こちらの記事の続きです。
夫が不倫していたことを知ってから５ヶ月。
まだまだ心は生傷だらけ。
そうそう。せっかくなので書いておきます。
人の心の動きって面白いなぁーと思ったので。
面白い、っていうのはワハハと笑えるような面白さじゃなくて
「興味深い」という意味での面白さ。
夫から不倫のことを激白されて
まず私の中に湧いた感情…
それは、怒り
でした。
アドレナリンが吹き出して、5日くらいは怒りでなんとか乗り切った感じ。
その後、激しく落ちました
どこまでもどこまでも…
奈落の底へと落ちました。
悲しさに襲われて、息をするかのように涙が溢れて止まらない毎日。
その時に思ったんですよね。
（私、心理カウンセラーの資格を持っていたので）
あぁ、本当にショックなことがあった時って
人はまず自分の心を守るんだなぁー。
習った通りの反応しているなぁ、私って。
とね。
いきなり悲しみを感じてしまうと
自分の心が耐えられない。
その悲しみを受け止める器がないから。
だから、まずは臨戦態勢をとる。
自分の心を守るために。
その後、本当の感情が顔を出す。
私の場合は、悲しさと寂しさ、やるせなさでしたね。
この感情に10ヶ月ほど苛まれることになります。
向き合ってもらえなかった悲しさ。
（これは不倫云々の前から私が感じていたもの）
心を開いてもらえなかった（と私が感じた）寂しさ。
その他諸々のやるせなさ（感情のごった煮状態）。
家出もね、わかってもらいたくてしたところがあって。
これだけ嫌だと言ってるのに
どうでも良いことで嘘をつく夫。
そして、それは私のせいだと宣う。
なんか、甘えてるなぁ、この人。
甘ったれてるなぁ。
そう思ったんですよね。
私はズタボロの中、荒れた娘のケアもしてきた。
自分のことで精一杯だったのに。
登校に支障が出たので毎日学校まで送り届けて。
下校も迎えに行って。
毎日毎日、フラフラになりながらそれらを繰り返した。
夫は相変わらず、帰りが遅い。
何をしているのかは、わからない。
早く帰ってこようと言う意思は感じられなかった。
できるだけ、家に居たくない、そんな感じだった。
私だってこの現実から逃れたかったのだけど。
そうやって子供のケアも放っておいて
私の心の回復だって協力的ではなくて
嘘をついて、それが私のせいだと。
目を覚ませばいい。
一体、どれだけ大変なのか思い知ればいい。
自分がどれだけ甘えているのか、わかればいい。
そんな思いで家出をしたのでした。
でもねぇ…
全然、目を覚まさなかったですけど（笑）
私が家出したその日、速攻、自分の実家に娘を連れて行ってました。
あぁ、話が脱線しすぎたー。
で、家出してみても、夫は全くわかって居なさそうだし
この先の行く末に不安を感じて気休めのために私が訪れた場所は
いわゆる
出会い系サイト
でした。
色んな思いがありました。
もちろん
に書いたようなきっかけもありますし。
（不安だったとか、自信喪失したとか、気休めとかね）
あとは、「男の人」のエッセンスが足りないって言うのもありました。
それは、何も「性」に絡んだことではなくて。
なんと言うか、男の人の優しさに触れたかった。
優しくしてもらいたかったし、自分が「女性」なんだということを
感じていたい、確認したいというのもあって。
優しい言葉がけとか、そういうの。
不倫されるって
女性としては見てもらえてないってことだから。
（色んなパターンがあるから一概には言えないですけど）
私って、女性として見てもらえるのかな？？
って純粋に試したくなったのもあります。
ちやほやしてもらえるのかな？とかね。
でもね…
やっぱり怖いわけですよ。
未知の世界過ぎる！！
なんとなく、イメージとしては
エロエロな人たちがわんさかといる
って感じだし、どうしても…。
（やりたい人の巣窟…みたいな）
怖い！
私、汚れてしまう！
…でも、どんなものなのか見てみたい気もする。
がぐるぐるグルグルと。
もうね。
何日間かは、色んなサイトを見てどうしようか悩む…を繰り返しました。
大縄跳びのタイミングがわからなくて入れない子供みたいな感じ（笑）
で、一つのサイトに目をつけ、登録したのです。
なぜ、そこにしたか？？
それはまず、プロフィールをしっかりと書かせるところだったから。
書かなくても別にいいんだろうけど、そこそこ書いてる人が多かった。
やっぱり、あまりにもライトな感覚のサイトは
色々とトラブルが多いんじゃないかなぁ？と思いますしね。
出会い系サイトだけど（笑）しっかりしてるのかな？というところを選びました。
あと、そこはブログみたいなのを書けるんですよ。
自分の想いとかを吐き出せる！
匿名で、私がどこの誰かわからないままでも
私にあったことを書いてスッキリすることができるんじゃないか？！
そんな理由もありで、ある一つのサイトに登録したわけです。
怖かったけど、登録してみて良かった。
一歩、未知の世界に踏み出してみて良かった。
そう思えることがその後私に起こってくることになります。
（続く）