ピグミャン源氏物語の世界へタイムスリップ!?の巻♪
このたび台風の被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます
やぁピグミャンだよ
今年も残すところ2ヶ月
早いものだねぇ
冬の足音がトコトコ・・・トコトコ・・・ツル〜っ
っと近づいてくる今日この頃
ピグミャンは相変わらずの写真集撮影と新曲制作の日々
歴史に残るような作品を作るのはどうしたらいいんだろうと877時間考え中のピグミャン
たまにはヒントを探りに過去の歴史を紐解いてみるのもいいかもね
・・・と言う訳で今日は久しぶりに「時間旅行シリーズ 」
で歴史上の人物に会いに行こう~っと
時間旅行シリーズではピグミャンがタイムマシンに乗って過去の偉人達に会いに行っちゃうよ
今までに「卑弥呼 」「ピカソ 」「坂本龍馬 」「モーツァルト 」など・・・
12人の偉人に会っては歴史をちょっとずつ変えちゃったピグミャン
今回は歴史を変えないように気をつけないとなぁ・・・
それじゃあ今回は1000年前くらいにタイマーをセットして・・・
レッツゴ~っ
ギュイーーーーーーーン
ー 1000年 京都 ー
ふぅ~到着っ
ここは・・・どこかなぁ・・・
どうやら貴族が住むお屋敷のお部屋にたどり着いたみたいだなぁ〜
あっ、本がある
読んでみよっと
えっ・・・何この美しい文章・・・
ドキドキ・・・ドキドキ・・・
「いづれの御時にか・・・」で始まるその物語にピグミャンは一瞬で引き込まれてしまいました
それにしてもこの光源氏って主人公相当なプレイボーイだな
次から次へ女の人をとっかえひっかえ・・・
でも・・・登場する女の人達がみんな素敵
これこそまさに平安ラブストーリー
面白過ぎて一気に全部読んじゃった
おっ、横に「日記」もあるぞ、これも読んでみようかな・・・
お姉さんあの・・・それは・・・見ないで・・・
気づくと襖の所に綺麗な着物を着たお姉さんが座っていました
ピグミャンわぁ〜ビックリした
本に夢中になり過ぎて誰かいるの気づかなかったよ
お姉さん私か書いた小説は・・・読んで欲しいけど・・・「日記」は・・・ちょっと・・・恥かしい・・・
ピグミャンえっ!この小説お姉さんが書いたの
お姉さんう・・・うん・・・げ・・・源氏物語って題名にしようかと・・・思ってたり・・・思ってなかったり・・・
ピグミャン源氏物語・・・聞いたことあるぞ・・・ってことはお姉さんは・・・清少納言
お姉さんあの女とだけは一緒にしないで
なぜかそこだけは強く否定されてしまいました
お姉さんわ・・・私は藤原香子(フジワラカオルコ)
ピグミャンごめんごめん〜そう言えば昔歴史のテストで
源氏物語の作者=清少納言って書いたたせいで0点取ったこと合ったっけ(←0点となるとそこだけのせいではないぞ(天の声))
源氏物語の作者が香子ちゃんって名前だったのは知らなかったよ
香子ちゃんよろしくね
香子あ・・・あなたは誰ど・・・どこから来たの
ピグミャン自己紹介が遅れたね、やぁピグミャンだよ
約1000年後の未来から歴史の勉強をしにやってきたよ
香子み・・・み・・・未来から・・・
未来は・・・いったいどんな風・・・なの・・
ピグミャン未来ではみんな真っ赤なほっぺを落としたり、黄色いバナナの皮ですべったりしてるよ(←それはあなただけ(天の声))
あ、香子ちゃんもバナナ食べる
香子あはは・・・そうなんだ
一本・・・もらおうかな
ピグミャンでも・・・今の時代も恋愛観は源氏物語の世界と全然変わらないよ
読んでて分かる分かる〜ってシーンばっかりだったもん
香子そ・・・そうなのそれなんか・・・嬉しい・・・
ピグミャンピグミャンお歌うたいだから恋愛の歌詞を書く時のお勉強にもなったよ
(←あなた持ち歌に恋愛ソングほとんどないよね?(天の声))
香子ピグミャン・・・お歌うたいなの
歌・・・ちょっとだけでいいから・・・聴かせて・・・
ピグミャンもちろん
ピグミャンは「LOVE MAIL」を歌いました
香子ピグミャンのお歌・・・素敵・・・私の時代の和歌みたい・・・
ピグミャンそんな・・・日本の歴史に残る名歌と比べられたら急に恥ずかしくなってきたよ
そうしてピグミャンと香子ちゃんは恋バナをしたりして
だんだん仲良しになりました
香子ピグミャンと話してるの・・・とても楽しい・・・
ピグミャンねっピグミャンこそ香子ちゃんと話してると時間が経つの忘れ・・・
ってそろそろ未来へ帰る時間が来ちゃった
香子ピグミャン・・・帰る前にひとつだけ・・・聞きたい・・・
私の書いた源氏物語・・・いちばん共感した女の人は・・・いた
ピグミャンう〜ん、そうだなぁ・・・どの人もみんな魅力的だったけど
ピグミャンはやっぱり紫ちゃんが好き
香子えっ・・・
ピグミャンどの女の人も魅力的なんだけど、紫ちゃんだけは何か違う
光源氏は相当なプレイボーイだけど紫ちゃんだけは一生特別だったと思う
あと・・・なんだか香子ちゃんに似てる気がする
香子ピグミャン・・・私の小説・・・”ほんとうに”読んでくれてありがとう・・・
ピグミャンピグミャン香子ちゃんの文章の大ファンになっちゃったから
本当は香子ちゃんの「日記」も読みたいくらいだよ
それじゃあまたね・・・ツル~っ
香子ピグミャン、大丈夫???
ピグミャン大丈夫大丈夫、いつものこと
さっきモグモグしたバナナの皮ですべっちゃっただけ
まったくマヌケ過ぎて自分があはれになっていとおかしだよ
香子あはは使い方めちゃくちゃ
そんなかんだでピグミャンは無事現在に帰ってきました
現在
あぁ~楽しかった
どれどれ
歴史の教科書で
香子ちゃんの活躍をチェックしよう~っと
あれ・・・香子ちゃん教科書に出て来ないな
「源氏物語」で調べて見るか
ん・・・
源氏物語・・・作者・・・紫式部
香子ちゃん・・・紫式部だったんだ
紫式部は平安時代の女性作家で代表作には日本初の長編小説「源氏物語」や「紫式部日記」などがある。
「あはれ」と言う表現を多用したことでも知られ、「枕草子」にて「いとおかし」を多用した清少納言のライバルとも言われている。
紫式部という名前はペンネームであり、源氏物語を初めて読んだ親友が一番好きだと言ってくれた「紫の君」から取ったとのこと。
その親友が誰のことなのかは未だに学者達の間でも解明されていない。
香子ちゃん・・・
ん?まだ続きがあるぞ
・・・近年の研究では「源氏物語」に続編が書かれていたことが分かった。
主人公のすべる源氏がほっぺの君と一緒にほっぺを落としたりバナナの皮ですべる物語だったが、
あまりにもマヌケ過ぎるため出版を断わられたとのこと。
あちゃぁ〜っ
そんなかんだでほんのちょこっとだけ未来を変えちゃったピグミャンでした
チャンチャン
久しぶりの時間旅行シリーズ楽しんでもらえたかな
それじゃあみんな・・・
風邪などに気をつけて素敵な11月を過ごそうね
またね