ルサンチマン ブログ -14ページ目

ルサンチマン ブログ

わかんないことだらけ

電脳強化環境―どこでもコンピュータの技術と展望/ピェール ウェルナー
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 十五年前の本ですが、そこまで古さは感じませんでした。

 プロジェクターのようなもので机の座標に資料やデータを投射して、
その映像に触って書き込みや入力などの作業ができる、というような
デジタルデスクが紹介されていました。
 

 資料やデータを携帯でき、作業や資料の引き出しができるとういうことは、
あるいみデスクが携帯できるようになるということかもしれません。
 でも考えてみたら、ノートPCやクラウド化でそれはほぼ現実化していますよね。
 
 触れる投射映像が携帯できるようになるということは、空間やオブジェクトを
携帯できるということだと思います。
 これが発展していったら、真っ白い部屋に自分のオフィスを投射・オーバーレイするなどして、
オフィスも携帯できるようになっっちゃたりするでしょうか?

 投射じゃなくて特殊な眼鏡に電子オブジェクトを表示するようにすれば、必要なのは
眼鏡とタッチペン的な物のみになりますかね。
 

 眼鏡かけたサラリーマンが何もない空間を触ってる光景が、
未来の普通の風景になるかもしれません(笑)
なんか電脳コイルっぽい世界ですね。


メモ:
・ビデオデスク彫刻 - ディスプレイの中に立体作れる
・chameleon プロトタイプ

知識社会のゆくえ―プチ専門家症候群を超えて/木場 隆夫

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術がことがらを数値に分解し、より数値の高いものが
選択されるようになるとういうことは、人がどう感じるかよりも、
外部で確立されたそのような知識・技術に人が従うことを
強制されるという状況を生み出すようです。
 
 行動の意思決定は専門家に依存するようになり、
専門家もコンピュータに依存するといったふうに、
なるべく感覚的でないロジスティックな決定をするようになると、
逆に窮屈さを感じてしまうという逆説があるようです。


メモ:
・情報化によって政府の地位低下 
→ 一般論の政府決定じゃ後追いになってしまう
・情報への従属と無力感 
- 何がほしいか何になりたいか疑問出しては消し続ける
・エリュール『技術社会』
・市民組織自体が利益団体の代弁者に

司馬遼太郎 歴史歓談/司馬 遼太郎

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 本は戦の参加人数の規模がヨーロッパより大きいそう。
関が原なんかが顕著で、それだけの規模だったために日本中の人が
出来事を共有して、日本人意識を形成するのを手伝った、という見方が書いてありました。

 戦後身分も固定されていき、大阪の陣は一種の浪人問題・負けたほうの戦後保障
という意味合いがあったそうです。


メモ:
・石田光成の毛利への出陣要請の手紙→家康に途中でとられた
・ミシュレ『フランス革命史』 思想や政治への情熱以外にセックスの力が働いている
・日独伊 - 植民地、国内資源なし → 人口と技術だけある
・西田幾多郎に影響与えた清沢満之
・初のナショナリスト - 勝海舟
・近世文学 - もう少しお金があったら劇は悲劇は避けられた
という描写増える
・鴻池 - 大阪の酒屋から金貸しに
・江戸、大阪 - 歌舞伎、相撲などのガス抜きの場
・坂本竜馬 - 才女好き
・教養主義の商人 - 2代目で没落
・移動に価値を与えた信長
・核 - 兵隊の人件費要らない

フランケンシュタイン・コンプレックス―人間は、いつ怪物になるのか/小野 俊太郎
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「怪物とたたかう者は、みずから怪物とならぬようにこころせよ。
なんじが久しく深淵を見入るとき、深淵もまたなんじを見入るのである」 byニーチェ

 

 々な怪物寓話の背景を推測している面白い本でした。

 『フランケンシュタイン』の話は、電気の刺激で生命が動くといった当時の科学観が
反映されており、SFとしても、人とロボットの境界を描いた作品としても草分けだったようです。
当時20歳の女性がこの話を書いたというのも驚きです。

 また、『ジキル博士とハイド氏』の話が、増長する下層(ハイド)と不安な中流(ジキル)という
当時の社会の世相を現している、という指摘が面白いです。

 ドラキュラの話に描かれた世界も、手紙を出せばしっかりあて先に届き、
ドラキュラが国外逃亡した際は、保険会社のロイズの船舶情報によって行方が
わかってしまうといった、情報社会の黎明期が描かれているそう。
 ドラキュラ自体も、人の血を吸う=自分のメンテナンスを人間に依存
するウィルス、あるいは新しい血を吸って生き残り続ける古い世代の象徴ともとれるようです。


