の萬平)

萬平) うおっ!

ハナ) あっ、お邪魔してます。

敏子) こんばんは。

萬平) お客様が来てたなんて、すいません。

福子) 萬平さん。ハナちゃんよ。

萬平) えっ。

福子) 泉大津でお世話になった

 私の大親友の。

ハナ) ご無沙汰しておりました萬平さん。

萬平) ああ、ハナちゃん。どうして。

福子) あのコマーシャルを見て

 会いに来てくれたのよ。

ハナ) まんぷくラーメン頂きました。

 ほんまにあれはおいしい。

敏子) 便利やし、絶対売れますよ。

萬平) いや、ありがとうございます。

 うれしいな。

 あっ、ご主人はお元気ですか。

ハナ) はい。

 

**********

 

テレビコマーシャルの効果は絶大でした。

そして…。

あれを見て会いに来てくれたのは、

ハナちゃんだけではなかったのです。

 

<大急百貨店>

鈴) 似合わないわその眼鏡。

福子) そんなんどうでもええの。

 コマーシャルに出てる人やって

 気付かれなかったらええんやから。

鈴) 確かに、その眼鏡顔では、誰も、

 テレビに出てる人とは、思わないわね。

福子) そうでしょう。

鈴) フフフフ。

女性の声) テレビに出てる人や。

福子) えっ。

男性の声) 間違いないな。

福子) あ…違います。

(振り向く福子)

福子) ええっ! 牧さん! 恵さん!

恵) やっぱり福ちゃんや。

鈴) まあ。

牧) お久しぶり。牧、善之介です。

恵) 妻の恵です。

鈴) そうや。お二人は、結婚されたのよね。

福子) また懐かしい人が来てくれた。

 うれしい、うれしい!

牧) コマーシャルに福ちゃん出てるから

 びっくりしたわ。

恵) もしかしてまんぷくラーメンって、

 萬平さんと福ちゃんの名前を取って

 まんぷくラーメン?

福子) それもある。

恵) やっぱり。さすが萬平さんは発明家

 やわ。すごいもの作ったんやね。

鈴) ありがとうございます。

牧) 忙しいやろうから、長居はしませんよ。

 とりあえず、まんぷくラーメン20袋下さい。

福子) 20袋!

鈴) はい、喜んで。

恵) うちは子どもたちも私たちも

 まんぷくラーメン大好きなの。

福子) ありがとうございます。

鈴) お会計は、こちらです。

恵) はい。

館内放送) 「間もなく、開店時間です」。

牧) いや~うれしい。僕ら、福ちゃんと

 萬平さんのなれ初めを知ってるだけに、

 我がことのように…。

好恵) まんぷくラーメン下さい!

藤田) 5袋くれ!

薫) 私にも!

福子) はい。

牧) あの時、

 僕たちがいなかったら2人は…。

 ああ! ああ~!

福子) 牧さん! どこ!

牧) ここです!

福子) 少々お待ち下さい。

恵) 福ちゃん、

 もう帰るから、頑張ってね!

福子) ありがとう!

鈴) ありがとうございます~!

 

**********

 

<研究所>

神部) 萬平さん。

萬平) よし。

神部) 萬平さん、萬平さん、

 ちょっと来て下さい。

萬平) ああ? 何だ神部君。

神部) 来て下さい。

 

**********

 

<立花家>

電・世良) 30箱? おおきに。

 せやけど、現金決済でっせ。

電・真一) はい、10箱ですね。

電・世良) ああ、住所は?

真一) 分かりました。

 前払いでお願いします。

電・世良) はい。

神部) 問屋からですよ萬平さん。

 

この時から、まんぷくラーメンは

爆発的に売れ始めたのです。

 

**********

 

(眠れず、寝返りを打つ鈴)

鈴) これから、ますます、忙しくなる…。

 (ため息)

 

**********

 

<居間>

萬平) 48か。

福子) ん?

萬平) 僕の年だよ。もう48歳だ。

福子) 48、そうですね。ハハハッ。

萬平) 僕たちが出会って、もう、20年か。

福子) 20年。あ~そうですね。

萬平) ありがとう、福子。

福子) 何が?

萬平) こんな年になって、ゼロから、新しい

 ラーメンを作ろうなんて、そんな非常識な

 男に、よくついてきてくれたなあって。

福子) 何を言うてるんですか。まあ、そうで

 すね、つらいことがなかったなんて言うた

 ら、うそになりますけど。フフフ。せやけど、

 それも全部ひっくるめて、楽しい人生です。

 もういろいろありすぎて、今日まであっと

 いう間でした。

萬平) そうか?

福子) フフフ。せやけど、まだまだ、

 これからですよ、萬平さんは。

 まんぷくラーメンが売れて、

 終わりやありません。

萬平) まだあるのか。

福子) ありますあります。

 ええことも悪いことも。

 せやけど私は平気ですから。

 ずっと萬平さんを支えていきますから。

萬平) ありがとう。

福子) いや~何があるかな~。

 ほんま楽しみやわ。

萬平) フッ…。

(電話の呼び出し音)

福子) ほら、萬平さんも、

 まだ終わってないんでしょ。

萬平) ああ。

電・福子) はい、まんぷく食品です。

 あっ、はいありがとうございます。

 あっ、10箱。はい。あっ、すいません。

 ちょっと品薄でして。1週間ほど頂き

 ますけど、よろしいでしょうか?

 はい、ありがとうございます。

 

**********
 

知っている人がテレビに出てきたら、そりゃあ

盛り上がるよね~。久々に会いたくなるよね。

泉大津でお世話になったお礼を、ハナちゃん

に改めて言うところを見られたのもよかったし、

風呂上がりでステテコ姿の萬平さんも良き♪
(裸にタオル一枚姿が見たかったけどぉ~w)

 

開店前に入店できていた牧夫妻。外商に顔

が利くというか、大お得意様なんだろうなあ。

何気に福ちゃんと萬平のなれ初め話を持ち

出してくる牧善之介が可愛い。彼らは僕たち

のおかげでねって、自慢したくもなるよね~。

 

そして…相変わらず話を聞いてもらえない鈴

さんと、同じく信用してもらえないカツオ・世良。

似た者同士というか…いいコンビになれそう。

 

ありがとう、福子。
こんな年になって、ゼロから、新しいラー

メンを作ろうなんて、そんな非常識な男に、

よくついてきてくれたなあって。

 

いや~いろいろと、自覚しているのね…萬平

さんも。だからこそ、機会がある毎に、感謝の

言葉が出てくるのか。でも、大事なことだよね。

福ちゃんが支え続けていけるのは、萬平さん

が、まめに感謝の言葉をくれるからだと思うし。

 

まだまだ、ええことも、悪いことも、いっぱいあ

りそうなのがまんぷくワールド。せやけど、視

聴者も平気ですから~(もう慣れっこよねw)。

 

 

「まんぷく」関連ブログはこちらから↓

「まんぷく」関連ブログリスト
「朝ドラ」関連ブログリスト

●「まんぷく」HP

 

 

ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村