自然療法と自然農は同じ軸でつながっている
私にとってそれは「哲学」なのだが
人によっては「宇宙」とか「天」とか「神様」と表現したりする
言葉はなんだっていい
今の世の中に必要な考えだと思うのでご紹介しておきたい
自然農の川口由一さんを紹介した本
『畑から宇宙が見えるー川口由一と自然農の世界』より
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すべての生き物は勝手に生まれてきている、それが自然ということ
「・・・すごいなと思うのは、すべての生物も無生物も、勝手に生まれてきていることです。太陽が生まれたのも、銀河の星々が生まれたのも、地球が生まれたのも、地球の上に人類が生まれたのも、何か目的があって生まれ、今を生きているのではなく、目的があってやがて死んでいくのでもありません。すべて無目的で、それが自然の出来事です。宇宙生命界の出来事はすべて自然で、自ら然らしめるというのはこういうことなのかと気づき、悟り知りました。」
自然は常によくなろうとする営み
「自然は常によくなろうとする営みである。いのちの道に沿っていれば、自ずから然らしめる(自然にそうなる)ということは間違いない」
手作業じゃないといのちと向かい合えない
「手作業じゃないといのちと向かい合えない」自分の手で触り、体を使うことではじめて、生命とは何かという実感を得ることができるのだ
生まれた目的を探すのでなく・・・
「生まれた目的を探すのでなく、自分が必要とされていることは何か、それを見つけた方がいい」
その答えを生きなさい
「問題を解決しようとしないこと。その答えを生きなさい」
川口さんにとってのそれは、どんな社会問題が起ころうが、
今日も畑に行く それが川口さんにとっての答えを生きるということ
「一人一人が自分のできること、やるべきことを選択し続ける。本当に重要なことです」