メモ:
・男のヒステリー - 相互連帯で克服
・進化論 - 動物への博愛芽生えるが、野蛮に先祖がえりする恐怖も
・近代 - 血縁共同体から利益共同体へ 顔見知り以外で共同体つくるため「共感」の必要性
・人造人間 - 人の平等が無条件に与えられないことの証左
 - 人間らしくしないと人間として扱われない
・生殖技術の発達 - 自分の力で運命を変えるのでなく、お金で買えるように
・システムのブラック部分 - 仕組みはわからないけど動いてるからOKという先送り
・声の蓄音機としての新聞の登場
・『透明人間』 サラリーマン研究者が登場した時代
たとえ目の前に存在しても、つなぐネットワークがなければそれはただの異物と化す
・オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』
生まれつき五段階階級が存在する世界
胎児の段階で酸素量調整で知能や教育への関心に差 - 階級を固定
工場があるのに農業を廃止しない - 全体の3分の1の人を土地に縛るため
管理社会に嫌気がさした主人公は自給自足をはじめるが、マスコミに取材され映画にされてしまう
・『ジュラシック・パーク』人間が操っているシステムが自然とかけ離れたものでないという事
・『A.I』人類が絶滅したのに、母を求め続ける子供型ロボット
 - 人間の様式だけが模倣され続ける
・『マイノリティ・リポート』多様性保ちながら、管理されている社会
システムを閉じたものにすると、違法も起こらないが、暴走したときに人が介入できない
・『キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン』身分証明の危うさ
本人より資格を重視→なりすまし可
・アナログ時計 - 仕組み見える 、 デジタル時計 - 仕組み見えない
・自分も怪物になりえるため、モンスターというレッテルを相手に貼る
・『渚にて』放射の風、地球の外には出られない、エコシステムという閉じた環境

パソコンで探る生命科学シミュレーション―進化・免疫・エイズ・ガンを見る (ブルーバックス)/神原 武志
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細胞から分泌されるサイトカインという物質は、多義性の情報伝達物質として、
免疫反応、神経細胞の成長促進、間接の炎症、がん細胞の増殖をコントロールする
メッセンジャーの役割を担っているそうです。
 

各細胞はサイトカインの場から、自分に関係のある情報のみ発現させるのだそう。
 私達もネットの中から自分に必要な情報を抽出しますが、
個人的にはそれに似ているような気もします。

 

メモ:
・ストレスは免疫の働き悪くする
・結婚や恋愛感情のピークが4年間の理由の仮説
ー 赤ん坊の自立まで4年間は父の手助けが必要なことから
・行動パターンは遺伝するか?
よく鳴いて雌をひきつけるコオロギのオスの子も、よく鳴く子が生まれる傾向
・ポマト - 地上でトマト、 地下でポテト but 種つけない
・バク 「自己組織的臨界現象」
外部刺激に対して柔軟性あるが、中からの小変化の連鎖で大変化が起こることも
・ライフゲーム コンウェル

ウェブを進化させる人たち (NT2X)/著者不明
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本のIT産業はサービス指向型で、googleのように
新技術から新しいビジネスが生まれることが少ないそう。

 紹介されている人の中で、農業、工業の次にくるものとして今のIT産業を
インフラとしての脳業と表していたのが面白いです。
 あとは、インターネットで世界が繋がったといわれますが、スムーズな翻訳システムなどで
言語の壁がなくなれば、船や飛行機で大陸がつながった時のような変化が起こるのかもしれません。

 

メモ:
・ロングテール
ヘッドの情報はリクルートが提供、テールはコンテンツ連動型、リスティング広告で
・求人のインターネット広告市場 - 900億
・純粋なネットビジネスなくなる - 経済規模そのものがネット産業の規模に
・インフォバーン gizmodejapan
・ソーシャルニュース digg.com newsing
・Alexa ー サイトの訪問状況調べる
・日本の広告費 1位化粧品 2位化粧品
・3D OS Croquet
・モバイルを意識した店
・日本経営者人材少ない
・売れる商品 - 棚のスペース次第 - 店舗はメディア
・インフラとしてのSNS
・国産検索エンジン SAGOOL
・F-ZERO - ドリフトで加速する
・すべてを情報化するグーぐる
・SNS - 所属コミュで身元をプロファイルされてしまう
・伊藤譲一

