物理を知れば世の中がわかる (PHPサイエンス・ワールド新書)/竹内 淳
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ラグビーなどで、体重が自分より1割重い相手を
ぶつかって止めなければいけない場合、
こちらのスピードを1割高めれば
運動エネルギーが相殺され、止めることができるそうです。
こんな感じでわりと身近に物理の話をしてくれる本でした。
あとは、「ベルヌーイの定理」という定理が、
妙につぼにはまる定理でした。
大雑把に言うと、風速が上がると、その部分の気圧が下がり、
他方から圧力がかかり、揚力が働く、というものです。
例えば ∩ こんな形の半円があったとして
膨らんでる上の部分は空気の流れが速くなり、
気圧が下がるので他の空気がなだれ込み、
上方向への力、揚力が働きます。
飛行機が空を飛べるのは、
エンジンより何より、この揚力を使っているからだそうです。
揚力、侮れないですね。
このベルヌーイの定理を身近に試すこともできます。
ティッシュペーパーがありましたら、両手でティッシュの両端を
持って、下に垂らしてください。
ティッシュの前面を、ティッシュと水平の方向に息を吹いてみると、
ティッシュが、引っ張られるように、前方に棚引きます。
ちょっとおもしろいです。
満員電車とかでも、すいてる所には、ばーっと人が流れ込みますが、
それと同じ原理なのでしょう。
また、鳥はなぜ飛べるのか気になって、鳥の羽の形を調査し、
∩ 羽にこういったアーチ上の形状が共通していることを
調べ上げたリリエンタールという人がいるのですが、
この人、
自身で飛行実験をして、事故で亡くなっています。
飛行実験の成功者といえばライト兄弟ですが、
彼らにも影響を与えている人物だそうです。
こういった歴史の陰に隠れた立役者には
少し惹かれますね・・・
END
メモ:
・BMI 体重=23,5×身長×身長
・揚力÷抗力 = 揚抗比
飛行機は揚抗比18 → 380トンを動かすのに
21トンの推力で事足りるという意味