こちらはシリーズものの記事となっています。
最初から読みたい方はこちらからどうぞ。
衝撃（でもない？！）の告白をしてしまいました、わたくし。
約1年半前くらいに出会い系サイトに登録したと。
（詳しくは最初から読んでみてね）
プロフィールを書き（気をつけて極力エロエロな人からコンタクトが来ないように）
プロフィール写真を選んで載せ（もちろん自分の写真ではなく、花の写真とか）
ハンドルネームを決めて自分のページの体裁を整え、初日は終了。
家出をしてからというもの、気持ちが常に不安定でした。
（家でいても不安定は不安定でしたけど
）
子供と生まれて初めて長い間離れた心細さ。
結局、夫は自分の実家に子供を即預けてたので
私の「どれだけ大変なことなのかわかればいい」という
目論見も外れ、わかってもらいたいことがわかってもらえないだろう無念さ。
この先が全く見えない不安。
やり直せるかどうかだけでなく
このまま子供とも会えなくなってしまうのでは？という不安。
そして、なんとなく予感していたこの後の展開。
おそらく、良いようには展開しない…そんな予感。
なんだか、怖かった。
でもサイトで登録業務（？）をしているときは
そのことだけに集中できて、余計なことを考えずに済みました。
プロフィール、なんて書こうかな？？
どういうハンドルネームにしようかな？
登録した後は、どうすれば良いのかな？？
そのことだけで頭を占めていられる少しの時間が、
私にとってはホッと一息つけるものだったのかもしれません。
２、3日経つと、メッセージが何通か来ていました。
メールを開く時のちょっとしたドキドキは
久しぶりに味わう類のもので新鮮だった。
大体は、「ちょっと軽いなぁー」「馴れ馴れしいな、この人」などと
思えるものでしたが、お一人、とても好感の持てるメッセージをくれた人がいました。
普通にメールでくるようなメッセージ。
言葉遣いは丁寧だし、自分のこともきちっと書いて来ている。
押し付けがましくなく、余裕のあるオトナって感じ。
軽い、馴れ馴れしいメッセージを送ってくる人って
大概、余裕のない人です。
・さっさと会う方向に持っていきたい。
・自分のことは一切語らず、人のことばかり聞いてくる。
・言葉遣いが丁寧ではない。
・距離の詰め方がいきなりすぎる（一歩のストライドが非常に大きい）。
なんか、必死やん！！
って感じなんです（笑）
（どんだけ飢えてるねん！って）
奪われる感が半端ない！！
そういう人は、完全スルーです。
返事も出しません。出す気も起こらない…
その丁寧なメッセージをくれた方は、確か…53歳くらいの人でした。
年齢がそこそこ離れていたのも私の中で、なんとなくの安心材料となって。
返事をしました。私も丁寧に。
すると、次の日にはまた返事が来ていて…。
少しづつ、少しづつ趣味の話などをして
楽しくやりとりさせてもらっていました。
その方、ものづくり系をされる方で。（趣味の範囲でですが）
DIYとか、レザークラフトとか。
その写真なんかも送ってくれたりしました。
あぁ、出会い系サイトって意外と普通なんだなぁー
そんな風に感じて、ちょっと安心したのを覚えています。
入り口、切り口がどうであれ
利用する人は様々なんですよね。
これは、この後も所々で感じていくことになります。
（続く）