特設艦船戦史 雑想ノート -19ページ目

特設巡洋艦(特設運送船)「赤城丸」

【特設軍艦】

特設巡洋艦「赤城丸」

 

 

【排水量】

7,386トン

【速力】

19.0ノット

【装備】

15センチ単装砲4基、8センチ単装砲1基、7.7ミリ単装機銃2基

【搭載機】

水上偵察機2機

  

 

昭和17年3月下旬

【編成】

(北方部隊)

第五艦隊〔司令官:河瀬四郎中将〕

 第二二戦隊〔司令官:吉良俊一少将〕(基地:釧路) 通称:黒潮部隊

 特設巡洋艦「赤城丸」

         「粟田丸」

         「浅香丸」

 

 

昭和18年10月

特設巡洋艦籍より特設運送船籍に艦籍変更。 

 

 

昭和19年2月17日

「第四二一五船団」

【編成】

第四二一五船団〔指揮官:「香取」艦長 小田為清大佐〕

 特設運送船「赤城丸」

護衛部隊

 練習巡洋艦「香取」

 第四駆逐隊 「野分」「舞風」

0400頃 トラック泊地を出港

0430 船団は艦上機10数機の攻撃を受けるが撃退。 

0630 船団は北水道を通過。     

0716 船団は戦闘機と急降下爆撃機による第二波の空襲を受ける。

0955 船団は第三波による空襲を受け、その攻撃により「赤城丸」が被弾炎上、沈没した。





【参考文献】

テーマ一覧「主要参考文献」を参照下さい。 

 

調査未完のため、今後、大幅に加筆・改訂を予定しております。

 

初稿  2005-12-04

第2稿 2005-12-17 一部加筆

第3稿 2006-01-04 一部修正・加筆

特設巡洋艦(特設運送船)「護国丸」

【特設軍艦】

特設巡洋艦「護国丸」 

 

大阪商船(アフリカ東岸経由南米航路用貨客船の第三船)

姉妹船「報国丸」(第一船)、「愛国丸」(第二船)

【竣工】

【徴用】


特設巡洋艦となる。
【排水量】

10,439総トン

【速力】

20.9ノット

【装備】

15センチ単装砲8基、13ミリ連装機銃2基、53センチ魚雷発射管2基

【所属】




昭和18年1月下旬

「丙一号輸送」

東部ニューギニアのウエワクへの陸軍部隊輸送作戦

19~23日 ウエワク着

【編成】

丙一号輸送部隊

第一艦隊・第九戦隊〔指揮官:岸 福治少将〕

 軽巡洋艦「北上」(旗艦) 「大井」

第三水雷戦隊

 駆逐艦「初雪」「敷波」 

 特設巡洋艦「護国丸」「愛国丸」

 特設潜水母艦「靖国丸」

 特設運送艦「筥崎丸」「讃岐丸」「相良丸」

 特設敷設艦「新京丸」「寿山丸」

    ?   「新玉丸」



昭和18年10月1日
特設運送船(雑用船)に艦種変更。 

 

 

【特設特務艦船】 

特設運送船「護国丸」


昭和19年8月

「ヒ七十三船団」

タンカー9隻〔特設給油船「東邦丸」(飯野産業東亜丸級タンカー)〕

貨物船4隻〔特設輸送艦「讃岐丸」(元特設水上機母艦)、特設運送船「護国丸」(元特設巡洋艦)、「吉備丸」(元陸軍上陸用舟艇母艦)ほか〕

給糧艦1隻

護衛隊

軽巡洋艦「香椎」

特設航空母艦「雲鷹」

海防艦5隻〔「千振」ほか〕
 

昭和19年8月25日

「ヒ七十三船団」と護衛艦艇は門司港を出港。

 

昭和19年9月5日

シンガポールに到着。

被害無し。


【参考文献】

テーマ一覧「主要参考文献」を参照下さい。 

*大久保彦三氏のコメント欄も参照下さい。

 

筆者注:調査未完のため、今後、大幅に加筆・改訂を予定しております。

 

初稿  2005-12-04

第2稿 2005-12-12 一部修正

第3稿 2005-12-23 一部修正・加筆

第4稿 2006-08-13 一部加筆



特設航空機運搬艦「五洲丸」 

【特設軍艦】

特設航空機運搬艦「五洲丸」 

 

五洋商船 貨物船

 
【徴用】
昭和15年12月 特設航空機運搬艦籍に編入 
【船籍変更】
昭和18年10月 特設運送船(雑役)に船籍変更
【排水量】
8,592トン 
【速力】
17.0ノット
【搭載機数】
水上偵察機2機 

甲板上に約10機の単発機を並べ、艦内には修理工場や部品倉庫があった。
基地航空隊用にガソリンや爆弾等の補給を任務についていた。


昭和17年1月
カビエン攻略作戦に参加。

昭和18年10月
特設運送船(雑役)に船籍変更。
【参考文献】
テーマ一覧「主要参考文献」を参照下さい。 
 
調査未完のため、今後、大幅に加筆・改訂を予定しております。 
 
初稿  2005-12-04
第2稿 2005-12-16 一部加筆