金融ビジネス論―お金の不思議から業界再編の行方まで/富樫 直記
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 デジ化によってテレビで双方向決済・自分の支払いの確認もできるように
なっていくのだそう。テレビがATMになると例えていたのが印象的です。

 

 銀行業も競争社会への移行で、時価総額を上げるために
個人向けのリテール金融の強化が叫ばれているようです。
 どれだけの数の客を相手にできるかにかかっているので、
人口密度の高い地域を狙ったほうが効率的・効果がでかいそう。


メモ:

・オプション取引 ー 価格の変動のリスクを抑える
・地方は高齢者多いため預金は増えるが、農業中心なため貸出先がない
・マーケティング ー 販売促進なしにおのずから売れるようにすること
・貸 ー 使える金、 借 ー 運用してる金
・投資銀行が不良債権を横流し ー 債権流動化
・ライブドア事件、株式百分割 ー 株券刷って届くまで二ヶ月かかる
ー その間間株主は株売れないことを利用
・会社の自己資本 ー 簿価
・経営上の自己資本 ー 将来利益出す力
・時価総額 ー 株価*株数 市場の期待度
・リボ払い ー 毎月一定額支払い But利息分増える
・小売、携帯業の金融参入
・オンライン処理 ー ダイレクトに東証と取引できる
・金融業の国境を越えた合併 ー 米国はアジア、日本の消費者金融へ
90年代日本 貸し渋りで中小消費者金融は淘汰 ← シティが目を付けて買収
事業再生ファンド興隆
・英 1986 金融ビッグバン 「社会保障法」公年金の縮小・個人の私的年金加入OK
・プライベートバンキング ー 4世代以上のファミリービジネスや
新興富裕層の資産運用を担う ー 世の中の産業構造、起業税制富への考え方の鏡
・メガバンクの外国人投資家持株比30%
・野村證券の合併
・郵貯 総資産265兆
80年代後半から90年代前半に高利の定額貯金 ー 2000年頃に大量満期
・世界の時価総額ランキング トップ15の中の4つが金融業
・産業別IT支出 放送・通信16.7% 金融15.6%

開国前夜―田沼時代の輝き (新潮新書)/鈴木 由紀子
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 明治になり開国し日本は大きく変わりましたが、
江戸時代にその変化の下地をつくっていたのが、田沼意次(1719~1788没)が政権を担っていた
田沼時代なのだそうです。また、多くの災害に見舞われた時期でもあったそう。

 

 田沼意次とも関係があったと言われる本草学者で発明家として知られる平賀源内が
鉱山採掘に着手していたこと、少し前の時代に、晩年は錬金術というオカルトにはまったといわれる
ニュートンが造幣局に勤務し適切な金ー銀レートを設定したこと(あまり有名ではないですが、
なにげすごいことな気がします。オカルトでなくまさに錬金術。)など、
このあたりの時代は「金」に関わった人物がやたら目に付く気がします。
 
 壁を越えて流通する莫大で万能なエネルギー「金」が、歴史を動かしている、そんな時代の始まり
だったということでしょうか。
 
メモ:
・長崎貿易 ー 金銀の枯渇を補う
・田沼 ー 年貢に限界 ー 間接税の導入
同業仲間組合作らせる ー 商品流通過程つかめる
営業権独占株仲間の発生 ー 幕府への冥加金、癒着へ ー 物価高の危険性
・和製砂糖の国産化、朝鮮人参の国産化
・1760英産業革命 1776アメリカ独立宣言 1753リンネ「動植物誌」
・蝦夷開拓の目的 ー 金銀鉱山の発見、ロシアに対する通商、防波堤
・最上徳内 アイヌは日本人と同種族と主張した人物

マンガ 化学式に強くなる (ブルーバックス)/鈴木 みそ

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 ルが結局よくわかりませんでしたが、いい漫画でした。


メモ:
・太陽 ー 水素とヘリウム
・原子の外殻の電子8個(満員)が安定
→ 足りない場合他から取ったりあげたりする
電子はエネルギーの低い内側へ行き安定しようとする
→その時余ったエネルギーを光として放出
・周期表の左下に行くほど陽イオンになりやすい
・エネルギーの低い状態は安定している
安定になろうとする流れが自然の流れ
・水素原子と酸素原子が含まれていると水ができることがおおい
→ 水は極めて安定的な物質
・水分子1モルの中に6.02*10^23乗個水分子
・1モルの気体はすべて体積22.4ℓ