レンタルの考え方 | ルサンチマン ブログ

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レンタルの法則―おもしろ雑学事典/著者不明
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レンタルをキーワードに


世の中のいろいろなところに


見られる「貸し借り」について


書かれた本です。ざっと読み。



 戦国時代の下級武士を


ある意味、戦場を借りて戦う


実力主義のパートタイマー、


と表現していたのが面白いです。



 (逆に江戸時代には、


そういった野武士がごろごろいては


危険なので、戦力・治安管理として


武士を終身雇用していったようです。)


 


 た、金融のルーツは、


奈良時代の「出挙(すいこ)」にあるそうです。


種子など食物の育成・収穫に必要なものを


神から借りる「出挙」、という態で得ていたため、


秋の収穫祭りなどは、神へのお返しという


意味合いがありました。


 さらにこの収穫を税(律令)として国がとり、


国も収穫に必要なものを渡すことで、


神や税を仲介とした貸し借りが行われ、


それが奈良時代の律令国家を形成して言ったそうです。





 融で言ったら、


江戸時代は関東は金貨、


関西は銀貨で商取引が行われていたのですが、


その二つを両替する役割として


本両替を行う業者を16件だけ認められていました。


(この本両替がのちの


三井、住友、鴻池などにあたるそうです)



 そして、これらの選任業者に反対したのが


田沼意次という人です。


田沼というと、


賄賂をもらった悪人という


イメージしかなかったのですが、


ネットでちょっと調べてみると、


政策も自由化傾向で、当時としては


良くも悪くも革新系の人物だったようです。


このあたりが、ダーティなイメージを


つけられてしまう由縁かもしれません。



こういうのを見ると、


歴史が何を悪とするのか、


誰にとっての悪なのか、


気になります。




瀬直樹が著書でよく二ノ宮尊徳について


言及していますが、


田沼とともに、同じ江戸時代で、


同じく金融に関わった人です。


一方はダーティで、他方は勤勉の見本。



この二人は何が違うのか、


もうちょっと色々読んでみようと思います。


END


メモ:
・文字の起源 → 貸し借りの証拠として
商取引がルーツ
・貸し借りは自己完結でない
 → 絆を作る仕事としてのレンタル屋
・レンタル店舗、テレビ会議室レンタル、情報の貸金庫
・プロテスタントの王を他国からレンタルしたイギリス