イタリアンシェフのため息/Piccolo Piazza -218ページ目

もったいない繋がり、透明人間だったら食べてしまうのに。

松の実がはじかれて戻って来るパスタの話、もったいない。

ゴルゴンゾーラのニョッキのソースも結構な割合で戻ってきます。

わざわざパンを付けてお出ししているのに。

生クリームを煮詰めて、ゴルゴンゾーラチーズを入れ、ジャガイモのニョッキを入れて絡めるだけ。
仕上げに、パルミジャーノと黒胡椒をかけて。ソースを残すのが理解出来ません。

フィッシュソーススプーンをフォークと一緒におだししているのに、わざわざフォークにニョッキをさしてソースに絡めずに食べる。チーズ嫌いとしか思えぬ愚かな食べ方。

そして、スープは飲むくせに、コンポートのソースは一口も飲まない。
ソルベットにすれば食べるんですけれども、はしたない行為と思うのか。

牛頬肉の赤ワイン煮込みのソースもパンがあっても食べない。
これ、キノコを入れてパスタのソースにすると食べるくせに。
エキスたっぷりのソースを食べずして肉だけ食べるのって
うな重のご飯を残して鰻だけ食べるのと同じ。
滋養と旨味の詰まったソースを残す愚かな行為。

晩餐会ではタブーと書いてあるブログも見ますが
給仕人が食べる人の数より多い食事会は、普通はありえないので。

さすがに、フランス在住の友達夫妻はしっかり奇麗に食べてくれたので
安心しましたが。

家族連れでも誰かが食べ残したものをほっておく事が多くなりました。
皆で取り分けて食べているのですから、「あら食べないの」「残しては駄目よ、頂戴」
っていって食べる光景見かけなくなりました。

ピッツァのはじっこを残すのがローマ子の流儀だとおっしゃる方もいます。
「手で持った所を食べるなんて」って言う方もいます。

そう言えば、

松茸の土瓶蒸しをスープだけ飲んで
中の具を全部残して立ち去った会社員4人組の隣に座っていた友達は
係の人が下げに来る前に、思わず手を伸ばして食べようかと思った
と言っていた事を思い出しました。

透明人間だったら、かたっぱしから食べていくのにな~ぁ。

マントバーナと松の実

卵白と生クリームと砂糖とヴァニラビーンズの焼きパンナコッタ

生クリーム系が好きな日本人には大人気なドルチェ

パンナコッタを食べた事がない人でも一口食べれば虜に

しかしゼラチン固めのパンナコッタしか食べた事がない人は

その味を語る資格はないので。


今回その副産物で作った松の実とアーモンドが入っていないマントバーナも

シンプルで美味しいのですが


マントバーナ/松の実と粉糖をかけて

$イタリアンシェフのため息-マントバーナと松の実
マントバーナと松の実


$イタリアンシェフのため息-マントヴァーナ


次回は、松の実とアーモンドを入れて焼いてみましょうか。

でも、松の実って重宝がられないのです。値段が高いだけなのかもしれないのですが。

インパクトがないので何でコレがッて目で見られがち。

松の実とリコッタのトルタが10年以上前に理解されなかったからなのもしれませんが。

ジェノヴェーセに松の実を使う以外に、パスタに使っても

松の実だけよけて戻ってきたりするので。可哀想な松の実なのです。

うちの店だけだと思うのですが。もったいない話です。

ブリのジェノヴェーゼ

ブリがあって、ジェノヴェーゼのパスタのオーダーがないので

今夜の賄いは、色気なくブリのソテーのジェノヴェーぜ

$イタリアンシェフのため息-ブリのジェノヴェーゼ
ブリのジェノヴェーゼ